何か文句ある?これが私の戦い方よ!!
蛇神の王目掛けて辿り着く法子達。
けれどその前に戦う相手が残っていた。
私は法子!
私達は蛇神城の最上階までたどり着く。
そして蛇神の王を守る三体の蛇神と戦っていたの。
双頭の委蛇を相手に白龍王さんと黒龍王さんが苦戦していた。
その動きは力強く素早い動きで圧倒していたの。
「こいつ、強い!」
白龍王さんの疾風の刃を放ち委蛇の身体を斬り裂いても、その皮膚は強固かつ再生力が半端なくて致命傷を与える事が出来なかったの。
しかも一番厄介なのは次の動作反応が速い!
白龍王さんと黒龍王さんの同時攻撃をいとも簡単に躱している。それは双頭の目の数が関係しているのかもしれないの。四つの目と二つの脳が通常の二倍の処理速度で判断かつ反応している。
しかも二体の蛇神の二倍?いえ数倍以上の力を持っているから厄介なの分かるでしょ?
「この私は自らの身体を使って幾度と進化の実験をしているのですよ。そしてお前達の龍の血を加えた時に面白い能力に発見致しました」
「何だと?」
直後、委蛇の動きが加速して黒龍王さんの眼前に迫り殴り飛ばしたの。
「ぐわぁあああ!」
更に吹き飛んだ黒龍王さんに追い付き拳をふるう。
「させません!」
白龍王さんは黒龍王さんの前に風の壁を作って邪魔をする。けれど更に加速して風の壁を突破したの!
「先ずは一匹始末しますよ〜!首だけ落として残りは実験に使わせて貰いま〜す!」
その手刀が黒龍王さんの首元に迫った時、
「近付くのを待っていたぜ!」
黒龍王さんは片腕で受け止めながら
「黒龍の黒雷!」
地獄の雷が黒龍王さんから放たれて委蛇の身体を貫いたの!
「うぎゃあああ!」
その黒き雷は委蛇の身体を焼き始める。
地獄の雷は再生を邪魔し魂をも削る力。
コレなら倒せるかも?
「あ、あはは!面白い能力をお持ちですね?その力も新たに産まれて来る蛇達に移植致しましょう!」
委蛇の身体は完全に動かなくなったにも関わらず、その身体が膨れ上がったかと思うと皮が裂かれて傷一つない委蛇が飛び出して来たの。
「は〜い!復活ぅううう!」
「ば、馬鹿な?脱皮だと?」
「そう。しかも脱皮した私は更に素晴らしく強くなるのですよぉおおお!」
更に加速した委蛇の動きに白龍王さんと黒龍王さんは翻弄され、徐々に身体に傷を受けていく。
「速くて捕らえられん!」
「クソぉ!」
その時、二人は気付いたの。
委蛇の身体が内部から発する力によって爆発的に飛躍している事に。
この力は?
「恐れていた事が起きてしまった・・・」
白龍王さんは愕然とする。
今回、応龍さんによって与えられた最重要任務があった。
それは龍の血が蛇神に奪われる前に取り戻す事だったの。
龍の血は秘薬。
龍の神は神族に対抗するために共に戦う聖獣の王にのみ龍の血を与えたの。龍の血を手に入れた異種族の王は限界を超えた計り知れない力を手に入れられるの。
けれど無闇に血を与え広められない。
その秘薬なる龍の血を狙い手に入れて力を求める輩が増え始めたから。それを防ぐために龍神達は異界に結界を作り、そこに永住を決めたの。
龍の血は奪われてはならない!
これが最重要案件。
つまり蛇神に奪われた龍の血を取り戻す事が赤龍王さん達の与えられた任務。
龍王自ら出向いた理由。
失敗は絶対に許されないの!
「この命に変えてでもお前の存在全てを消し去る」
白龍王さんが構えると、その隣で黒龍王さんが同じく構える。
「行きますよ?」
「おぅ!」
二人は委蛇に向かって特攻すると今までとは比べ物にならない攻撃力と速度で蹴りや拳、掌打を繰り出す。この驚異的な力の飛躍は確か!?
「逆鱗!」
龍神の中でも最高峰の戦士のみ扱える奥義。
龍の血に眠る力を限界まで解放させる事で本来の力を極限の力を引き出すの。
「こ、これは??」
突然の攻撃力の飛躍に流石の委蛇も受け止めきれずに後退していくも、その止まらぬ攻撃に逃げ場を失っていく。
「くぅうう?何ですかぁああ?その力は?それが龍神の持つ特有の力と言うのですかぁあ?」
驚きつつも歓喜を上げながら身体に無数の打撃をくらいながら後退し怯み始める。
「私が対応出来ない速さと威力とは本当に驚きです。けれど本当に龍族の血は私の予想を遥かに超えた品物だったのですね?けれどその仕組みも分かってしまえば扱いも簡単と言うものですよ〜!」
その直後、白龍王さんと黒龍王さんは委蛇の放つ力の解放に吹き飛ばされたの。
「くぅ、こうなる前に片付けるつもりが・・・」
二人の前で委蛇の能力が更に膨れ上がっていく。
それは間違いなく逆鱗の力??
