愛を取り戻せ!沙悟浄の魔眼!?
白骨乙女と妖恐を取り込んだ喰殖覇蛇
その計り知れない強さへ進化した蝕王覇蛇に
いがみ合うナタクと沙悟浄は?
私は法子。
鉄扇ちゃんを取り込んだ喰殖覇蛇に対して沙悟浄とナタクがお互いの信念でぶつかり合い三つ巴となる。
鉄扇ちゃんの事を諦めきれない沙悟浄に対して蛇神討伐を優先するナタク。
そんな時、喰殖覇蛇はこのまま二人を相手には出来ないと意表をつき戦線離脱していた白骨乙女さんを妖恐ごと飲み込んで取り込んだの。
そして再び姿を変えた喰殖覇蛇は、その威圧感だけで私達を震わせた。
「お前が躊躇していたせいだぞ?」
ナタクの言葉に沙悟浄は「それでも鉄扇ちゃんを取り戻す」と首を振ってから喰殖覇蛇に向かって単独特攻をかけたの。
「虚しく感じる。この力を持った今、お前達に対して何も感じなくなった。ほんの少し前までお前達を脅威だと思っていた自分を笑ってしまいそうだ」
喰殖覇蛇は片手を振るうと、その蛇気だけで向かって来た沙悟浄を弾き飛ばしたの。
「うわぁあああ!」
しかし、その頭上からナタクが飛び降りて来たの。
足下の風火輪が炎を噴き出して空中を自在に移動しながら蹴りを繰り出す。
「!!」
ナタクの蹴りは喰殖覇蛇の頭に直撃したにも関わらず微動だにしなかった。
最早、力の差は歴然としていた。
すかさず足を引いたナタクは右腕に嵌めていた金の腕輪を投げつける。
金の腕輪は喰殖覇蛇に当たると回転が速まり皮膚に傷を付ける。
本来なら喰殖覇蛇の身体は金の腕輪の攻撃で全身を斬り刻まれていた。
けれど蛇神である喰殖覇蛇の再生力は簡単に傷を閉じて消した。
そこに再び沙悟浄が仕掛ける。
「鉄扇ちゃんを返しなさーい!」
沙悟浄は指から神気の糸を伸ばして絡め付かせて喰殖覇蛇の身動きを拘束させる。
「こんなものか?」
喰殖覇蛇の身体から発する蛇気が沙悟浄の神気の糸を溶かすように消し去ったの。
そして二人に向かって蛇気を覇気とともに放つ。
「くぅううう!」
「うわぁああ!」
ナタクと沙悟浄は同時に弾き飛ばされる。
「お前達はもうこの俺に傷一つ付けられまい」
その身体は妖恐の頑丈さを手に入れ、数千数万の取り込んだ者達の魂の分だけ甦る不死性。更に同じ数だけの特殊能力をも持っている。
こんな化け物をどうやって倒せって言うのよ!
「正直、今の俺は究極体に近い。覇王様が求める真の目的にこの俺が一番最初に近付いたと自負出来るくらいにな」
ん?今、何て?
覇王が求める真の目的って何?
