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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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151/200

年を重ねて

年を取るというのは、こういうこともあるのだと理解すること。

それに対して優しくなれるかなれないか、許容できるかできないか。

難しいところでしょう。

 祖父さんよ 祖母さんよ


 年を取り 想像力も弱くなり


 判断力も衰えて


 考えるよりも 感情を先走らせるようになった




 惣菜を温める前に ご飯が炊きあがった


 グリルに火を入れて 炊飯器のご飯をかき混ぜる


 すると祖母さん グリルの前に立ち




「さかな焼くとこ、火を付けて、なんにも入っていないけど」




 それはね、いままさに、ご飯を混ぜているところだからだよ(惣菜を入れる前に、ご飯が炊けたからね)


 グリルになんにも入ってないと 文句を言うより


 ほかに何か、すべきことがあるんじゃないかなぁ




 そうは思うが口にはしない


 衰えた脳には きちんとした判断ができないのだ


 すぐに()()()()()()()()ようになり


 ()()()()()()() ()()()()()()()


 それが年を取る(更年期障害)ということ




 むかし見た、あるテレビCM


「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう」


 キリスト教の教えなど知らないが これは現代的な教訓だ




 年寄りも 若者も


 不平を鳴らすよりも


 不満を訴えるよりも


 相手のことを思いやる


 そんな気持ちを


 持つべきではないかな

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