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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生封神血縁編!
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ナタクと貞英!襲撃到来!

ナタクの屋敷にカミシニが襲撃して来た。


しかし神の力が通じない天敵にどう戦うのか?


私は法子


私達がまだ金色の魔眼の特訓をしていた頃、私達を追って来た剛力魔王と刀剣魔王がナタクの屋敷を襲っていたの。


受けて立つ貞英ちゃんの危機に現れたのは、まだ回復していなかったナタクだった。


「飛んで火による夏の虫だな?ナタク!今度こそお前の首をいただくぞ!」


刀剣魔王の剣さばきにナタクは抜刀して受け止める。


「かつては手も足も出なかった我だが、生まれ変わった我は規格外的強さ!」


するとナタクの纏っていた神気が急激に消耗して消えたのだ。

そこに刀剣魔王の鮮血の剣がナタクの剣を力任せに粉砕したの。


「ぐぅう!」

「お兄様!」


弾かれるナタクに貞英ちゃんが駆け寄ろうとすると、ナタクは制止させた。


「来るな!この敵には我らの持つ気は邪魔だ。ならば修練にて身につけた剣術で相手するまで!」


神気だけじゃない。

ナタクの持つ魔剣ですら、その力を奪われて鈍らのように砕けたの。

ナタクの動きが変わる。

一端、距離を取ると魔法陣を出現させ新たな剣が現れる。

ナタクは戦い勝った敵の武器を持ち帰る趣味があって、普段は己の剣コレクションを魔法陣(空間宝物庫)に置いてるの。


「この剣は魔剣ではない。単に硬く鋭いだけの剣。しかしお前のような者を相手にするなら打ってつけだろう」


ナタクは飛び込むと刀剣魔王の間合いに入り込み斬り込む。


「この刀剣魔王に剣術で勝負とは片腹痛い!斬り伏せてやろう!」



二人の剣が衝突する。

その動きは加速して、その場にいた貞英ちゃんは見守る事しか出来なかった。


「お兄様・・・」


しかしその貞英ちゃんの前にも、


「手が空いている。なら私、お前、相手に、する」

「!!」


それはもう一人の侵入者。

剛力魔王だった。

孫悟空曰く、かつての戦争で類まれな剛力を持つ褐色の女戦士。


「私も戦ってやる!」


その両手に持つ細腕の美少女貞英ちゃんちゃんには不釣り合いな重量級の双錘。

やっぱりナタクの妹だけあって、才能に恵まれているのよね。

双錘を振り回して力強く振り下ろすと、剛力魔王は同じく両腕に手にした大斧で受け止めると、足下が衝撃で陥没した。


「その、程度か?」

「まだまだよ!」


貞英ちゃんちゃんは一度後方に飛び上がり身を翻すと、地面を蹴って突進する。

まるで蝶のように舞って蜂のように刺すって戦い方だわ。





再びナタクも剣を交わしながら戦っていた。

神気を使わずとも肉体のみの強さも尋常じゃない。

戦いの中で更に成長しているように思えるほどに。


「なぁ〜た〜く!うははははは!死ねぇ!斬られろ!殺されろぉ!この我の剣の錆にしてやるぞ!」


「くっ!」


刀剣魔王の猛激にナタクは微かに傷を負う。

その箇所から徐々に力が抜けていくのが分かった。


「ならば一撃にかける!」


ナタクは剣を鞘に収めると、抜刀の構えを取る。


「抜刀か?面白い。なら我も抜刀で相討とうではないか!」


刀剣魔王も剣を鞘に収めると、ナタクと同様に抜刀の構えを取る。

互いから発するは闘気と精神力。

己の集中力を剣に籠めて、鞘から剣が抜かれたの。

刃の閃光が解き放たれ衝突した。


「!!」


互いの剣が威力に粉砕して消滅する。


「互角か?」


刀剣魔王は油断していた。


「!!」


そこにナタクは見逃さなかった。

新たな剣を出現させ手に握ると、その剣で間合いに入った刀剣魔王に斬り込む。


「不意討ちか?しかし、我に・・・」


直ぐに反応して向かって来たナタクを返り討ちに剣を振り下ろそうとしたが、その手が止まる?


「そ、それは!?」


刀剣魔王はナタクが新たに出した剣に目を奪われ、出遅れたの。


「斬!」


ナタクの振り上げた剣は刀剣魔王の身体を斬り裂いた。


「うがぁああああ!」


勝負がついたのか?

しかし刀剣魔王は傷付きながらもナタクに迫り腕を伸ばして来たの。


「その剣を返せ・・・それは我の所有すべき剣だぞー!!」


ナタクは構わずに二度三度剣を振るうと、刀剣魔王の伸ばした腕を斬り落とす。

そしてすかさず首を狙った時?


「ぐぅぅ!?」


ナタクもまた動けなくなっていた。


「我の血を浴びたお前には、もはや戦う力も無かろう?むしろ存在を残せている事は驚くべきと告げよう」


刀剣魔王はナタクに斬られた身体から噴き出す血が凝固して傷を塞ぐと再生していたの。



「な〜た〜く!オマエのその手に持つ剣の名は知我意宝剣。我ら刀剣一族が死した後に残された肉体が剣へと転じたもの。そしてその剣は我の弟の転じた姿だ!」



刀剣魔王の一族は剣が化身した妖怪だった。

そして命が尽きた後、その身は妖刀として残るのだ。

ナタクはかつて刀剣魔王を討伐した時に、この剣を持ち帰ったようなの。

刀剣魔王が倒れて動けないナタクから実弟の化身した剣を奪い取ると、その剣でナタクを串刺しにしようと力を籠める。


「!!」


が、ナタクの姿がボヤけて消えると、離れた場所に出現した。


「お前ら〜そこに居たのか?なら探す手間が無くなったぞ〜」


刀剣魔王の視線の先、ナタクを寸前で救出させたのは?



「此処から先は私達の戦いよ!」




寸前で救出した私、沙悟浄に鉄扇ちゃんだったの。


本当の戦いはこれからよ!


そんなこんな。


次回予告


ナタク達の救援に入った法子達。

カミシニ対策はどうなった?

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