「お前らに覇王様より与えられた俺達、覇蛇の存在意義について教えてやろう」
それは私達が予測不可能な内容だった。
「俺達、覇蛇の称号を与えられた者は究極体を目指している。強くなる事を目指すのは蛇神として当然だ。だが覇王様より与えられた俺達覇蛇は覇王様を殺すように命じられた。覇王様は強者を求めている。それは自分自身をも殺すほどの強者との戦いに餓えているのだ。覇王様は自らの神聖なる血を分け与えてまで自分を倒せる者を作り上げている。手っ取り早いだろ?自分を殺せる者は自分自身なのだからな!だから俺達覇蛇は覇王様の望み通り、覇王様を殺す強さを得て満足させて差し上げるのだ!」
はっきり言って常識あるマトモな私達にはそんな思考は理解出来なくて当たり前。
覇王は自分を倒すほどの化け物を自ら作り上げて競い合わせているなんて。
その目的は恐らく強くなり過ぎた自分に刺激が欲しいから。
「お前達はもう俺の相手ではない」
喰殖覇蛇の姿が視界から消える。
「先ずはお前からだ!」
「くわっ!」
喰殖覇蛇は沙悟浄の目の前に現れる。
完全に沙悟浄は対応が遅れてしまったの。
喰殖覇蛇は掌に集中させた蛇気を凝縮させ沙悟浄に至近距離から直撃させた。沙悟浄は何も出来ないまま落下していく。同時に全身が黒焦げになりながら既に金色のオーラも消えてしまったの。
そして喰殖覇蛇は再び私達の視界から消えると、今度はナタクに攻撃を仕掛けたの。
「!!」
その攻撃をナタクは寸前で躱して掌に籠めた神気を投げつける。喰殖覇蛇はナタクの攻撃を躱して蹴りを繰り出すとナタクは両腕を交差して受け止めながら弾かれる。
「やはり一筋縄にはいなかいのはお前の方だ」
けれど受け止めた腕は上がらないほど、ナタクも喰殖覇蛇の攻撃に消耗していく。
このままだと時間の問題だわ。
私達に出来る事は何かないの?
この状況をひっくり返す手段は?
〈おい!〉
ん?何か今聞こえたような?
その時、私に向かって念波が聞こえて来たの。
〈おい!人間の娘!我輩だ!我輩!〉
はて?この声?この一人称?
何処かで聞いたような?
確か〜何処かで〜?
まぁ、幻聴って事にしときますか〜
〈幻聴じゃないにゃ!〉
まさか私の心の声を聞いてるんじゃ?
あ、でも何か思い出したかも。
「あんた鵺ね?」
鵺は干支十二宮殿で私達を苦しめ、今は鉄扇ちゃんの芭蕉扇に閉じ込められていたの。
そして沙悟浄の術によって結界の中に閉じ込めていたのだけど?
見上げると鵺を封じた沙悟浄の結界はまだ発動していたの。
「あんた蛇神に操られていたんじゃないの?」
〈馬鹿言うニャ!我輩が蛇神に操られてたまるものかニャ!我輩は・・・あのお前と同じくらい生意気で凶暴な娘の扇に縛られて、仕方なく子娘の命令に嫌々言う事を聞いてやってるだけニャ〉
「それって鉄扇ちゃんの事よね?」
〈そうニャ!〉
「でも鉄扇ちゃんは蛇神に魂ごと食べられてしまったのよね」
私は悲しい口調で鵺に告げると、
〈それなら我輩は自由になれるニャ〜けど我輩はまだ子娘の魂に繋がれたままニャ。その意味が分かるかニャ?〉
「エッ?それって?」
〈オツムが悪い娘だニャ〜!我輩がまだあの娘(鉄扇)の魂に縛られているって事はつまり、そう言う事ニャ!あの娘は蛇神の中に封じ込められているだけにゃよ!〉
「!!」
理解した。
つまり喰殖覇蛇の不死能力とは体内に奪った魂を幾つも保管していて、出し入れしながら自分の魂の再生のエネルギーに使っているの。
その私と鵺のやり取りを聞いていたのは、
「今の話は本当ですか?信じて良いのですか?」
「さ、沙悟浄!」
全身がボロボロの沙悟浄の姿だった。それでも、その眼は希望に満ちていたの。
沙悟浄はまだ戦うつもりなのね?
その姿を見た私は沙悟浄に近付いて行き、その背中を叩いて喝を入れたの!
「沙悟浄!必ず鉄扇ちゃんを取り戻して来なさい!」
「は、はい!」
沙悟浄は決意に満ちた瞳で上空のナタクと喰殖覇蛇の戦いを見上げたの。
「行って来まーす!」
沙悟浄の瞳が再び金色に光り輝き、全身が輝きながら宙に浮く。
そして飛び出して行ったの!
