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その70・王女を待ちながら

ここから第七章となります。

多分、クライマックスになるので人物紹介

A:主人公。現世ではとっても恥ずかしい死に方をしたらしい、今は15歳(※お話の展開如何によっては変更&2019/09/28付で某方向の意見により初期設定を12歳から15歳に変更)の美少年。

褐色(※絶対条件ではない)で筋肉質(※腹筋浮いてるのは必須)の美人と未亡人が好き、戦闘の腕はヘタレ?

15歳までは一種のオートプレイモードで記憶はあるが実感はない。

泣きながらも古龍と交渉したりして色々頑張ってる。

脱童貞したが、いわゆる「ベッドヤクザ」ならぬ「ベッドドラゴン」でそのことに悩んだりする。

転生後の声は田村睦心さんに似ているらしい。


ナビさん:主人公に異世界転生の世話をした人。

主人公が無自覚に裏技を使い、通達を見なかったためにそれをうっかり通してしまったので後フォローに回ってナビゲーターとしてついてくる。お役所はつらい。

いわゆる「管理者」「超越存在」の下っ端。

結構毒舌。

今のところは主人公にしか見えない&声も聞こえない……筈だったが幾つか例外が存在する。

善良そうに見えつつも、多田野曜平さんが声を当てていそうな小悪党っぽい外見という矛盾もある人(A談)


B:異世界における主人公の幼なじみ。(※2019/09/28の設定変更により)ふたつ年上の17歳。

胸は薄いが情けは厚いらしい。褐色で腹筋が浮いているので主人公ストライクゾーン内。

主人公に冷たく接しているが実は…… 声は戸松遙さんに似ているらしい


C:暗殺者、ポニーテイル&マスク以外身に纏わない主義、タトゥがセクシーで巨乳なので主人公ドストライク。

ナビさんの誘導もあって、A暗殺に失敗

その後姿が見えなかったが、魔王の土地(関東平野)において捕らえられ、夢の中でAと甘々姉ショタ人生を送っていた。のちに同じ体験を下Bと何かの「仲間」になる。声は多分、渡辺明乃さんに似ている


Dおばさん:Aの異世界における父の自称元許婚で敵対勢力のボス・恐らくもう出番無し……


E王女:000王国の王女。切れ長の目を持つ日焼けした巨乳腹筋の美人。異様に強く「殺す」と言わず「処す」というぐらい上品だが、それ以上に年齢(20代後半)のことを言うとエセ関西弁で凄むヤンキーモードになる。

古龍、ヘクトパスカルから命を救ってくれたAに口づけして愛人になると宣言。

主人公の愛人になるが、ベッドルームでは「さしつさされつ(意味深)」な関係を望む王家のしきたりに沿うヒト。主人公Aがどーなったかは不明。声は多分、豊口めぐみさんに似ている


傭兵F:隻眼の戦エルフ。一人称「オレ」。魔王ショージ・ガ・イシャーの傭兵で、魔王から配付された米軍のボディアーアーマーにMINIMI機関銃の改良型であるMK46(ベルト弾倉付き)という武装に加え魔剣の類いも持ち歩く。

豪放磊落な所はE王女と同じ。

王剣と呼ばれる魔法を封じた剣を持っていたがE王女との戦いで破損、中に封印されていた古龍、ヘクトパスカルに仲間たちごと殺されそうになったところ、Aの活躍? で助けられ愛人宣言する。

腹筋はあるだけでなく後に結構豊満と判明(95のF。Fだけに)。

声は多分、三瓶由布子さんに似ている


盗賊王G:盗賊都市の王のような存在(実権としては大統領をイメージ)。あらゆる盗賊の技に長け、智慧に優れ、しかもゴージャスな美人。元々は第二位だったが、夫だった先代盗賊王が不慮の死を遂げたので繰り上がって盗賊王になった。Bの憧れの人。

恐らく声は井上喜久子さんっぽいと思う。


未亡人H:褐色巨乳で未亡人の砂漠エルフ。夫とベッドイン前に死に別れたので処女だった。なんかどこかの鉄道に乗ってそうな美女風に時折話す。重度のショタコン。

Fとは古い付き合い。Aの色香に迷ったとはっきり言える人第一号。

色々あったあと、族長として砂漠に残る。

砂漠エルフは日射病や体内水分の蒸発を防ぐ為に香油をたっぷり肌に塗っているので士郎正宗先生が描くスケベな女の人状態。このために薄着で全然問題がないので肌露出もおおく、ヴェール状の衣装という無敵仕様。

声は植田香菜さんがメーテルごっこをしてるような感じだと思う。


Y崎課長:「魔王軍」ことヒノモト22株式会社のそれなりにえらい地位の人……らしい。

部下だったT中とY田をスマホに仕込んだ魔法陣から召喚したサーベルタイガーにあっという間に殺させる非情さを持つ。サービス残業をしない部下は嫌い。

声は悪役モードの花輪英司さんが脱力したような感じ。超金属で出来た名刺カッターとメガネから照射されるレーザーを武器にするサイボーグである。

なお株式会社○○と書いてある社名を勝手に(株)○○と書いて手紙を送ると怒られるので気をつけましょう。


古龍・ヘクトパスカル:正式な名前はヘクトパスカル・ミリバール。

「嵐すら喰らう」と畏れられた古龍(普通の竜=ドラゴンよりも阿呆みたいに強い)だが、千年前にとある事情で傭兵Fの先祖に剣の中に封印されて魔剣としての動力源になった(むろん不本意)。

