表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/105

55 蜘蛛の糸1

 ある日のことです。

 お釈迦さまが蓮池(はすいけ)の淵から地獄の底をご覧になりますと、そこには見覚えのある罪人の男がおりました。

 その罪人の男。

 現世では悪事ばかりを働いていたのですが、それでもたった一つだけ善いことをしていました。

 山道を歩いていて、一匹の蜘蛛(くも)の命を助けたのです。

 幸いそばの蓮の葉に、蜘蛛が銀色の糸をかけておりましたので、お釈迦さまはそれを地獄へと垂らし、男を助け出してやることにしました。

 お釈迦様は蜘蛛の糸を手に取りました。

 ところが蜘蛛の糸はからみ合い、ついには糸団子のようになり、それに腹を立てたお釈迦さまは糸団子を蓮池に放ってしまいました。

 蜘蛛の糸はオシャカになりました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 座布団2枚!www 確かに、蜘蛛の糸は、粘着質の液体がついてますので、いったんひっつくと、なかなか取れないw
[一言] 糸が意図せぬ絡み具合。 お釈迦様の気持ちが、ブツっと切れました。
[良い点] お釈迦様ぶきっちょ! 降ってきた糸玉を見て、罪人は何を思うか……
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