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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生封神血縁編!
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浦島死す?呼び覚ます仇敵の声?

浦島は一角鯨龍王に起死回生の奥義を放った。


しかし通じずに、その剣で斬られたのだった。


お、俺は浦島だ・・・


俺は一角鯨龍王に斬られたのか?


身体が指一つ動かない?

麻痺している?


まだ脳は働いているが、生きている感覚はない。

まるで宙に浮いているような?

いつもなら黄龍の再生能力で徐々に肉体が再生していくはずなのだが、その兆候は無さそうだ。

それも神を殺すカミシニの血のせいか?

俺は死ぬのか?

乙姫さんがまだ戦っているのに?

駄目だ!

俺も戦わなければ!

乙姫さんが戦っている敵だけでなく、

一角鯨龍王が加勢したら、いくら乙姫さんでも敵うはずない。


しかし今の俺に何が出来る?

このまま今にも消える俺の命で?

その時、俺を叱咤する声が聞こえた。


「諦めるつもりか?死を容易く受け入れるとは愚か者め!」


「!!」


だ、誰だ?誰の声だ?

何故、俺に聞こえる?

そこで俺は目の前に浮かぶ声の主の正体を見たのだ。

ソイツは、まさかの男だった。


「輝皇覇蛇か!?お前死んだのではないのか?」


「この俺の命を獲ったお前がその程度だと浮かばれんのでな」


「そんな化けて出たのか?」


「忘れたか?お前の器は俺の身体だったと言う事を。俺とお前は一つなのだぞ」



輝皇覇蛇とは蛇神族との戦争で戦った龍神界を滅ぼした張本人。

俺は既に死んで乙姫さんの片腕に魂を宿していたのだが、輝皇覇蛇の不死の正体が異空間に肉体を幾つも貯蔵し、死ぬ間際に入れ換えていた事を知り、その器を一つ拝借して甦ったのだ。



「何だ?お前、俺の身体を奪い返して甦るつもりだったのか?生憎だが、この器ももう助からねぇみたいだぞ?」


「そうではない。それでも良かったのだが、今の俺の魂はお前の一部に過ぎん。主導権はお前にある」


「なら共倒れだな?」


「そうか?まだお前が起き上がるつもりがあるのなら、俺が手を差し伸べてやっても良いと思って現れてみれば、やはり愚か者だったわけだな。俺の最後の器も無駄に朽ちるわけか」


「ぬっ〜??」



それはどういう意味だ?

まさか俺は甦る事が出来るのか?

その手段を輝皇覇蛇が俺に教えてくれるって、そう言う事なのか??


「教えてくれ!俺はまだ戦いたい!戦う力を俺に教えてくれ!」



すると輝皇覇蛇は告げる。

本来なら俺はカミシニの血でとっくに身体は消滅していた事を。

しかし一角鯨龍王のカミシニの血が俺の身体に染み込んだ時に、眠っていた覇蛇の血、つまりエデンの血がカミシニの血と反撥するかのように活発化し、輝皇覇蛇の魂を起こしたと言うのだ。



「エデンの血はカミシニの血と反発するようだぞ?ならお前に何が出来るか分かるだろ?俺とお前が黄龍と覇王の血を引き継いだ唯一の血統種だと言う事を思い出せ!」


「へへへ。お前の事はめちゃくちゃ嫌いだけどよ?俺の中で悪さしないなら居候していても構わんぜ!許す!」


「気にくわん奴だ!下等種!」



すると俺は意識を高める。

俺の中を流れる黄龍の血と覇王の血を廻らせ融合させる。

そして俺にしか出来ない進化を見せてやろう!



「蛇龍変化唯我独尊・輝皇」



直後、崩壊していた俺の身体から凄まじい力が解放し、勝利を確信していた一角鯨龍王の前にたち上がったのだ。

龍神と蛇神の融合した鎧を纏う俺が!


「もう一戦やろうか?一角鯨龍王!俺とあんたの愛の勝負はこれからだぞ?今の俺は燃え上がるほど血が熱くなっているからな!」



俺の戦いはこれこらだよ。



次回予告


浦島の龍と蛇の力はカミシニに通用するのか?



法子「して貰わないと困るわよ!でしょ?」

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