委蛇は己に龍の血を混ぜ合わせた事で龍神族特有の逆鱗の力を解放させたの!
「ふふふ。他愛もない。なんて清々しくも強力な力なのでしょう」
「これが逆鱗と言う力か?力が溢れそうだ!」
委蛇の力は更に高まり続ける。
その時、この力の先を感じたの。
「この力?まだ先が有るようですね?」
「これは射精に近い快楽だぁああ!」
委蛇は逆鱗の更に先の力である壁を超えた。
「逆鱗二枚」
城全体を震撼させる力が委蛇から発せられた時、白龍王さんと黒龍王さんは怯むところか落ち着いていた。そして二人は口にしたの。
「見誤ったようだな」
その言葉に委蛇は「へっ?」と発した直後!
委蛇の身体は一気に膨れ上がって大爆発を起こして消滅してしまったの!?
えっ?何が起きたの?今?
勝ったの?
白龍王さんは語る。
「逆鱗の力は諸刃の剣。確かに限界を超える強大な力を一気に引き出す事で己の中の欲や快楽、そして感情の渦が思考の中を濁流のように襲うのです。その荒波を制する鍛錬を積み、己の限界を見極める事で逆鱗を使いこなせるのだ。お前は龍の血を使う器でなかったのだ!」
と、取り敢えずと?自爆だけど勝利は勝利よね?
白龍王さんと黒龍王さんが一足先に委蛇を撃破したの。
そしてその戦いを見ていた鈎蛇王(ごうしぉ王)が二人に向かって指を向けたの。
「!!」
直後、閃光が走り白龍王さんと黒龍王さんが吹き飛ばされる。一瞬の出来事に何が起きたか分からない二人は壁に直撃すると、その目の前に鈎蛇王自ら玉座から離れて間合いに入り、その愛刀・蛇牙歯断の剣を振り下ろしたの!!
ん?えっ?どうなったの??
戦場は同じ階層で戦う赤龍王さんと玄武王。
赤龍王さんの灼熱の攻撃を受ける玄武王の盾は振り回すと武器にもなるの。
紙一重で躱す赤龍王さんは玄武王の頑丈さに決め手の攻撃の手段が失いつつあった。
玄武王と言えば、防御力に関しては蛟魔王さんの所有する蛟の盾をも上回る硬度を持ち、かつて誰一人と破壊出来ないと言われる程だった。
更に玄武の「武」は守りだけでなく、武神としても四海龍王最強の青龍王さんと同格の力を持つ武勇伝を持つ。それが蛇神側につくなんて、仲間の内は心強いけど敵に回したら恐いってこの事ね?
「あの盾は厄介だ。ならば懐に入って多少なりとも防御力の薄い場所に大技をブチかましてやる」
しかしその行為は危険との隣り合わせ。
懐に入るためには玄武王の攻撃を掻い潜る必要があるだろうし、出来たとしても一度が限界。更に言えば赤龍王さんの攻撃が通用しなかった場合、無防備な状態で攻撃を受ける可能性が有る。
「この俺の全力を打ち込む!」
赤龍王さんは龍気を高める。
「逆鱗・二枚!」
赤龍王さんの身体から激しくも荒々しい龍気を発し全身が紅色の閃光の如き矢となって突進したの。
突っ込んで来る赤龍王さんに対して玄武王は無言で竜巻状の壁で防御する。
けれど赤龍王さんの突進は玄武王の防御の壁を貫き、懐にまで入ると
「この一撃に俺の全てを!」
「奥義・炎上百龍炎ー!!」
それは紅孩児君との対決で見せた赤龍王さんの最大奥義だった。拳から繰り出す百体の炎の龍が至近距離から玄武王に打ち込まれる。
「グゥ!!」
玄武王はその勢いを踏ん張り堪えると拳を放った状態の赤龍王さんの後頭部に拳を振り上げる。
しかし赤龍王さんは笑みを見せると呟く。
「逆鱗・三枚!」
その直後、赤龍王さんと玄武王を巻き込み閃光が放たれて爆砕が起きる!
ど、どっちが勝ったの?
閃光が収まり陥没する戦場で赤龍王さんは力尽きて崩れ落ちるように倒れていく。
その時、初めて玄武王が言葉を発したの。
「お前を強者と認めよう」
玄武王は倒れる赤龍王さんに向けて首を落とす手刀を振り下ろす。
ん?
