表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生覇王討伐編~真・救世主伝説~
437/713

法子を狙う殺意??

突然命を狙われる法子。


その相手はナタクの妹の貞英だった。


私は法子。


えっ?何?この状況って?

私の目の前にはナタクの妹の貞英ヂェンインが「双錘」(柄の先端に金属製の球状のおもりが付いた武器)を両手に持ち殺気だっていたの。

まさか洗脳?操られているの?


でも誰に?

また蛇神とか?

しかもナタクの妹に手を出すなんて冗談じゃないわ!

まさか私が可愛い女の子に手を出せない事を知っての策??


貞英ヂェンインは手に握る双錘を振り回しながら私に攻撃を仕掛けてくる。

その動きは軽やかでいて、激しく迫って来る。

あっ!

上手い例えあったわね?

蝶のように舞い蜂のように刺すって奴!

な〜んて余裕はないわ〜

私が避けると、空ぶった双錘が床に直撃して陥没する。


「ひえ~冗談じゃないわ」


もしここに玉龍君がいれば麒麟変化が出来るのだけど、こうなればまた神様に転生変化するしかないわね!

はぁ〜すみません。

実はエデンとの戦いで見せた変化は簡単には出来ないみたいなの。

出来ても2秒か3秒?

どうやら極限状態にならないと発動しないのではないかと二郎真君さんが教えてくれたのよ。

宝の持ち腐れよね?

まぁ〜無いものは仕方ないから、今ある力で何とかします。


「龍神の籠手」


私は手の甲に気を籠めると、龍神の衣を身に纏ったの。

防御力、攻撃力は桁違いよ。


「金の錫杖!」


私は気で構成した錫杖を持って双錘の攻撃を受け止めると、


「クッ、何て衝撃なのよ??」


やはりナタクの妹だけあって、その力量は予想以上だったの。

とにかく洗脳されているなら私が助け出してあげるから。


「人間のくせに調子乗らないでよね!何でこんなに強いのよ?早く私に倒されちゃいなさいよ!」


「えっ?」


それって何?まさか?

錫杖で受け止め、私は叫んだの。


「洗脳とかじゃないの?」


私の問いに、


「答える必要はないですわ!」


更に激しく振り回す貞英ヂェンインの攻撃に私は次第に押され始めていく。


「仕方ないわね!」


私は呼吸を相手に合わせると、


「セぇい!」

「エッ??」


気合い一瞬、貞英ヂェンインは私の目の前で一回転して床に倒されたの。


「痛ぁ〜い!」


「痛ぁ〜い!じゃないわよ?何で私を襲ったのよ?」


「人間の女!お前のせいですわ!」


「だから何なのよ?」


すると貞英ヂェンインの口から出た理由が・・・


「お前にお兄様は渡さないわ!」


「へっ?」


ナタクがどうしたって?

聞くに貞英ヂェンインはナタクが私に奪われるのではないかと嫉妬しての行動だったようなの。

つまりブラコン??


「私がナタクを奪うなんてないわよ〜何でそうなるわけ?」


「何故って?それは、だって!」


「だって、何よ?」


貞英ヂェンインは黙り込んでいると、思い出していたの。


今回のナタク主催のパーティーが私に会うための口実だった事。

あのナタクが人間の女子に心が揺らいでいる事。

こんな事、今までなかった。

潔癖な憧れ愛しく慕っていたナタクのここ最近の変化。

その全てが私?


「何でもないわ!ただ、ナタクお兄様を惑わす淫乱女を成敗するだけです」


「誰が淫乱よ!失礼ね!」


と、そこに物音に気付いた皆が心配して出て来たの。


「何があったんら?」

「法子!トイレ長いぞ?」

「法子さ〜ん!」

「法子」


心配になって現れた孫悟空達と、


「何かあったのか?」


ナタクが現れたの。


ナタクは私と貞英ヂェンインを見ると、


「何があった?」


う〜ん?これは説明に困るわね?

仕方なく私はナタクに答えたの。


「実は貞英ヂェンインちゃんと仲良くなってね?今から女子会やろうと思うの。だから妹さん借りても良いかしら?」


「じょ、女子かい?それは何だ?」


「女の子と女の子が友達になるためにお茶べりするのよ」


「おちゃ、べり?」


「お泊り会のこと!これ以上は男子禁制だから放っておいてよね?」


そう言って私は貞英ヂェンインの手を引っ張り部屋に戻ったのよ。


「もしかして庇ってくれたの?私を?」

「当然よ?だから仲良くしよ?」

「私と貴女が?」

「そう。改めて宜しくね?私の事は法子って呼んでね?そうそう!鉄扇ちゃんも呼んで本当に女子会やろうよ?うん!決定だわ〜」



そんなこんなで私は眠たげな鉄扇ちゃんを叩き起こして、この世界で初の女子会をしたのでした。


そんなこんな。


次回予告


それは閉ざされた空間


男子禁制、ひみつの花園


女子会

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