それは上空で戦っていた喰殖覇蛇とナタクも沙悟浄の接近に気付く。
「あのまま眠っていれば」
ナタクは掌に雷を放電させると向かって来る沙悟浄に向かって放ったの。
「うわぁああ!」
沙悟浄は叫びながらナタクの雷を致命傷にならない程度で紙一重で躱しながら突っ込んで行く。それでも沙悟浄の身体は血だらけだったの。
「死にたいのかぁ!お前は!」
ナタクの叫び声に沙悟浄は答える。
「私は死にません!そして喰殖覇蛇に囚われた魂を解放し、助けるんだぁー!」
「!!」
沙悟浄の決意の叫びはナタクの手を止めた。
そして入れ代わるようにナタクは沙悟浄に向かって落下すると、すれ違いざまに呟く。
「その覚悟を結果として示して見せろ!」
「当然です!」
二人が入れ代わると喰殖覇蛇の前には沙悟浄が宙に浮いた状態で浮遊していたの。
「飛行浮遊の術」
驚くのはそんな所じゃない。
目の前に立つ喰殖覇蛇は私達が今までの旅で戦って来た化け物の中でも最強クラス。本来なら脅えて涙を流しながら隠れているはずの沙悟浄が勇ましく対峙している姿がそこにはあったの。
「性懲りもなく、力の差も顧みず、格の差も分からずに、この俺の前に現れたか?」
「・・・・・・」
沙悟浄は金色に輝く瞳で喰殖覇蛇を睨んだまま黙ったままだった。
「その眼だ!下級の雑種の分際でこの俺を見るその眼だ!その眼を抉り出して、握り潰してやるぞ」
そして沙悟浄が口を開いたの。
それは驚くような台詞だった。
「私はお前なんか恐くない!正直、降りて行ったナタクの方が勝てる気がしないです。そしてお前は私には勝てない!」
それはまさかの勝利宣言だった。
その言葉に喰殖覇蛇は口調が荒くなる。
「侮るなよ!この俺を!」
見上げる私の隣にナタクが降りて来る。
「沙悟浄に譲ってくれて、ありがとう。ナタク」
「ふん!」
ナタクは沙悟浄が勝つ確信は無かった。
それでも沙悟浄が喰殖覇蛇に負けるとも思えなかったの。
沙悟浄の魂の籠もった言葉はナタクをも揺れ動かしたからこそ戦場を任したの。
沙悟浄は呼吸を吐くと、決意を籠めて喰殖覇蛇に向かって接近する。
恐らく命懸けの最後の挑戦!
すると沙悟浄の動きはまるで流水の如く喰殖覇蛇の繰り出す攻撃に逆らう事なく躱しながら接近する。
あの動きは阿修羅?
心を無にして雑念を消して接近し、
そして完全に相手の間合いに入った時に繰り出すのは、溜めに溜めた最高の技!
「届けぇー!」
沙悟浄は両手に溜めた力を喰殖覇蛇の胸部に向けて打ち込んだ。
けれどそれは攻撃的な技とは異質なモノだった。
それを見たナタクは呟く。
「考えたな」
「えっ?」
ナタクは沙悟浄の行為の意味を理解した。
喰殖覇蛇は沙悟浄の攻撃をくらい自分自身に何も起きていなかった事に吹き出す。
自分の身体に触れるは沙悟浄の弱々しい打撃程度の攻撃だったから。
「あはははは!弱小!弱小!弱小!」
大笑いする喰殖覇蛇に沙悟浄は答える。
「お前の負けだぁー!」
その直後、喰殖覇蛇の身体から無数の光の玉が噴き出すように出て行くの。
「なぁ?何だぁ?これはぁああ??」
その光が抜けるごとに喰殖覇蛇は自分自身の力が抜けて行く事に気付いて悪寒がしたの。
「ま、まさかぁああ!」
「その、まさかです!」
喰殖覇蛇の身体から飛び出して行く光は喰殖覇蛇に喰らわれていた数々の魂だったの。
「奪った魂の数が喰殖覇蛇の力の源。それが全て消え去れは能力も失われ、その不死性も無くなる」
つまり?
