阿修羅の魔眼!刀剣魔王の確信?
阿修羅の魔眼解放に、刀剣魔王のカミシニの能力。
その力は拮抗し反発する関係にあった。
私は法子
阿修羅と刀剣魔王の対決。
神の天敵であるカミシニの魔性の力を相手に金色の魔眼を発動させた阿修羅は対抗出来ている。
「阿修羅・金手炎!」
阿修羅から発する炎は魔眼の力と融合して金色の火炎放射を放つ。
刀剣魔王は空中に無数の剣を出現させて、雨のように阿修羅に向かって降らす。
しかし燃え盛る炎は刀剣魔王の操る無数の剣を溶かして消滅させたの。
「数の剣は効かぬとも、我の意思を込めたこの抜刀はどうだろうな?」
刀剣魔王は飛び出すと同時に抜刀し、振り払った剣が炎を両断して阿修羅に斬り込まれる。
「くぅうつ!」
胸元が裂かれて血を噴き出す。
「討ち取ったぞ!阿修羅ぁああ!」
カミシニの力は金色の魔眼と拮抗しつつ、互いに反発する相互関係。
刀剣魔王の翻した抜刀は軌道を変えて再び阿修羅の首元に迫る。
「!!」
しかし振り払われた抜刀は阿修羅を擦り抜けて空を斬った。
「无面・虚運天」
己を無に存在をも消す。
さすれば有は触れる事ならず。
「その奇怪な技は心得ている。いかに己を無にしようとも、攻撃の一瞬は存在が戻るであろう!」
まさに一瞬の判断だった。
阿修羅が無から有に戻った瞬間、繰り出す攻撃へのカウンターに刀剣魔王は剣を振り払っていた。
「勝利!」
確実に勝利を確信した刀剣魔王。
しかし阿修羅はそれを読んでいたの。
金色の力を右腕に集中させ、刀剣魔王の剣を受け止めたの。
「ば、馬鹿な!?」
剣は止まった。
一瞬だったけれど。
その直後、阿修羅の腕は切断して弾かれ飛んでいったの。
「ぐっ」
阿修羅は一瞬止まった刀剣魔王の剣が自分の腕を切断した僅かの瞬間、閃光の如き突き出した蹴りが刀剣魔王の腹部を貫いていた。
「や、やはり、つ、強いな。悔やむ事は何もない。後は頼みます、剛力さん」
すると刀剣魔王の身体が血蒸気が噴き出しながら消えて逝き戦場に散った。
そして阿修羅もその場に倒れたの。
「沙悟浄、阿修羅を!」
私が叫ぶと同時に沙悟浄は飛び出していた。
そして切断された阿修羅の腕をナタクが受け止め投げつけると、沙悟浄はキャッチして倒れた阿修羅の腕の切断面に合わせて治癒を始める。
「今、治します!阿修羅さん!」
「沙悟浄、頼むよ」
けれど流れる血の量は異常で阿修羅の生気が徐々に小さくなっていく。
「これがカミシニの血の呪いなのですか?傷口が塞がらない?ならば!」
沙悟浄は覚悟を決める。
「阿修羅さん、痛みに耐えてください」
「大丈夫。僕は死なない」
すると沙悟浄は手刀で阿修羅の切断面を斬り落とし、出血が酷くなる前に光る糸で縫い始める。
「魔眼・金糸」
沙悟浄の瞳は金色に光り輝き、その指先から金色の糸が伸びて縫い合わせる。
骨も筋肉も神経、皮膚から気の流れる目には見えない道をも。
「ぷはぁ〜」
阿修羅は出血多量で既に気を失っていた。
最強とも思えた阿修羅でさえ、これほどの傷を負わせたカミシニはまだ残っているのよね。
すると沙悟浄は何かに気付いたの。
「えっ?コレは何なのでしょう?」
それは阿修羅の切断された腕に残った傷跡だったの。
って、今はそれどころじゃないわ!
私達の方も剛力魔王相手に鉄扇ちゃんが金色の魔眼を発動させて戦っていたの。
「刀剣、散ったか。なら、私、成すべき事、する」
剛力魔王の身体から血蒸気が覆っていき、血管が浮き出したの。
「やんなるわ!だったら私も見せてあげる。これが私の本気、羅刹の極み!」
鉄扇ちゃんの身体が魔神の血を活発化して、白い肌が黒く染まっていく。
今、女の最強対決が再び!
そんなこんな。
次回予告
剛力魔王相手に、鉄扇が女妖怪最強の座をかけて挑む。
勝つのはどっち?
法子「女性ってやっぱり強いのね~」




