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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生封神血縁編!
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襲撃?惨劇!カミシニの恐怖!


神殺しの血を持つカミシニ。


その力を持つ孫悟空の旧友が敵となって現れたのだ。


私は法子。


私達の不利的状況に現れたのは沙悟浄だった。

閃光が空を覆うと、私達は戦いの最中に腕を引っ張られたの。

それは沙悟浄が空間転移の術で戦場から離脱させたのよ。

正直、あのまま戦っていても勝てたかどうか分からない。

何せ奴らは天敵なのだから。


「奴らは何者ら?奴等の前で力が出せなかったらよ」


「奴等は昔の俺様の仲間だった奴らだ。けど、あんな力は持って無かったはず?しかも俺様はアイツらは死んだって聞かされていたのだぞ?どうなってやがるんだよ!」


八怪も孫悟空も今まで感じた事の無かったような恐怖を感じたの。

それは本能が戦う事を拒むような。


「彼等は一度死んで生き返ったのか?それであの能力を手に入れた?あの力は何なのだろう?力を吸い取られるとかそう言うのではなく」


「力が消えた感じだった」


阿修羅でさえも力が及ばなかった。

紅孩児君も意味分からずに二度も手も足が出なかった事にショックを受けていたの。

神の力を無効化させ、神を殺す能力者。

私は皆の前で答えたの。


「カミシニよ」


全員が私を見たの。


「法子さん?カミシニとは一体何者なのでしょうか?」


「玉龍くん、私は以前、あの能力を持つ連中と戦った事があるのよ」



全員が驚いていた。

私は昔、カミシニと戦った事を話す。

そして知ってる事を全て説明した。

カミシニの能力は血。

その血は神の力を無効化させる。

その血に触れたら神族は勿論、孫悟空達妖怪や阿修羅や八怪のような魔神すら消滅する。

でも戦うすべがない分けではないの。

カミシニに唯一戦えるのは太陽神の力。

そして神力を使わない体術でなら対抗出来る事と、私達に出来る唯一の勝機!


「私達の金色の魔眼はカミシニの血の力に対して有効なのよ!」


「!!」


しかもこの場には、私以外にも孫悟空、阿修羅、八怪、沙悟浄、それに紅孩児くんや鉄扇ちゃんも魔眼所持者なのよ。


「凄い事に七人もいるのよ?正直、この魔眼って誰でも持ってるのね?私だけ特別かと思ったわよ〜」


すると孫悟空が呟いたの。


「あ〜アレな?アレってどうやって出すんだ?」

「へっ?」

「オラも出たり出なかったりらよ」


ちょっと待ってよ?


「蛇神との戦いでバンバン出してたじゃない?皆?」


「あの時は無我夢中だったからな?気付いたら出てた感じか?落ち着いたら自由に出せなくなってたんだよな〜」


孫悟空の言葉に全員が頷く。


「う、嘘?」


確かに私も100%とは言えないけれど、今なら多少なりとも出せるようになったのよ。

こうなったら練習が必要ね。

それも時間がたんまりあるわけでもないの。

牛角魔王さんは未だに捕らわれているし、相手が攻め込んで来るかも。


「とにかくやれる事やるわよ!」



それから私達は魔眼発動の特訓を始めたの。

魔眼発動の条件さえ掴めば、出せるようになるに違いないわ。

私は皆が初めて魔眼が発動した時の事を聞いたの。

私や孫悟空、八怪は戦いの中で危機的状況になった時に無意識に発動していた。

沙悟浄や鉄扇ちゃんはお互いを案じた時、阿修羅も私を思って発動したと。

そして紅孩児君の話を聞いた時に、私達は初めて愛音さんが蛇神族に襲われて命を落とした事を知って涙した。


金色の魔眼の発動には強い思いと感情が高まった事が引き金となる。

魂を激しく揺さぶるような感覚。

その場にいる全員が身に覚えがあった。


初めて同じ能力について話し合ってみて答え合わせ出来た感じだった。






そんな時、奴らは既に動き出していた。

消えた私達を追ってナタクの屋敷に迫っていたの。


「逃げられると思うな。我、皆殺しにしてやろう」


ソイツは刀剣魔王。

手首から血を流すと上空に向けて散らばすと、血が剣へと変わっていく。


「百華鮮血剣」


そして上空から雨のように降り注ぐ。

それは突然の襲撃。

突然頭上から降って来た剣にナタクの屋敷にいた天界人達は次々と串刺しになり、消滅していく。誰も抗えずに無抵抗に死んでいく。


「皆ぁ!壁際に寄って!」


ナタクの妹の貞英は双錘を振り回して降って来る鮮血剣を弾き返しながら身を守る。

そして落ち着いた所で駆け出して外に飛び出し、襲撃者を探す。


「ど、何処?誰の仕業なのですか?」


すると気配がした。

背後から迫る死の気配。

貞英は本能的に身を翻して躱す。


「よく躱したな?娘よ?我の剣を掻い潜り、ここまで来ただけでも称賛するが、我の直接の剣を躱すとは驚いた」


「な、何者!」


貞英は本能的に目の前の敵に恐怖し逃げ出したくなっていた。

敵の気を全く感じない?


「何なの?こいつらは?」


死者?

目の前の敵からは生者の気が無かったの。

けれど意識を持っている?

唯一、強い殺気を感じて運良く躱せたけれど、全く勝てる気がしなかった。


「お前がこの惨劇の首謀者なの?」


「惨劇?これが?おいおい?本当の惨劇はこれから始まるのだ!天界族の皆殺しと言う惨劇がな!」


「させない。私が食い止めるわ!」


貞英は飛び出して両手に持つ双錘を振り回して攻撃を仕掛けたその時、突如目の前に現れた別の侵入者の持つ大斧に受け止められて弾き返されたの。


「きゃああああ!」


すると大斧を持つ侵入者は刀剣魔王を叱る。


「孫悟空、いない。遊ぶな!早く、済ます」


「剛力魔王さ〜ん!すみませんです〜」


二人のカミシニ相手に貞英の生存は完全に助かる見込みがなかった。

そして刀剣魔王が剣を向けたその時、

頭上から飛び込んで来た者がいた。


「お前の相手は俺だ!」


それは傷付いたナタクだった。

妹の危機にナタクが現れたの。


「な〜たぁ〜く!逃げたまま怯えて二度と顔を現さないと思ったら、ぬけぬけと殺されに来たかぁ?」


刀剣魔王は嘗てナタクに殺された。

その宿敵を前に刀剣魔王は再び合間見て殺せる事に歓喜を覚える。



今、神をも脅かす敵との戦いが始まる。



そんなこんな。


次回予告


カミシニの襲撃にナタクと貞英が迎えうつ。


しかしこの敵は今までとは違う。


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