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99 次郎5

 次郎は四十歳にして、ヤクザ社会を抜けてカタギとなりました。

 ところがカタギ社会の風は思いのほか冷たく、やっと就職できた清掃会社も三カ月でリストラされてしまいました。

 この日。

 次郎は元親分が紹介してくれた土木会社を訪問しました。

 社長自らが出迎えてくれます。

「よく来てくれた。君のことは、あいつから大方は聞いているよ」

「親分は、オレに腹を割って話せと言いました。それで今日は……」

 次郎はつつみ隠さず、過去の自分のことを正直に話しました。

「話したくないこともあったろうに、よく話してくれたな」

 社長はうなずいて採用を決めてくれました。

――もう二度とヤクザには……。

 次郎は再出発に向けて強く腹をくくったのでした。


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