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53 決まりて

 千秋楽の夜。

 この場所の優勝力士である雷電山(らいでんやま)の相撲部屋には、多くのテレビ局のレポーターや新聞社のスポーツ記者たちが詰めかけていました。

 優勝カップを抱いた雷電山のとなり、そこには親方のほかに彼の婚約者が笑顔で座っていました。

 彼女、なかなかの美人です。

 記者の一人が祝福の言葉を贈りました。

「関取におかれましては優勝と婚約、このたびはおめでとうございます」

「ごっつあんです」

 雷電山は満面笑みです。

「関取、まさに両手に花ですね」

「はい、ありがとうございます」

「それでやはり、彼女には関取得意の押しの一手で?」

「まっ、そうですね」

 婚約者がとなりで答えました。

「いいえ、私の勇み足だったんです」


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― 新着の感想 ―
[一言] >私の勇み足 婚約者さん、非常に手ごわそうですね(笑)。
[一言] 関取に勇み足。お上手ですね。 まさに、こんなご夫婦は多いかもしれません。 我が家は、私が猫だましの技をかけたかな? keikatoさんのお宅はいかがでしょう?
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