「うぉおおおお!」
沙悟浄は更に力を注ぐと喰殖覇蛇は脅えるように沙悟浄を振り払ったの。
それでも沙悟浄は食らいつく。
「目覚めてくださーい!鉄扇ちゃーん!」
その叫びは喰殖覇蛇の中に封じ込められている少女の魂を呼び起こした。
〈か、河童ちゃん・・・〉
闇の中に一筋の光が見える?
その先に伸ばされた手に少女は吸い込まれるかのように自分の腕を伸ばしていたの。
二つの手が重なり握られた時、
奇跡は起きた。
沙悟浄の金色の魔眼が喰殖覇蛇を覆い、その体内から引きずり出したのは、肉体を持つ少女の姿だった。
失われたはずの肉体を喰殖覇蛇の再生の力を使い彼女の身体を再構築して、記憶の中にあるその姿を完璧に創り出したの。そして封じられていた少女の魂と一つとなった時、完全な姿となって甦った!
「て、鉄扇ちゃーん!」
「河童ちゃーん!」
二人は抱きしめ合い涙を流していた。
「うご、うご、うがぁああああ!」
喰殖覇蛇の身体から鉄扇ちゃんと同じように肉体を再構築した者達が何体も飛び出して来る。それは妖怪だったり、天界神であったり、そして白骨乙女さんと錬体魔王さんも飛び出して来たの。
驚く事にその数は万単位だったの。
沙悟浄は鉄扇ちゃんを抱きしめながら、
「全員までは救えなかった」
それは既に喰殖覇蛇に魂をエネルギーに使い果たされてしまった者や、魂自身から生きたいと言う想いや記憶が無かった者は再生は出来ずに魂のみ浄化という形で救ったの。
「そ、そんな馬鹿な事が・・・!?」
奪った魂を全て失った喰殖覇蛇からはもう化け物じみた力は感じなかった。
「駄目だ、ヤバい!」
喰殖覇蛇は脅えながら背中を向けて逃げ出したの。
「!!」
けれどその瞬間、喰殖覇蛇の身体は無数の斬撃に跡形もなく斬られて消滅した。
「これで再生も出来まい」
それは私の横にいたはずのナタクが一瞬で剣を抜いて喰殖覇蛇を斬ってトドメを刺したの。
この瞬間、私達は覇蛇を完全に倒したの。
万歳!万歳!万歳!
そこに蝕王覇蛇を倒した二郎神君さんが戻って来たの。
「これで一件落着ね」
そこには私の他にナタクと二郎神君さん。
楊善さんの事は二郎神君さんに聞かされて涙したの。
そして沙悟浄と鉄扇ちゃん、白骨乙女さんと新たに肉体を手に入れて復活した錬体魔王さんがいる。
「まさか霊体であった私まで甦るなんて、こんな蘇生があったなんて」
「あ〜嬉しい〜!」
白骨乙女さんと錬体魔王さんは抱きしめ合う。
「何か、もういっぱいいっぱいで、ついでだったのですが」
沙悟浄は疲れきった身体で答えたの。
その偉業に二郎神君さんとナタクは黙って話を聞いていた。
「俺は直接は見ていないが、話だけでは信じられんな」
「だが事実だ。恐らくは奴の魔眼が原因だろう」
死者蘇生なんて術は神様でも禁忌。
そもそも下級の妖怪である沙悟浄に使える術じゃない。
それこそ喰殖覇蛇の中には魂だけでなく蘇生に必要な再生力と生き返るための膨大な情報と記憶が充満していたから出来たの。だから今、死んだ者を生き返させて?やってくれなかったら全身を縄で縛り付けて川に流すわよ?って脅迫しても使えないらしいの。
つまり今回だけのラッキー?
