共食い?
掲載日:2025/11/03
朝起きたら、蒸し器に押し込まれそうになっていた。
押し込もうとしているのは、家族。
父さん母さん、爺ちゃん婆ちゃん、弟妹たち皆んなが、涎を流し目を輝かせて俺を蒸し器に入れようとしていた。
「止めてくれー」って叫んだら、上の妹に「うるさい! 餡饅が叫ぶな」と返される。
え? って思い自分の身体を見下ろしたら、ホントに餡饅だった。
呆然と自分の身体を見下ろしている俺を、家族は嬉々とした顔で蒸し器に横たえ蓋を被せて点火。
「助けてー!」
って叫んだところで目が覚める。
頭から布団を被って藻掻いていた。
布団から頭を出し夢だったかとホッとする。
ベッドの脇の炬燵の上に散らばる中華まん敷紙を見て、なんであんな夢を見たのか分かった。
糖尿病でカロリー制限を受けているのに我慢出来ず、昨晩コンビニで餡饅を沢山購入して来て、満足するまで食べたからだろう。




