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隔世異伝・転生記~神を導きし救世主~  作者: 河童王子
女子高生覇王討伐編~真・救世主伝説~
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最終聖戦!五行獣神曼陀羅陣?

危機の孫悟空の前に現れたのは?


俺様は孫悟空


俺様のピンチに、かつて地上界天界と共に戦い義兄弟の契を交わした奴らが数百年の時を超えて再び出揃ったのだ。


平天大聖・牛角魔王

覆海大聖・蛟魔王

移山大聖・百獣王(獅駝王)

混天大聖・鵬魔王


本来はそこに聖天大聖である俺様(美猴王)と駆神大聖・阿修羅(当時は遇獣王)も合わせて水廉洞闘賊団の六大妖魔王と呼ばれていたのだ。


まさに信頼出来る仲間・・・


しかし相手は覇王・那我羅!

しかも何か様子がおかしい状態の。


「お前ら!最初から全力でいかないと二度と美味い酒は飲めないよ!」


軍師でもあった蛟魔王の言葉を合図に全員同時に力を解放させたのだ。


「龍神変化唯我独尊・応龍!」


蛟魔王

この龍神と蛇神との戦争で父親であった応龍の力を託された龍神族最後の長。

様々な特殊な術を使い、軍師に長けた頭脳、そして体術や蛇鞭を使いこなすオールマイティ。

そして最強硬度を持つ蛟の盾を上回る応龍の盾を新たに装備して更に進化していた。


「蛇神の血に身体を好きにされた事!愛する者を傷つけさせた事は決して許さぬ。この俺の刀にかけてお前を討つ!」


牛角魔王は力を解放させると四霊の変化を唱えたのだ。


「四霊変化唯我独尊・霊亀!」


俺様の聖獣である玄武をも上回る亀神の最高種霊亀と契約し、その鎧を纏う。


牛角魔王

真祖魔神の末裔。

類まれな分析力を持ち、嵐気流剣術を会得した荒ぶる知能と言われし大魔王。

この蛇神との戦いで我が子である紅孩児を庇い一度は那我羅に命を絶たれた。

しかし復活した今、再び猛牛が猛るだろう。


「俺俺もまだ戦えるぞぉ!まだ俺俺は負けてはないぞぉ〜!俺俺最強!!!」


百獣王

元の名は獅駝王。

完全再生力に野生の本能に忠実な闘争本能。

常識離れした出鱈目な強さは先の那我羅との戦いでも見せてくれた。

何より金色の魔眼を覚醒した奴の限界は底知れない。

そして・・・


「今は黙して私は戦わせて貰うよ。この命、尽き果てるまで!」


鵬魔王は炎に包まれると、


「鵬魔変化唯我独尊・鳳凰!」


鳳凰の鎧を纏った美麗の魔王。


鵬魔王

炎術を得意とした鵬魔一族の最後の長。

実は紅孩児の所にも雌の鳳凰がいるが、妹らしい。

そして鵬魔王は昔から俺様に対して強い執着があり、何かと付き纏われた。

それが再び出会った時に歪んだ形で敵となったのだ。

それは俺様にとっても今でも許せない仇となった。

俺様の恩師である三蔵を手にかけた張本人であり、俺様が直接殺したはずなのに?

何故、今頃?このタイミングで?


しかし俺様達が戦う相手はこの布陣を持ってしても勝てるかどうか分からない。

世界を覆す程の支配者である覇王。


全力をもって四戦士は那我羅に襲いかかる。

四方向からの同時攻撃に那我羅は更に素速き剣術で弾き返していく。


「休む暇を与えるな!」


蛟魔王の言葉に全員、更に力を籠めた魂の一撃を与えていく。

「うぉおおおおお!」

「グゥオオオオオオ!」

牛角魔王と百獣王が猛り、

炎蒸迎濃陣えんじょうげいのうじん!」

全身を熔岩のように熱して触れた者を焼き尽くす。

そんな攻撃に対して那我羅は呟く。


「この星を生み出したワタシより溢れ落ちた欠片より湧き出た虫けら如きが真の主に何が出来るというのだ?」


那我羅の振り払った覇気は一撃で四戦士の攻撃を払い除けたのだ。

圧倒的な力の差。

天地程の差?


