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黎明院綺羅星の究極ニートライフ!  作者: おじぃ


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14/21

コミケまで残り一週間

 月末までに十万円集めるにはどうすれば良い?


 バイト? ニートの僕が? ないない断じてない!


 生活保護? あれは働く意思を見せないと受給されないが、僕は嘘でも働く気があるなど言う気はない。言ったら最後、その瞬間、僕はショック死するだろう。


 なおコレクションを売る気はない。


 時は流れ、コミケまで残り一週間。今月に入ってから資金調達についてずっと思考を巡らせているが、良い方法が思いつかない。


 とりあえず、雪姫たんを迎えに小学校へ行こう。


 うぅ、外は寒い! 雪姫たんはあのか弱いからだで昼間のこの時間よりずっと寒い朝から出かけて、教室に着いたら暖気を逃がすまいとろくに換気もせずストーブをガンガン焚いた密閉教室に長時間閉じ込められ、苦痛な日々を送っているのか。


 しかし今日は特に冷える。晴れているから雪は降らないだろうが、空気はカラカラで日頃から汗ばんでいるおデブちゃんの僕でも手がカサカサ。こんな中で雪姫たんは頑張っているのだから、ご褒美に温かいココアでも買って行くか。僕は道路脇の自販機に千円札を入れ、缶入りのホットココアをひとつ購入した。


 男、幼女、男、幼女、ババアと幼女、男、幼女♪


 校門の前、僕は相変わらず職員のBBAに不審な目で見られながら雪姫たんを待つ。

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