奇跡だったのよ。
ナタクの報告に二郎神君さんは呟く。
「金色に輝く奇跡の魔眼か・・・」
それから喰殖覇蛇から解放された妖怪達や天界の武神、中には聖獣族も沢山いたの。
そして助けた私達を讃えていた。
「我々は貴女達に救われた。貴女達は憎き蛇神と戦っていると思われる。よってこの場にいる我々の命を貴女達のために使って欲しい」
それは万を超える数だった。
「これって蛇神軍と戦うためには必要な力かもね。正直、私達だけでは絶対に蛇神には勝てない。皆が助け合って力を合わせて戦わないといけないの」
私達は蛇神と戦う有志を手に入れたの。
この状況に二郎神君さんもナタクも戸惑いを感じていた。
まさか人間の娘が数万の軍隊を手懐け・・・指揮する事になるなんて。
まぁ〜今回、私は何もやってないのだけれどね?
「法子さん!私も頑張ります〜」
沙悟浄は全身ズタボロで動ける状態じゃなかった。
「もう!沙悟浄は休養取って?本当に今回は沙悟浄になんて感謝して良いか分からないわ」
「そんな〜法子様〜」
沙悟浄は目をウルウルしていたの。
う〜ん。
さっきまでの覇気は完全に消えていつもの弱々しい沙悟浄に戻ってるわね?
「河童ちゃんは私が看病するからね」
鉄扇ちゃんは寝たままの沙悟浄に甘えるようにしがみつく。もういつものツンデレキャラを忘れて完全に惚の字ね?そりゃ〜あんなに頑張ったのだから当然と言えば当然よね〜
その時、何か異様なナニかが私達の足下を素早く動きながら迫っていた。
私達はその存在に気付いていなかった。
〈二郎神君かナタク!その器を手に入れられれば再び私は甦り、この場にいる連中を皆殺しに出来るであろう!〉
それは二郎神君さんによって消滅させられ死んだと思われていた蝕王覇蛇だった。
そして二郎神君さんとナタクの身体を奪うために蝕王覇蛇の魂が迫ったその時、
「!!」
その気配にいち早く気付いたのは私だったの。
「させないわ!」
私が錫杖を構えたその時、他の皆もこの事態に気付いて警戒する。
「まだ生きていたのか?蝕王覇蛇よ!お前はこの俺が消し去る!」
そこに二郎神君さんが前に出ようとする。
〈ふふふ。この私は誰も殺せない。二郎神君よ、そのまま此方へ来い。そうすれば私はお前の身体を貰い受け皆殺しに出来る〉
タイミングをはかり二郎神君さんの身体に飛び掛かろうとした時、その横からナタクが剣を振るう。
〈!!〉
邪魔をされた蝕王覇蛇にはもう攻撃をする力も抵抗する力も無かった。
触れた相手の身体を奪う能力が最後の抵抗だった。
速く自分の存在を入れる器を手に入れないと存在が消えてしまうのだから。
しかしそれを邪魔された今、
〈クッ!仕方ない!〉
蝕王覇蛇は目の前に立つ一番近い相手の身体を奪うしか手段が残っていなかったの。
この私の!
〈その身体を私によこせー!〉
「!!」
私は完全に不意を付かれたの。
このまま身体を奪われる?
そう思った時、飛び出して来た者が私の代わりに身体の中に蝕王覇蛇が入り込んでしまったの。
えっ?嘘?
私の代わりに身体を奪われてしまったのは、
「沙悟浄ー!!」
沙悟浄の身体は痙攣しながら起きと私達に向かって言った。
「何だぁ?この弱々しい器は!?」
まさか本当に沙悟浄の身体が奪われてしまったと言うの?
そんなこんな。
次回予告
蝕王覇蛇に身体を奪われた沙悟浄。
蝕王覇蛇に身体を奪われた者は楊善と同じく・・・




