チューブとボクサーのコンビネーションの素晴らしさを説いてお願いしてみた。
54日目 夜 宿屋 白い変人
内容は深く応用範囲は広く研究され尽くし良く纏められた素晴らしい本だ。「レェッツ ゴォゥ 魔道具!」と言う名前以外は。
「魔力成型?伸縮が変わるの?大きさ自体が変わるなら…採寸の必要が無い?布面積は何種類か必要なのは仕方ないとしても形状との兼ね合いさえ取れれば問題ないのか?そして俺は男子高校生的な好感度に影響を与えないのか?それとも紐ショーツの時点でもう駄目なのか?そして何故Tバックの人は謝りに来ないの?まさか履いちゃったの、エロっ娘だったの?」
マルチカラーの応用と言うか上位版?錬金の工程が複雑だが制作の手順と材料は一緒だ、やや要求される魔石レベルが上がるかも知れないが錬金術の腕次第なんだろう。
やはり下着が無いらしい、だから街の工房には下着最優先で注文を出していたのだ。でも街の縫製工場の下着では未だ実用レベルでは無いらしい、紡績機織りまでは良いのだが下着の方が難しいらしいんだよ?どうしても立体裁断迄の技術が追い付かないようだ。寧ろ型紙で作らせた洋服の方が出来が良かったよ。
ニットも生産ラインに乗りそうだし街の人の衣料品は充分に揃うはずだ。
製糸段階での魔石粉コーティングもでき始めているからマルチカラーも高価だが実現できるだろう、マルチカラーは色が変えられる事よりも魔力が通る事での耐久性と汚れ防止そして辺境で必要な防御力と異常状態耐性が売りだ。高くても生産ラインに乗せてしまいたい、屑魔石ならそこまで費用も掛からないし粉にしやすいから普及できるはずだ。
「男子高校生がこっそり夜中に独りでブラの型紙まで作って注文出したのに、好感度さんを犠牲にしてまで採寸から逃げたのに。下着の要望書がついに嘆願書になってるんだよ?男子高校生にサラシは蒸れて痒いとかリアルに訴えられても困るんだよ、想像しちゃうじゃん!通気性も必要か~、魔力成型なら一体型で作ってしまえば後は各自で調整できる筈。若干名ほど特注になりそうだが気にしたら負けだ、1名は考えなくても確定してるけど考えちゃ駄目だ。この前スライムさんが一緒にお風呂に入ったって擬態していたけど思い出したら駄目だ、なんの擬態かは聞いちゃ駄目だ!揉んだかどうかも聞いちゃ駄目だ!」
どちらにしても同級生の分は高価な魔石を使うから手作りになる、それに採寸が済んでいるからフルオーダーでも直ぐできる。太ったら知らない。
そして甲冑委員長に作ってあげたらみんなの分も作ってあげろと説得されてしまった、動きに差が出るらしい?合わないと痛いらしい。そしてどう考えても高濃度高ランク魔石の生成と加工、そしてそれを魔法や錬金で加工できる人がいない。魔力を吸収したり防御したりする素材は「至考」で演算しないと効果が出ないし加工に失敗する。そして「魔手」さんなら一瞬で作るのだろう、測って合わせながら。ただしその感触がフィードバックされてくるんだよ?マジで。
男子高校生的には大凡のサイズを知っているだけで悶々として次の日とかに顔を合わせると気恥ずかしくて悶々さんなのにしっかり計測とか詰めて確認とか揺らして調整とか俺死んじゃうよ? 鼻血の海が出来るレベルだよ? きっとその後の悶々と延々と甲冑委員長さんも大変な目にあうんだよ。
やはり妥協案ならスポーツブラだろう。「レェッツ ゴォゥ 魔道具!」の載っていた魔力成型を付与すれば作れるはずだ、取り敢えず悩んでも仕方ないから甲冑委員長さんが帰って来たら甲冑委員長さんでフィッティングして試作してみよう。きっとお揃いのスポーツショーツも必要だ、きっと試作して着けさせたら大変な事が起こりすぐに外されるだろう。うん毎回そうだから間違いない、間違いしか起こらない。
いそいそとスポーツショーツを作る、ボクサーも作る。きっともう俺の好感度さんは駄目かも知れない、深夜に独りでいそいそとスポーツショーツを作る男子高校生に好感度があるとは期待できないだろう。普通事案発生だろう、履かせちゃうし?うん。
自分のも作ろう。ってボクサーだからね?もともとボクサー派なんだよ?うん誰も興味ないよね、あったら逃げるよ。
そして試作の試作だ。仮縫い状態で生地を重ねて行く、ストラップが面倒だ~。でもクロスは捨てがたい!