えっ?えっ?どうなったの??
そして同じ場所の階層で戦うのは私達!
私は見計らっていたの。
砂塵魔王が単独紅鱗大蟒と戦っている。
いくら相性が良くても限界を見誤れば砂塵魔王は命が消える。
その限界まで一人で戦わせていたの。
えっ?誰が酷いって?
わ、私にだって考えがあるのよ!
「ふぅー!!」
私は気を高めていたの。
そんな私を見て阿修羅が思い出していた。
「やっぱり僕が戦うよ?法子」
「だ、駄目よ!阿修羅が戦ったら見境なく攻撃するでしょ?そんな事をしたら紅鱗大蟒の暗示で自分自身にも同じ痛みを感じてしまうのよ?」
「構わないよ」
「構うでしょ!構いなさいよ!構ってくれなきゃ私達が困るのよ!」
「つまり法子は構って欲しいのかい?」
「いや、そう言う意味じゃなくてね?う〜ん。もうめんどくさいわ〜」
「ぼ、僕はめんどくさいのかい?」
「ま、待って!話が逸れて違う方向へ向かいそうだわ!時間も無いし簡潔に説明するわよ?」
「なんだい?」
「紅鱗大蟒を殺したら阿修羅も死ぬのよ?そうなったら私も悲しくなるのね?私が悲しむの嫌でしょ?」
「法子を悲しませる者は僕が許さない!」
「でしょ?でしょ?だから阿修羅が私を悲しませて良いの?」
「僕は僕を許せない」
「だったらどうしたら良いと思うかな?」
「自害する!」
「違うでしょ!もう阿修羅は一か百しかないの?一気に考えが飛躍し過ぎよ!」
「僕は法子を守るから」
「うっ!」
阿修羅の綺麗な顔で悲しそうにそう言う台詞言われると、こっちが恥ずかしくなるわ〜
「とにかく紅鱗大蟒とは私が戦うわ!」
阿修羅は仕方なく頷くと、
私は阿修羅に作戦を説明したの。
「そろそろね」
私は手にした三つの勾玉を握ると私の高めた気を注ぎ込む。
そうよ?この勾玉は私の切り札なの!
「よし!」
私は砂塵魔王に向かって叫ぶ。
「砂塵魔王!もう良いわよ!」
すると砂塵魔王は紅鱗大蟒と戦いながら頷くとサラサラの砂となって戦線離脱する。
「な、何よ!」
紅鱗大蟒は消えた砂塵魔王に苛立っていた。
そこに今度は私が参戦したの。
「瑠美ちゃん!今度は私が相手になるわ!今度は手加減しないから覚悟しなさい!」
強気な私に紅鱗大蟒は青筋を立てたの。
「何も出来ないお前が私に敵うと思っているなんて本当に馬鹿よね!馬鹿過ぎて今にも殺してしまいそうだわ!」
「あら?馬鹿って言う方が馬鹿なのよ?いくら見た目が大人の姿になっても中身は幼いままなのね?」
「何ですってー!!」
怒り形相の紅鱗大蟒が私に襲い掛かって来たの。
「計算通り!」
私はワザと紅鱗大蟒を怒らせ冷静な判断を鈍らせたの。
「もうサヨナラよ!お前の首を落として晒してやるわー!所詮は人間は弱者なのよー!」
紅鱗大蟒が右手に籠めた蛇気を私目掛けて放って来たの!
この攻撃が当たれば本来なら人間の私の身体なんか駒微塵になるのは間違いなかった。
本来ならね?
「赤龍の勾玉ぁー!!」
私の握る赤い勾玉が光り輝くと、強烈な炎が噴き出して紅鱗大蟒の蛇気と衝突したの。
「な、何よ?この力は!?」
驚くのも無理もないわ。
これは最上階に来る途中で赤龍王さんの龍気を籠めて貰ったの。
この勾玉を使う事で私は赤龍王さんの力を一度だけ借りて使えるの。
これは私達人間の持つ知恵の結晶よ?
私達人間は己の力以外に神仏だけでなく精霊や悪魔なんかの力を、札や何か特殊な物を媒介にして借りたりするのよ。ほら?お寺や神社なんかに神様の名前が書かれた札とかあるでしょ?あんな感じよ?
だから私は先に龍王の三人から力を借りて勾玉に龍気を籠めて貰っていたの。これを使えば一度きりだけど三龍王の能力を借りれるわけ。
「これが弱者の戦い方、他力本願よ!」
衝突する炎は突然紅鱗大蟒の周りを巻き起こり視界を塞ぐと、突然身体が急激に重くなり足下が陥没する?
「くっ?これは何?」
そこに背後から私が出現して紅鱗大蟒に抱きつき締め技で押さえ付けたの!
