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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生覇王討伐編~真・救世主伝説~
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二郎真君の謀反?

蛟魔王の出産に立ち合った法子達。


天界での展開はこんな話が続くのか?


私は法子


私達は龍神界で蛟魔王さんの出産に立ち合ったの。

子供達は本当に可愛かったわ〜

四人男の子で、末っ子は女の子。

頭上に角が有る以外、見た目は人間と全然変わらないのよね?


後は〜フニャフニャから一ヶ月で出産するなんて、たまげたわ。


お相手は万聖龍王さんよね?

今後、龍神会は蛟魔王さんが長となって、万聖龍王さんが補佐として支えるんだって。

本当にラブラブよね。

噂では万聖龍王さんの片思い、憧れから結ばれたなんてラブロマンスらしいの。

しかも浦島太郎と乙姫さんなんだもん!


そして改めて盛大に式をあげたの。

てか、デキ婚じゃない?


コレって・・・


式の時の蛟魔王さんは本当に綺麗だった。

三回のお披露目に、誓いの言葉。

沙悟浄の裾を握る鉄扇ちゃんが見惚れている姿見て、私も考えちゃうわ。

いつか私も素敵な彼とあんな風になるのかな?

なんちゃって〜

そこに孫悟空と阿修羅、八怪が私の所に来たの。


「・・・・・・」


すると女子会での会話が頭を廻ったの。

三人って普通にしてれば美形かも?

う〜ん。

まさかねぇ〜

ちょっと人様には言えない事を妄想しちゃった。

あはは。


そんな事より龍神会の食事も美味しいし、本当に素敵な結婚式だったわ。


その夜、蛟魔王さんが私達を部屋に集めたの。

そして以前から調べてくれていた天竺の情報の手掛かりを教えてくれた。


「えっ?天竺について何か分かったの?蛟魔王さん?」


蛟魔王さんは椅子に座りながら答える。


「そう急くな。手掛かりかどうかは分からないが、地上界にある遺跡に天竺について描かれた石版があるらしい」


「遺跡?」


「そうだ。ただ遺跡の位置、場所は詳しくは分からない。西の地の何処かと言うことだが」


「えっ?それって?」


その言葉を聞いて私達は顔を見合わせて思い出したの。


「西の地の百眼魔王の遺跡じゃない?」


「間違いないですよ〜法子さん!」


確かに曰くつきの遺跡に私達は足を踏み入れた事があるの。


「遺跡には天界のとも地上界のものとも分からない文字やらの石版ありました」


そう言えばあったわね?


「私ももう一度行きたいと思っていたのですよ〜」


沙悟浄が目を輝かせていたの。

けれど今、地上界は私達が踏み入れられない事になっているの。


「なら問題ないですよ〜」

「何か手段あるの?」

「コレです〜」


沙悟浄が出したのは霊薬。

コレを飲むと妖気や神気が消えて人間並みになってしまう霊薬だったの。


「おぉ!懐かしいな?昔、飲んだぞ!」


孫悟空が思い出したかのように指差すと、沙悟浄が付け加えて言う。


「けど持続時間で定期的に飲まないといけない事と、数。それに日数の事もありますから、行けて三人ですかね?」


「なら私が行くわ!河童ちゃんのボディガードは私に決まってるからね」


「鉄扇ちゃんが行ってくれるなら、後もう一人は誰にしようかしら?」


すると沙悟浄が三妖仙の鹿力大仙を指名したの。


「以前、また遺跡の調査したいと話し合っていたので、誘っても良いですか?」


「まぁ〜私達じゃ難しい事とか分からないし、構わないわよ?」


「ありがとうございます〜」


けど、鉄扇ちゃんは二人きりじゃないと口を膨らませていたの。

あはは。

沙悟浄、女心分かってないわね?

そして沙悟浄と鉄扇ちゃんは地上界に戻る事になったの。

天竺の情報を知るためにね。

それで沙悟浄は現在、天界にいる鹿力大仙を誘いに先に出たのよ。


「戻って来たら私を忘れないでよね?」


鉄扇ちゃんはそれまでお留守番。

これで天竺の情報が入れば万々歳。



そうそう!