あっ!チューブだったら簡単だった。
どうなんだろう?付けた事が無いから分からない、多分着けても分からない。いや着けないよ!何で深夜に独りでいそいそとチューブブラを作る男子高校生がそのまま着けちゃうんだよ?それもう事案とか好感度とかそんなちゃちな物じゃやねーって感じだよ!着けるのは甲冑委員長さんだよ!着けるったら着けるんだ!絶対だ。
「スパッツもありだな。うん。」
駄目だ、完全に変態な偏執な趣味の変人さんにしか見えない様な気がするんだよ?何故だろう?
「きっとオタ達なら縞柄以外は認めないとか言い出すんだけど見せないから良いか。男のなんて作りたくないんだよ?楽しく無いんだよ、って別に楽しんでないよ!もちろん甲冑委員長さん着せるのは楽しみにしているよ?それはもう楽しんじゃうんだよ?頑張ろう。「再生」の上位スキルは何なんだろう?」
帰って来てくれないと作業が進まないんだが、帰って来たら作業どころじゃない事が進行するのだろう。きっと進行したまま帰ってこれなくなるけれど決して躊躇することなく進行していくのだ!侵攻するんだよ!そして深行しちゃうんだよ!
「しかしブラにViT10%アップと衝撃耐性(小)って凄くない?そして一体ブラは何の衝撃を小さくする気なんだろう?通気性は試してみないと分からないな~、着衣だな。ありだな!」
ミスリル化装備も順調に配備されているし装備も行き届いて来ている。これでインナーまで効果付きなら底上げ効果も有るだろう、上げ底は許さない。あれは男子高校生の夢と希望と空想の敵だ!騙されて喜んでいる純粋な男子高校生達への謝罪を要求するんだよ!マジだよー!
まあ装備は充分とは言えないがきりが無いのも事実だ、そして何よりもチート持ち29名の団体と言う数は最大の武器だ。恐らく転移者の最大の有利は数による集団戦だ。
多分あの練度で人数がいれば普通の50階層の階層主なら問題なんて無いはずだ。迷宮王だって行けるんじゃないだろうか?
化け物さえいなければ。
まあ滅多にいないだろう、だが此処にも二人いる。いないとは言い切れない。
だが既にLv99で止まり始めている。何かの条件を満たさないといけないのかも知れない以上安全策では成長を妨げる危険性もある。
別に無理して戦う必要なんて無いのに、それでも強くなろうとしている。そんなに頑張らなくたっていいのに?
だから底上げくらいしか俺に出来る事は無いんだろう、どうせもう俺の好感度は底過ぎてもう上がらないんだろう。何階層位だろう?
雑貨屋さんの注文もようやく分散され始めた。減ってはいないが少なくとも桶と籠は工房が稼働したから大丈夫だろう、魔動スチームや魔動乾燥機付きの乾燥室まで作ったから街の需要くらいは賄えるだろう。
製鉄も鍛冶屋のおっちゃんに弟子が増えて行っているし順調そうだ、只鎖国中で武器の売り上げが落ちている。密輸の輸出入に加える手もあるが今はあまり武器を流したくないし内需優先で頑張って貰おう。大分暇になったから武器作りも習ってみたいが内職フラグが立ちそうで怖い、なんで内職さんだけはフラグ誰も折らないの?マジで?
それでもちゃんと大至急が入っている。茸炒飯が気に入った様だ、作れよ!3人分くらいは作れるだろう!こっちは100人分でも不足する単位なんだよ?纏めて作ってしまおうか?卵は足りるかな?
(コンコン。)
「かえった…きた?ます。」
帰って来たようだ。さあ始めようかってまずはお話だよ?だって今日も嬉しそうに帰って来た、満面の笑みだ。話したいことを一杯抱えて来たんだろう。今日も楽しかったみたいだ。
だから沢山聞いてあげよう。嬉しかった事や楽しかったことを、幸せだった1日を。だってたったこれだけの事がずっと出来なかったんだから。
でもするんだよ?もう完成してるし?上下セットで6種類だよ?6回戦も有り得るな。
400件以上の評価を戴き本当にありがとうございます、朝から評価を400以上頂いていたので次話を慌てて書いたのでまた内職~ダンジョンだったりします。超スロー展開中すいません(ダンジョンか内職のお話は遥君が勝手に喋ってくれるんで書くのが楽で速いんです、ダラダラですいません。)。
これからもダラダラと迷走しながら進めていこうと思っております、もし気に入って頂けてお付き合い頂ければ本当に幸いです。




