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清楚の皮を被った自己中メンヘラ美少女JKの冬柳さんと僕は上手く付き合って行けるのだろうか?  作者: ムラタカ


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第10話  逆ギレ

結局僕は日曜日のクラスカーストトップ層の1軍陽キャ軍団の集まり会に参加する事になった。

 

待ち合わせの場所には既に4人が集まっている。

僕に冬柳さん、そして桜田さんと佐渡だ。 

桜田さんも佐渡も1軍陽キャグループの一員なのでここにいても何らおかしくはない…というより自然だ。

むしろ僕がいる方がイレギュラーだ。

他に何人か来るだろうしその人達からは確実に異物だろう。

お腹が痛くなってくる。

唯一の救いは桜田さんがいる事だろうか。

昨日話して打ち解けれたのは何だかんだ良かったのかも知れない。

彼女は俺と目が会うと何故アンタがここにいんの?

と言った疑問を顔に貼り付けながらも隣にいる冬柳さんを見て何か得心がいったのか

「よっ!」

と軽く挨拶だけくれた。


軽い挨拶にとどめてくれて助かった。

隣の冬柳さんが少し怖いから。


そして驚いた事に桜田さんは佐渡と手繋ぎで見るからにラブラブオーラを放っている。


どうやら上手くいったみたいだ。

それは純粋に良かった。


「あら?お二人とも何か凄く仲がよろしくなっていませんか?」


「まぁね〜」


「あはは…昨日はごねんね、冬柳さん」


「あら?何がですか?」


「……いや、なんでもないよ」



なんとも嫌な空気だ。

と、桜田さんが話しかけてきた。


「真島、ありがとな!」


「え?」


「お前のお陰で私っ、今幸せだよ!」


「……。そっか!良かった!」


「へへ!」


魅力的に笑う桜田さん。

少し見惚れてしまう。

冬柳さんとは違う、純粋な魅力が彼女にはあるみたいだ。


「真島君?」


「え…?」


「あまり他の女性にヘラヘラするのはどうかとおもいますけど?」


「あ…ごめん…」


僕は言い負かされていると桜田さんが助け舟?を出してくれた。


「健吾から聞いてたけど雫は真島と付き合ってんの?」


「はい、真島君は私の彼氏…恋人ですよ?」


「いつからなの?もしかして健吾と付き合ってた時からなの?」


「正直に言いますとそうですね」


「それってさ、浮気じゃない?」


「浮気ではありません、私はしっかりと佐渡君にお付き合いする前に仮のお付き合いだと確認を取っていますしそれは彼も了承しています。」


「でもだったらさ、真島の事は言っとくのがせめてもの礼儀なんじゃないの?」


「そうですね、それは申しわけありませんでした、でも私からも言わせてもらえません?」


「何よ?」


「桜田さんだって私のタク…真島君と隠れてデートしてたじゃないですか?私、それを許すつもりはありませんよ?」


「は?何いってんのアンタ?」


「何って!私知ってるんですよ?桜田さんと真島君…貴方達が映画を2人で鑑賞していた事を!!」


「いや、マジでそれが何なの?友達なら一緒に映画くらい見るじゃん?そもそもアタシはアンタが真島と付き合ってるとか知らないし、佐渡君に不義理な事をしといて何被害者ムーブかましてんの?変通り越して痛いよアンタ?」


「なっ…なんですって!!!」


「おい、やめろって!」


「凪咲ちゃん…ありがとう…でももういいから、ね?」


「あ……うん…私もごめん…熱くなっちゃって」




僕と佐渡は2人で止めに入る。

エスカレートする言い合いは更に熱をあげる…。

これから遊びに行くってのにこんな所で喧嘩なんて冗談じゃない。 


「どうしてとめるの?この女が変な言い掛かりを」


「どう聞いたっておかしいのは冬柳さんだろ?落ち着けよ」


「私がおかしい?私がおかしいの…?」


「昨日から何度もいってるけど俺はたまたま桜田さんと一緒になって時間が出来たからなんとなく映画を一緒に見ただけだ!それで浮気とか横暴だろ?」


「…………っ!もういい!私帰る!!」


「ちょっ!」


ズカズカと歩き去っていく冬柳さん。

改めて思うのはあそこまで情緒不安定な人だったのかって事だ…。


「行ってあげなよ、真島」


「佐渡……その、ごめん」


「それは何に対してだい?」


「……色々…かな…」


「今度何か奢れよ、それでチャラだ。」


「ありがと。じゃまた明日」


「ああ。」



佐渡はいい奴だ。

普通なら殴り飛ばされていても不思議じゃ無い。

何様だって話だけど佐渡と桜田さんのカップルは幸せになって欲しいとそう…切に思った。



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