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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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200/200

失うこと

 人は皆、生まれた瞬間から


  失うことを宿命づけられている


 何かを手に入れても


  必ず失う


 若さも


  意思すらも


 気づかぬほどゆるやかに


  自分の手からこぼれ落ちていく


 価値ある財産も


  懐かしい思い出すらも


   やがては手放さなければならないのだ




 失うことを知っているはずなのに


  追い求め、あきらめ悪くいつまでも


 自分は不滅であるかのように


  生に執着する


 その生き方は


  本当に人間らしい生き方だろうか?


 自らの人生の幕引きに


  おのれの意思を明確にし


 後腐れなく


  世のことわりに従って


   こころ穏やかに




 さようならを言おう

200部達成。

読んでくれた人ありがとう。

中には奇妙な詩もあったでしょう。

めを通し、なにかしら想うところがあれば幸いです。

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