その21:閑話・ビッグ・ビッガー・ビッゲスト(※注意:下品)
A:主人公。現世ではとっても恥ずかしい死に方をしたらしい、今は15歳(※お話の展開如何によっては変更&2019/09/28付で某方向の意見により初期設定を12歳から15歳に変更)の美少年。
褐色(※絶対条件ではない)で筋肉質(※腹筋浮いてるのは必須)の美人と未亡人が好き、戦闘の腕はヘタレ?
15歳までは一種のオートプレイモードで記憶はあるが実感はない。
泣きながらも古龍と交渉したりして色々頑張ってる。転生後の声は田村睦心さんに似ているらしい。
ナビさん:主人公に異世界転生の世話をした人。
主人公が無自覚に裏技を使い、通達を見なかったためにそれをうっかり通してしまったので後フォローに回ってナビゲーターとしてついてくる。お役所はつらい。
いわゆる「管理者」「超越存在」の下っ端。
結構毒舌。
今のところは主人公にしか見えない&声も聞こえない。
善良そうに見えつつも、多田野曜平さんが声を当てていそうな小悪党っぽい外見という矛盾もある人(A談)
B:異世界における主人公の幼なじみ。(※2019/09/28の設定変更により)ふたつ年上の17歳。
胸は薄いが情けは厚いらしい。褐色で腹筋が浮いているので主人公ストライクゾーン内。
主人公に冷たく接しているが実は…… 声は戸松遙さんに似ているらしい
C:暗殺者、ポニーテイル&マスク以外身に纏わない主義、タトゥがセクシーで巨乳なので主人公ドストライク。
ナビさんの誘導もあって、A暗殺に失敗
その後姿が見えなかったが、AがE王女たち&傭兵Fの部隊の連中をドラゴンの怒りから救うところを最初から最後まで目撃して戦慄、「お館様」へ報告しに行った。声は多分、渡辺明乃さんに似ている
Dおばさん:Aの異世界における父の自称元許婚で敵対勢力のボス・今の所出番なし
E王女:000王国の王女で当面の主人公の標的。切れ長の目を持つ日焼けした巨乳腹筋の美人。異様に強く「殺す」と言わず「処す」というぐらい上品だが、それ以上に年齢(20代後半)のことを言うとエセ関西弁で凄むヤンキーモードになる。
古龍、ヘクトパスカルから命を救ってくれたAに口づけして愛人になると宣言する。
主人公の愛人になるが、ベッドルームでは「さしつさされつ(意味深)」な関係を望む王家のしきたりに沿うヒト。声は多分、豊口めぐみさんに似ている
傭兵F:隻眼の戦エルフ。一人称「オレ」。魔王ショージ・ガ・イシャーの傭兵で、魔王から配付された米軍のボディアーアーマーにMINIMI機関銃の改良型であるMK46(ベルト弾倉付き)という武装に加え魔剣の類いも持ち歩く。
豪放磊落な所はE王女と同じ。
王剣と呼ばれる魔法を封じた剣を持っていたがE王女との戦いで破損、中に封印されていた古龍、ヘクトパスカルに仲間たちごと殺されそうになったところ、Aの活躍?で助けられ愛人宣言する。
腹筋はあるが残念ながら「ナビさん」によると貧乳らしい。声は多分、三瓶由布子さんに似ている
古龍・ヘクトパスカル:正式な名前はヘクトパスカル・ミリバール。
「嵐すら喰らう」と畏れられた古龍(普通の竜=ドラゴンよりも阿呆みたいに強い)だが、千年前にとある事情で傭兵Fの先祖に剣の中に封印されて魔剣としての動力源になった(むろん不本意)。
E王女との一騎打ちによって剣が破壊されたために解放。
その場にいた全員へと、封印されていた怒りをぶっつけて全滅させようとするが、主人公Aの機転と頭の中に封じられていた現代世界の記憶、特に娯楽の記憶と主人公Aの前世での死因の記憶にドはまりして爆笑。上機嫌になって何処かに去った。
一応主人公のマブダチ宣言もしている。
今の所「ナビさん」の存在を察知したこの世界における唯一の存在。さすが古龍。
今後の出番は不明。声は多分、関俊彦さんにそっくりな気がする。
その21:閑話・ビッグ・ビッガー・ビッゲスト
(※古龍が去って数時間後、騎士たちがあり合わせの枯れ木などを使ってシェルター型のテントをこさえて小川近くで野営中……吹っ飛んできたE王女の馬車の残骸の中)
「……というわけで盗賊都市に赴く前に、この泥だらけ汗まみれのまま気絶するように眠って目覚めぬ盗賊少年Aを、幸い残ったこの馬車の施設である風呂に入れ、王女たる妾の随伴者に相応しく着替えさせ、あわよくばその途中で今後のためにも色々観察してみようと思う」
「反対です! E王女様! そーゆーのはあたしがやります!」
「のう、正妻B殿? 別に妾ひとりで独占はせぬぞ」
「せ、正妻じゃないです! こ、こいつただの幼なじみだし!」
「まったく、素直じゃないのぅ。お主がこのAにゾッコンなのはバレバレじゃぞ?」
「ち、違います!」
「……まったく、そういうところ、妾にも覚えがあるが、まあ早めに童貞や処女と一緒に棄ててしまえ」
