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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生封神血縁編!
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封神大戦の裏伝説?

法子達は崑崙城での戦い。


戦いの末、世界は変革した。


私は法子


私達は崑崙山での戦いの後、天界の皆様方に拉致監禁されています。

何せ世界を変革しちゃったとかで。

でも、覇王エデン討伐の功績と合わせて罪に問われる事なく監禁。

私、阿修羅、孫悟空、八怪、玉龍君に浦島さん。孫悟空達が一度暴れたけれど、私が止めて何とか収拾したの。あの場にいた牛角魔王さんと紅孩児君、鉄扇ちゃんに剛力魔王さんはドサクサに紛れて脱出したみたいだけど。



そこで私達は天界の官職の方々に仙界で起きた話を説明したの。

黒幕の正体が西王母であり、神を殺す能力を持つカミシニを従えていると。


そして今、地上界と仙界はカミシニ達が跋扈する世界へと変わり、天界は強力な結界を施して地上界と天界とを分けた。

私達は事の次第を説明した後に、中からは決して出られない厳重な天界の屋敷に幽閉されているのよ。まぁ、乱暴な扱いこそされてないけど。


けれど私は全てを報告したわけでないの。

話出せなかったのは太白金星さんの事と、最後に忌眼を手にして姿を消した太公望さんについて。そして私はその全てを知るであろう人物を呼び寄せていたの。


「よく来てくれたわね」


私達の前に現れたのは、ナタク。


「お前達の状況は聞いた。この俺が共に出ていれば、このような扱いにはならなかったのだが、すまない」


「良いのよ〜。で、頼んでいてくれた事は分かったの?ナタク?」


「あぁ」



先ずは太白金星さんについて。

ナタクは先に須菩提祖師さんを探してくれたの。

神出鬼没な須菩提祖師さんを探し出す事には苦労したようだけれど、今回残して来た沙悟浄の力を借りて見つけ出してくれたの。


「須菩提祖師から聞いた話をそのまま話そう」



ナタクから聞いた話はこうなの。

須菩提祖師さんは太白金星さんがカミシニになっていた事を知らずにいた。

そして悔しそうにしていたと。

仙界で暗躍する西王母の動きを探っている中で、西王母の放った八仙と交戦したらしいの。その中で二人は逸れたらしく、そのために須菩提祖師さんは私と孫悟空に手助けを求めたと言うの。


「そうなのね」


私は孫悟空を見ると、


「太白爺ちゃんは奴らに捕まってカミシニ化されちまったんだな」



そして話題はもう一つ。

太公望さんについて。

私達はその話をきいて驚愕したの。


「えっ?今、何て?どう言う事?」


太公望さんは今、離反者として天界から手配されていると言うの。

英雄神として栄光ある太公望さんが何故?

そして何の目的であの場に現れたの?

いえ、そのヒントは忌眼!


かつて天界と地上界の間で起きた仙界大戦。

それは地上の人間達が仙術を身に着けて、神にも等しい力を手に入れた事が発端。

人間達は己が神に匹敵する支配者として神をないがしろにして、天界の神々も人間達を危険視した。

さらに妖仙や魔仙の存在。

そこで最高神達は力の強き仙術を持つ人間達を封神する事を企てた。


そこで選ばれたのが太公望さん。


太公望さんは天界の神仙を従えて、数々の人仙や妖仙、魔仙を封神し、見事に与えられた使命を果たした。それが太公望さんが英雄神と呼ばれた所以であり、武勇伝。



けれどその話には語られていない暗躍が存在していたと言うの。

地上界を制圧する為に天界は禁忌に手を染めた。

かつて世界を二分した原因であるカミシニの王の力、忌眼の力を!

忌眼とは時空の歪に封じられたカミシニの王から奪った力の根源。


しかしその力は適合率が必要であった。

数々の有志者が試み、その忌眼の力に身を滅ぼしていった。

その中で忌眼に適合し候補として選ばれたのが、狐妖の妲己、水妖族の玉面、人間族の太公望、龍神族のサクヤ龍王。

その者達は忌眼体蝕者と呼ばれた。

忌眼所持者は忌眼を手にした時、神をも殺す万能の能力を使う。


最終的に太公望が忌眼を手に入れ、そのカミシニの力を使い地上界のありとあらゆる仙を封神し大戦を終わらせた。

終戦後に太公望は己の眼を自らくり抜き忌眼を天界に献上したのだった。

それは後に龍神族によって蛟魔王さんが所持する事になるのだけれど。



「つまり太公望さんは再び忌眼の力を使って、カミシニの世界を何とかしようとしているわけね?」


「それならば天界が太公望を討伐対象にする事はない。太公望は」


忌眼はその力と引き換えに魂を蝕み、やがて魂尽きた時に新たなカミシニの王として覚醒する。


そして太公望が天界に狙われる理由。

一度、忌眼の力に心奪われた者は抗う事は出来ずに、その力に魅了される。


忌眼覚醒に必要なのは大量のカミシニの血。

今、地上にはカミシニ達が跋扈し、その条件は整っている。

西王母が玉面乙女に行おうとしていた目的も同じで、カミシニを世に放ち増殖させ、玉面乙女を王と企てた。



私はナタクから話を聞いて、信じられなかった。

太公望さんが新たなカミシニの王となろうとしているの?


そんな事は私達が阻止してみせる!

絶対に説得してみせるわ!


しかし私達は今、天界から手を出せない状況にあったの。


そんなこんな。


次回予告


今、地上界と仙界はカミシニが跋扈する世界と変わり果てていた。

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