E王女との一騎打ちによって剣が破壊されたために解放。

その場にいた全員へと、封印されていた怒りをぶっつけて全滅させようとするが、主人公Aの機転と頭の中に封じられていた現代世界の記憶、特に娯楽の記憶と主人公Aの前世での死因の記憶にドはまりして爆笑。上機嫌になって主人公のマブダチ宣言。

今の所「ナビさん」の存在を察知したこの世界における唯一の存在。さすが古龍。

戻ってきたらセミレギュラー化した。声は多分、関俊彦さんにそっくりな気がする。人間化が可能でその際の姿は英国俳優のデビッド・テナントをモデルにしている。


キャーティア:六章にのみ登場(多分)、猫耳尻尾付きの宇宙人。超科学をもち、「魔王軍」が用いた量子アンカーの影響で異世界に引きずり込まれた。賑やかでデタラメ、ノリだけで生きている風だが、外見年齢通りだとしたら12歳の暢気な少女たちだったことになる。

声はおそらく高垣彩陽さんに田村睦心さん、花澤香菜さんなどが声を子供モードでアドリブ全開で演じてる感じだと思われる。

▼その70・王女を待ちながら


(※飛び去っていくヘクトパスカル)

「えーとふたりとも、残って大丈夫なの?」

「ここはつまるところあのショージ・ガー・イシャーの本拠地に連なる隠し通路みたいなもんだろ? つまり敵がいつ来るか判らないわけだから、あんた一人にしておけるわけないだろ?」

「……まったく、ちょっと手柄立てたからって自分が最強と思いこんでない?A?」

「いやまあ、そのとおりですけれど……

「まあ、おふたりともあなたを心配してらっしゃるんですよ。わたしがいくらナビゲートで来るとは言え、あなたはまだ序盤レベルの冒険者なんですから」

「スキルの発動は?」

「あれは常にかかるとは限りません。ボムみたいなもんで……」

「ボム?」

「あー、そうか、世代じゃなかったですね。えーとゲージを貯めるようなモノで、いつでも使えるわけじゃありません、死ぬ寸前に発動して、戦闘が終わったら死んでました、という可能性もありますよ?」

「うう……ホントに僕勇者なんですか?」

「勇者は基本、便宜上の名称ですからね。某有名RPGでも王様が身勝手に言うでしょ?」

「『おおゆうしゃよ、しんでしまうとはなさけない』か……」

「まあ、元々王様も勇者も生贄として捧げられるからこそ巨大な権力とか能力を与えられるわけで」

「……まってくださいよ、だったら僕、この騒動が終わったら死ぬんですか?」

「身の振りようによっては」

「そういう怖いことは最初に言ってください!」

「聞かなかったでしょ?」

「うわあ……悪徳詐欺師……」

「失礼な、自分の思慮の浅さをそういうところで私に責任転嫁しないでください」

「うう……とんでもないのと契約した気がする」

「でもまあ、ヒーローになれたし、童貞も棄てられたじゃないですか」

「あ、そういえばそうか……いやいや! ならなおのことハッピーエンドを要望します! っていうか、過去形で語らないでください!」

「そう、その意気ですよ! そのために私がいるんですから」

「……信用していいのかなあ」

「A、そろそろ慣れてきたけどさ、その誰かがいるような掛け合い漫才って一人でやらないとだめなのかい?」

「あ、いえすみませんFさん」

「慣れれば平気ですよ、Fさん。あたしもう15年以上これに付き合ってるんで」

「のわりにはベッドの上では好き放題だったねえ(ニヤリ)」

「!」

「今夜はどっちから先にする? オレかい? それともBからにする? オレはどっちでもかまわないけどさ」

「そっそそおういうことをするためにあたしはのこったんじゃあ、ありませっせん!(真っ赤)」

「あらあら、ウブだこと」

「……というか、テントも用意してないんですから、ぼ、僕もそういうことは考えてません!」

「えー。青空の下開放的に、ってのいいんだぜ?」

「今回は遠慮します! 第一敵が来た時にどうするんですか?」

「見せてやりゃいいんだよ」

「んなワイルド過ぎます!」

「ええええFさん、あ、あたしそこまでその、こ、こここいつに!」

「あー、わかったから、わかったから、ごめんな。ちょいとからかいすぎた。真面目にやるよ、ごめん」

「わ、わかってるなら、いいんです、ええ、ええ!」

「なんかふたりとも手玉に取られてますなあ」

「おかしい……童貞卒業しちゃえばこー、僕もあの片腕がサイコガンの宇宙海賊のようにかるーく女の子のお尻を撫でたり口説いたり出来る様な男になれると思ったのに」

「別に童貞は精神リミッターじゃありませんからねえ」

「とほほ……」

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