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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生封神血縁編!
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孫悟空の咆哮!黒幕を守るサクヤ龍王の能力!?


麗華の死


怒りに震える孫悟空の前にサクヤ龍王が現れる。


私は法子


目の前で麗華さんを失った孫悟空は膝を付いて、その場で床を何度も叩き付ける。

そして涙を流して咆哮したの。


「お、俺様は二度も、二度も目の前で麗華を見殺しにしてしまうなんて・・・うぉおおおおおおおお!」


その怒りと悲しみが震動となって塔を揺らした。


「孫悟空兄貴・・・」

「沙悟浄、良いわね?」

「はい。今の孫悟空兄貴は冷静さを欠けています。私がサポート致します」

「お願い」


そして黒幕も自分を守ったサクヤ龍王に言葉をかける。


「戻ったか?例の物は手に入れたか?」

「はい。間違いなく」


するとサクヤ龍王は手にした光る珠を黒幕の前に差し出したの。


「えっ?アレって?まさか?」


ソレは見間違いじゃないと思う。

が、眼球だわ!


「蛟魔王の所持していた忌眼を献上致します。お受け取りください」



い、今何て?

蛟魔王さんの眼球だと言うの?

蛟魔王さんの身に何が?


孫悟空は立ち上がると、全身から金色のオーラが激しく光り輝いていた。

やはり金色の魔眼は感情の起伏に比例して強くなるのだわ。


「邪魔するなら、女でも容赦しねぇぞ?お前!」


「構わなくてよ。私も久しく本気ってものを出した事がなかったので楽しみでもあります」

「ふざけるなぁー!」


飛び出した孫悟空は手に如意棒を出現させて振り回し、サクヤ龍王に向かって振り下ろす。


「!!」


が、その渾身の一撃は軽々と躱される。



「雑な戦い方ね?先を視なくても躱せますわね」


「何を意味解かんねぇ事を!」


孫悟空は続けざまに烈火の如き連続攻撃を繰り出すけれど、その全てが空を切る。


「まるで完全に見切られているかのようだわ」


私が呟くと、沙悟浄が私に説明する。


「見切っているのとは違うと思います。まるで孫悟空兄貴の動きを分かっているかのようです。まるで見えているかのように」


「沙悟浄?それって?」



沙悟浄は頷くと、説明してくれたの。


「未来を視る事が出来る魔眼が存在するって聞いた事があります。遠い未来を予言のように視たりするような」


すると私達の背後から声がしたの。


「サクヤ龍王のソレは間違いなく魔眼だ。それも未来を視る魔眼だよ」


「えっ?」



私と沙悟浄が声の方を振り向くと、そこから空間が歪み、両目を包帯で巻いた傷だらけの蛟魔王さんが現れたの。


「法子様ぁ〜」

「玉龍くん?」


そこに玉龍君が私に向かって駆け寄って来たの。

その後ろから八怪と紅孩児君も遅れて空間の歪みから出て来る。



「龍神界からサクヤ龍王の転移を追って、ここまで来たのです!そしたら法子様と沙悟浄さん、孫悟空さんがいらっしゃったのです」



私はそこでサクヤ龍王が龍神界を襲い、

蛟魔王さんから眼球(忌眼)を略奪した事を聞かされたの。

そしてサクヤ龍王が蛟魔王さんの死んだ姉である事も合わせて。


「オラ達も参戦するらか?」

「奴が黒幕か?俺様も戦うぞ!」


八怪と紅孩児君も加わり、私達の戦力は間違いなく有利になったわね。



「どうやら騒がしくなって来たようだ。目的のモノは手に入れた事だし、もうこの地に用はない」


すると黒幕は空中に浮かび上がると、その頭上の歪みに向かって消えていく。



「逃がすかぁー!」



孫悟空が飛び上がろうとした時、


「邪魔はさせないと言いましたよ」


サクヤ龍王の投げた剣が孫悟空の足下に突き刺さり動きを止めると、飛び上がって黒幕が消えた空間の歪みの中へと消えて行ったの。


「に、逃げたの?さ、沙悟浄追える?」


私は咄嗟に沙悟浄に命じるけれど、


「無理です!追えません!あの空間転移の先が閉ざされて、何処に出たか分かりません」


「くっ、私にも追えない。完全に詰まれたか・・・」


蛟魔王さんでも、黒幕が消えた場所を追う事が出来なく、私達は完全にその場に取り残されてしまったの。


「くっ、そぉおおおおおお!」



孫悟空の叫びが響き渡り、私達は黒幕の正体も掴めずに完全に敗北したの。



そんなこんな。

次回予告


一度、立て直す法子達だったが、黒幕は何処へ?


法子「八方塞がりだわ!もう!」

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