「!」
「処女と同じで、恋路のテレは幸せへの要害もよいとこじゃ」
(※ひょいと女傭兵F、顔を出す)
「……お、さすがお姫さま含蓄が深いねえ」
「Fではないか、颯爽と去って行ったばかりではないのか?」
「まあ、戻っても魔王様のお叱りがあるばかりだしさ、オレがひょいと一行から抜けるのはよくある話だから……で、なんだ? 眠ったままのコイツのアレをナニしてコーするって話か? いいねえ。オレも乗せろよ。最近ヤッてなくってさ」
「やややややって?!」
「?」
「……あー、Fよ。妾は構わぬが、この女盗賊にはちとキツイぞよ?」
「……なあ姫さま、ひょっとしてこの盗賊の娘っこって、処女か?」
「うむ、妾同様じゃ。しかも妾と違い、童貞でもあるらしいぞよ」
「ち、ちちちちがいます! っていうか女に童貞って!」
「なんじゃしらんのか? (※134文字削除)しておるので妾は処女だが非童貞である」
「~~~!(真っ赤)」
「ん~ん~すでに口臭が処女だねえ」
「!」
「慌ててクチを押さえずとも良い。こういうのはハッタリじゃ。そこに引っかかるのがもう処女という証拠」
「ちちちちがわい! あたしはもう処女じゃないやいっ!」
「面倒くさいやっちゃなー」「のう?」
「ちゃ、ちゃーんと男を落とすための手練手管の講習受けたもん! (※10文字削除)とか(※20文字削除)とか、(※100文字削除)の(※25文字削除)が(※11文字から41文字削除)だってことぐらいはしってるもん!」
「……耳年増じゃな。実戦経験ないのが真っ赤な顔に出ておるわ」
「……いやうんそうだな、姫様」
「…………ちがわい!(真っ赤)」
「では(※以下400文字削除)は試したことがあるかえ?」
「……そ、そんな!」
「お姫さますげえな……そうだなあ……だったらオレは昔(※以下500文字削除)ってのを試したんだけど」
「う、うそ!」
「やっぱこー馴染めなくってさ(以下1200文字削除)のほうがよかったんだけど」
「!!!!!! そそそそれって人の出来ることなんですかっ!」
「あー、それは妾はまだやったことはないのぅ。せいぜい(2321文字削除)ぐらいで」
「そんなっそんなひわい……ひわ……きゅうぅ(茹で蛸失神)」
「あらら、真っ赤になって伸びちゃった」
「……まったく、処女で幼なじみか、面倒くさいことじゃ(苦笑)」
「まーわからんじゃないかなー。オレとしては。初々しいってこった」
「まあ、それはそれとして、邪魔者が潰れたので、妾だけでご主人様の湯浴みと鑑賞会をせぬか?」
「そうだねえ、いいねえ。ヒト属の男でこの年齢ってのは久々だからなあ」
(※がさごそ)
「ほう、以外と筋肉はあるのだな」
「だが胸板が薄い」
「すべすべじゃなー肌が」
「顔のペイントも落として……へえ、思ってたよりも美形じゃねえか」
「ではそろそろお大事部分を……」
「……!」
「!」
「これは……将来が大変なことになるのではないか? 傭兵よ」
「まったく同感だねえ、お姫さま……装填前でこれかよ」
「ここだけは既に王の器よなぁ」
「どっちかっていうとこれは、乱世の将、って感じがする……」
「これなら、よい子は産めそうじゃ(満面の笑み)」
「あとは装填して安全装置を外したらどうなるかだな……(ニヤリ)」
(ガタっ)
「なにもの!」
「!」
(※F、持っていたナイフを投げる)
(テントの外、誰かが迷彩マントを翻して走り去る)
「……ちっ、もう届かねえか。魔王様の銃はドラゴンの騒動でヘリ同様にふっとんじまったしなあ……」
「今のは密偵であろうかな?」
「マントの下全裸っぽかったから、暗殺者かも知れねえ」
「つまり我らが主殿は、すでにそういう連中からも狙われているか……ふっ、大物じゃな」
「まあ、お大事部分が大物なのは間違いない」
「確かに」
「ははは!」
「ははは!」
(※A、ふたりの背後でもぞもぞする)
「ん……あ?」
「おお、起きたかA殿」
「よお」
「お姫さまに……傭兵さん? あれ?なんで僕上半身裸で、Bが真っ赤になって倒れてるの?」
「お、お主が寝ぼけて服を脱ぐから、だな、うん。乙女にそんな真似をしてはいかんなっ!」
「そそそそうそう、うん、主殿は寝相が悪いぞ?」
「そうなの? 全然そういう記憶はないんだけど……ナビさん?」
「あー、まあ……知らぬが仏、ってことはありますな」
(※闇の中、走りながら暗殺者C顔面蒼白)
「私トシタコトガ不覚……ダガ……」
「何ダ、アレハ……アンナ華奢ナ身体、シカモ、アノ年齢ニ、アンナ凶悪ナ御大事ガ! 御大事ガ!」
(※暗殺者C、決意の表情)
「コレハ、我ガ手ニ余ル……オヤカタ様ニ、オ知ラセ セネバナラヌ!」
(※闇を走る暗殺者C)
「オ知ラセ セネバ!」