「くぅそ!俺様も戦いてぇ〜」


しかし俺様はまだ回復していなかった。

テューポーンを倒した後も、奥義発動の反動で暫く動けなかったからな。

けれど今、ここで立ち上がらないと駄目なんだ!俺様も戦う!

しかし全身の神経が全て切断してしまってるように、脳からの伝達は何処にも伝わらない。


「くそぉ!くそぉ!」


しかしその時、俺様にテレパシーが送られて来たのだ。

その相手は蛟魔王?


〈まだ動くな!あの覇王を完全に仕留める鍵はお前なのだからな!時間は私達が稼いでやる!〉


すると倒れている俺様に近付く者がいた。

ソイツは倒れている俺様の身体に手を置くと力を注ぎ始めたのだ。


「ボロボロだな?全然、回復しないな?けど、アンタの回復は俺が任された仕事だ。任せろよ」

「お前は!!」


ソイツは万聖龍王であった。

「再生注入!」

万聖龍王の特殊能力は黄龍王から授かった再生力。

その再生力を付加させて内部消滅させる攻撃を得意とするが、その本質は再生。

俺様の傷付いた身体を修復し始めたのだ。

が、同時に激痛が全身を襲った。


「我慢しろよ!意識保ったままの再生は確かに切断された神経を強引に繋げ合わせているから死ぬ程苦しいはずだ。けど、もし今意識が飛べば暫くは目覚められなくなる。目覚めた時には世界終わっちまってるぞ?」


と、とんでもないムチャぶりだぜ。


「うぎゃああああ!」


俺様は激痛に耐えていた。

起きたら全て終わってるなんて冗談じゃねぇからな!

そして俺様の回復の為に皆が身体を張ってるんだ!


そして蛟魔王は俺様の最終奥義が万が一にも覇王に通用しなかった場合に対して、もう一つの対抗策を考えていた。

それも今、死んだと思われていた鵬魔王が生存して現れたからこその奥の手。


なるほどな・・・

アレをやるつもりなのか?


確かに俺様達に出来る本当の奥の手。

これが通用しなくてはもう詰まりだな。


その為には俺様の完全回復。

そして時間を稼ぐ必要があるのだ。


「時間が惜しい。一気に再生させるぞ!」

「来いやぁああ!」


激痛が俺様を襲う。

しかし意識を保ったまま俺様は耐えきったのだ。



「よく頑張ったな?どうだ?身体の調子は?」


万聖龍王に俺様は返す。


「本調子とまではいかないが、これなら何とか出来そうだぜ」


俺様は立ち上がると身体が動くか確かめてみる。

指も首も関節も尻尾も動く。

しかし体力も妖気も空っぽだった。

けれど、今から始める奥の手には問題なかった。


「ありがとな?でもこの後はどうするつもりだ?」

「策は全て乙姫さんが練っているさ」


すると俺様が起き上がったのを待っていたかのように、覇王と戦っていた蛟魔王の合図で戦いの手を止めた牛角魔王達が俺様のもとに飛び退いたのだ。

そして牛角魔王が叫ぶ。


「後は頼むぞぉー!」


すると今度は覇王の周りに上空から飛び降りて来た者達が着地したのだ。

アイツらは?


「八怪!紅孩児!」


二人は俺様に拳を向けて答える。


「オラ達が倒しても良いらよな?」

「ちょちょいと俺様が片付けてやるぞ」


そしてもう一人。

天界より援軍を連れて来た二郎真君が戦場に降り立ったのだ。


「策は全て聞いている。天界の武神として俺の命も使ってくれ」


頼もしい援軍だった。


「そんじゃ〜俺も張り切るとするか〜」


万聖龍王も大槍を振るい覇王に向かって歩いて行く。


そして俺様を中心に蛟魔王、牛角魔王、百獣王、鵬魔王が印を結びながら自分達の力を極限にまで高め始めて融合させ始めたのだ。



「五行獣神曼陀羅陣!」


これこそ俺様達が難攻不落の天界を相手に、例え最高神が相手だとて喧嘩を売れるための最終兵器。



俺様の戦いはまだまだ終わらねぇ!



次回予告


孫悟空達の奥義には時間が必要だった。


その時間を作る事は、覇王を相手には命懸けであった。


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