そう言えば、二郎真君さんも天界にある極秘古文書の保管庫に出向いて調べて貰っているのよ。



場所は変わって天界の書物庫。

中には天界の起源からの情報が全て置かれているらしいの。

二郎真君さんは保管庫の鍵に神気を込めると、天界の起源から今日までの情報が並べられる。


「天竺についての情報を出してくれ」


すると天竺検索に引っ掛かった古文書が出てきたの。


「全て「天竺とは何か?」と言った資料ばかりとは。やはり実際には存在しない故人の創作か?」


二郎真君さんは溜め息を着いた後、


「ガッカリするだろうな」


と、書物庫から出て行こうとしたの。

すると武神達が待ち構えていて、二郎真君さんに告げたの。


「天がお呼びです。二郎真君様」

「そうか、直ぐに向かう」


二郎真君さんは武神の鎧を纏うと、最高神が集う間に出席して膝をつく。


「二郎真君、参上致しました」


すると天は二郎真君さんに新たな任を与えたの。

これから始まる戦いの総大将としての極秘任務?

これから始まるって何?


「天よ!何を仰っているのですか?それは道理に反します!」


天の命令に反抗した二郎真君さんに武神達が槍を向けて威嚇する。


「天に逆らうか?二郎真君殿!」


それでも二郎真君さんは訴える。


「お考え直しください!」


すると天は二郎真君さんを捉えるように武神達に命じ、護衛の武神達が囲んで二郎真君さんに槍を突き付け押さえつける。


「セィヤアア!」


しかし二郎真君さんは抜刀と同時に護衛達を弾き飛ばしたの。


「謀反だ!乱心した二郎真君が反旗を翻したぞぉー!」


「仕方あるまい」


二郎真君さんは神気を高めると、壁を破壊して宮殿の外へと脱出したの。

な、どうなってるの??


飛行雲に乗って逃走する二郎真君さんに並大抵の武神達は追いつけずにいた。


「何とか知らせないと。こんな事はあってはならない!あってはならない!」


すると前方に四つの影が見える。


「邪魔だ!そこを退けぇー!」


しかし二郎真君さんは前方にいる者達から桁違いの力を感じ取る。


「な、何者だ?」


その者達から発する強烈な気が二郎真君さんの行く手を阻む。

しかもその気はまるで二郎真君さんが知る者と似た気を感じたの。


「あ、阿修羅なのか?」


そして四体の阿修羅に似た者達が襲い掛かろうとしたその時、更に後方から凄まじい勢いで向かって来た者がいたの。その姿を見た二郎真君さんは、


「そ、孫悟空?何故、此処に!」


そう。接近して来た者の姿は孫悟空だったの。

けれど、二郎真君さんは異変に気付き咄嗟に警戒する。


「!!」


凄まじい衝突の余波が発生した。

信じられない事に孫悟空が振り下ろした如意棒を二郎真君さんが三尖両刃刀さんせんりょうじんとうで受け止めたの。しかもその一撃は殺意の塊。


「そ、孫悟空?お前、何を!」


すると孫悟空はニヤリと笑い口に出した言葉は信じられない台詞だった。


「天に背いたお前を討伐してやるぜ?二郎真君!」


受け止めた二郎真君さんの腹部を蹴り飛ばし、そして再び渾身の一撃で如意棒を振り下ろすと、二郎真君さんの額が割れて出血が噴き出す。

そのまま落下する二郎真君さんに孫悟空は容赦なく掌を向けると、


「消えて無くなれよ」



破壊の気功を放ち、二郎真君さんの姿は飲み込まれて消滅したの。



まさか、そんな事が起きていたなんて知るはずもない私達は、二郎真君さんからの情報を待っていた。


そんなこんな。



次回予告


二郎真君の身が心配される中、何も知らない法子達にも新たな展開が?

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