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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生封神血縁編!
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九頭龍王から与えられし奥義!


サクヤ龍王と一角鯨龍王の襲来。


浦島は一角鯨龍王を相手にどう戦うのか?


俺は浦島だよ。


乙姫さん(蛟魔王)の危機に駆け付けてみれば、相手は過去に龍神界でも歴戦の猛将と名高い一角鯨龍王だった。


その名は聞いた事があった。

俺が龍神界で世話になった玄龍王がよく話してくれたのを思い出す。

過去、この龍神界で一番強い龍神は誰だと聞いた時に、龍神の真王である黄龍王様は別にして、次に英雄と名高い応龍様なのだろうと。

そうなると次は俺の師匠達が属する八大龍王、または四海龍王なのか?

四海龍王は前線に出て戦死する事が多かったため、その中でも必ず四人の龍王の名が上がり最強だったと話していた。

言わずもがな、その一人は乙姫さん。

そんで青龍王だった。


後の二人はと聞くと、乙姫さんの実の姉のサクヤ龍王。

そして玄龍王は自慢げに話してくれたのが自分の師匠であった一角鯨龍王だと言う。

その一角鯨龍王が今、目の前に?



「伝説の猛将とやり合えるのは嫌じゃないが、その反則的な力は何だ?さっきから寒気してたまんねぇ〜よ!」


「ふふふ。この儂は今や龍神では非ず。神を殺すカミシニとして生き返った」


「カミシニ?聞かねぇな?」


「剣を交わしながら、その身をもって知れば良い」



すると一角鯨龍王の大剣が振り下ろされ、足下が揺れ動く。

俺も大槍を突きながら応戦する。

お互いの大型の武器が衝突する度に衝撃が走り、大槍を掴む腕が痺れた。

同時に削られる!!!!


俺は気付いた。

コイツに触れる度に消耗が激しい。

やはり間違いない。

コイツは俺の力を削るのか?

コレがカミシニって奴の能力なのか?



「分かったところでどうする?やはり短期勝負か?しかし簡単に倒せる奴じゃないぞ!」


「ふふふ。儂もこの能力で相手するのは心苦しいが、主のためだ。お前と乙姫は始末し、あの眼を戴く!」


「させねぇーよ!俺が乙姫さんを守る」


「良い目だ。愛しているのだな?」


「勿論だ!お前と同じくな?」



一角鯨龍王とサクヤ龍王は恋仲だと直ぐに分かった。



「俺と同じ一途な目をしているからな!だったら好きな女を守るために男同士で喧嘩しような!」


「良かろう。若き戦士、浦島よ!」



互いの大剣と大槍が再び衝突する。


隙がない・・・


しかも俺の再生付加(触れた相手に膨大な再生の力を流し込み容量を超え暴発させ消滅させる)の力が全く通じない上に、俺だけ体力が削られていく。


「奴を倒せないなら動きを止めるしかないな!」


俺は大槍を構えて集中する。

俺の師匠に教わった奥義を披露してやる。

あの九頭龍王さんからな!




俺は思い出す。

蛇神族との戦いで俺を救ってくれた徳叉迦とくしゃかが死ぬ間際に告げた事があった。

それは八大龍王に生き残りがいるって事。

それは俺のもう一人の師匠の九頭龍王。


そこで俺は龍神界に手伝いに来ていた玉龍を同行させて、一緒に探したのだ。

九頭龍王は地上界にいた。

かつての力は失われ、筋肉は落ちて痩せ細っていた。

彼は龍脈の道が何者かに破壊され、地上界が滅びる事を食い止めるために自らを龍脈に変えて繋いでいたのだ。



「ご無沙汰ですね?九頭龍王さん。昔は本当に世話になったよ」


「ようやく来たか?馬鹿弟子よ」


「馬鹿は馬鹿ですが、出会い頭に相変わらずですね?そうそう。この彼は玉龍と言います」


「何も話さなくとも地上界で起きた事は龍脈を通して全て見ていた。徳叉迦とくしゃかの奴もお前を最後に守れて戦士として散ったようだな」



それから俺と玉龍は九頭龍王に聞かされたのだ。

この龍脈を破壊した者が蛇神族をこの世界に呼び寄せ戦争を起こした事実を。

必ず災いはまた起こる事。



「俺はこの地から離れる事は出来ぬ。そこでお前達には俺の全てを叩き込んでやる。餞別として脅威に対抗する力とせよ!」



それから俺と玉龍は九頭龍王に新たな力や奥義を学んだのだ。

そして今、伝説の一角鯨龍王相手に見せ場が来たのだ。



「見せてやるぞ?俺のとっておき!」


「お前の渾身、儂に見せてみろ!」



俺は意識を集中させる。

この技は一重に一撃必殺の九連撃!

本来、九頭龍王は龍気を込めていた。

しかし俺は再生付加の力を込めた内部破壊と斬撃の絡め技に進化させたのだ。


「九頭龍再生付加!」



踏み込みは一度。

しかし繰り出された突きは音速、光速を超えた神速へと達し、まるで九連撃が同時に放たれるが如く。


「ぬっ!!」


一角鯨龍王に迫る連撃の龍は受ける大剣をすり抜け、その身に攻撃を受ける。


「ぐぉおおおおおおお!」



確実に仕留めた。

手応えはあった。

額、鎖骨、胸、丹田、肛門、四肢。

全て同時に大槍で貫いた。

しかも俺の再生付加で内部破壊が生じ、木っ端微塵に消え去る。


「!!」


だが、一角鯨龍王の貫かれた部位から大量の血が噴き出て、失われた身体を再生していくのだ。


「み、見事だったぞ?しかし残念だったな。生前の儂なら今の技で仕留められていただろうが、今の儂はカミシニ!神殺しのカミシニなのだ!」


そして俺の目の前で自らの潜血で染まる鎧を纏う一角鯨龍王が復活した。


「嘘だろ?」


そして俺の奥義直後の間合いに入られ、振り上げられた大剣が容赦なく振り降ろされたのだ。


「うっ、ぐっわあああ!」



肉や骨を断つ一撃。


俺の再生力が働かないカミシニの一撃。


俺は、俺は?


敗北したのか?


次回予告


一角鯨龍王に敗れた浦島。


しかし浦島は死の間際に、まさかの?

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