「おっ?は、離せ!こんな人間の軟な力で私を締め付けられ、グッ?ウググ??」
黒の勾玉の効果はまだ続いてるわよ?黒龍王さんの重力の力だったの。紅鱗大蟒は身動きを抑えられただけでなく強い力で締め付けられてるの。
「ば、馬鹿目?こんな真似をしたらお前も締め付けられるのよ!」
「あら?そうかしら?」
「えっ??」
私は紅鱗大蟒を押さえつけているだけで苦しがるどころか平然としていたの。
「貴女を押さえ付けているのは私の力じゃないわ?黒龍王さんの力を借りた勾玉の力なの。万が一苦しむとしても私じゃなくて黒龍王さんの方よ?」
「おいおい!」
紅鱗大蟒はツッコミながら青褪める。
まさか他人を犠牲にして戦うなんて予測不能だったし、この戦いを見ていた砂塵魔王も青褪める。
「・・・・・・」
・・・とか口で言って挑発はしていても、本当に力を貸してくれた三人に反動来るようなら直ぐに中断するつもりだったからね?本当よー!
こんなんで私のうなぎ登りの好感度が下がったら嫌だもんね?
あ、本気にして下げないでよ?
「こ、こんな力で私を拘束出来ると思うなぁー!!」
紅鱗大蟒は強烈な蛇気を発っして逃れようとするけれど、直ぐ様私は最後の白い勾玉を取り出す。
これは白龍王さんの力が籠められてるの。
「とりあえず黙ってなさい!」
私は勾玉を紅鱗大蟒の口の中に放り込むと力を発したの。
えっ?内部から爆発させる?
そんな恐ろしい事はしないわよ?
だからね!
「うっ、うっ、うっ!?」
紅鱗大蟒は苦しみだして藻掻き始める。
「悪いけど貴女とは本気で戦いたくないのよ」
紅鱗大蟒は口の中の酸素を吸い出されて呼吸が出来なくなり顔を青褪め、泡を吐く。
そして酸欠を起こして気を失ったの。
「これで一件落着よ!」
そんな私の勝利を見て砂塵魔王が目を丸くしていた。
正直、孫悟空が守る弱々しい人間の小娘なんてたかが知れている。そう思っていたのに、自分自身が苦戦した紅鱗大蟒を本当に倒すなんて驚きしかなかったの。しかも他力本願的に?
とにかく勝利したのだから文句は無し!
何か文句ある?これが私の戦い方よ!
これで残りは?
私は他の戦況を見る。
白龍王さん黒龍王さんが委蛇と、赤龍王さんが玄武王と戦っているのよね?
苦戦しているようなら助太刀が必要だけど、それに親玉が残っているし。
そして私が阿修羅を温存していたのは勿論!
親玉とぶつけるためなの。
その時、初めて私は他の戦況を見て慌てたの。
白龍王さんと黒龍王さんは委蛇を倒したようだった。しかしそこには親玉である鈎蛇王が二人を追い詰め、大剣を振り下ろそうとしていたの!
しかも同じタイミングで赤龍王さんも玄武王に苦戦し危機的状況だった。
ここは私達が救援に向かわないと!
私は直ぐに阿修羅と砂塵魔王に命じたの。
「二人とも!」
阿修羅と砂塵魔王は頷くと赤龍王さん達の救援に駆け出す。
そして私も!
「えっ?うっ、嘘?」
私の背後から殺気を感じて振り向くと、倒れていた紅鱗大蟒が頭を振りながら立ち上がって来たの。
「もう起きてしまったのね?早くな~い??」
「こ、殺してやる!殺してやる!」
「もう少しおねん寝していてよ〜!寝る子は育つって言うでしょ?それ以上育たなくても良いけどさ〜」
正直、もう奥の手的な秘密兵器的な裏技なんてのは残ってなかったのよ〜
そんな私に向かって指先に蛇気を集中させて襲い掛かって来たの!阿修羅と砂塵魔王を救援にむかわせちゃったし打つ手ないわ!私は後退して逃げようとするけど、足がもたつく。
「死ねぇーー!」
紅鱗大蟒が突き出した手刀が私に迫り覚悟したその直後、
突き出した紅鱗大蟒の手刀は止まっていたの?
えっ?
私は恐る恐る振り返ると、そこには?
「助けに来たらよ〜!法子はん!」
それは釘鈀で手刀を受け止めた八戒だったの。
「おっそいわよー!馬鹿ぁ!」
そして、
白龍王さんと黒龍王さんの危機には阿修羅が攻撃の間に割ってはいり、鈎蛇王の振り下ろした蛇牙歯断の剣を蹴って軌道を変えたの。突き刺さる大剣が床に突き刺さり、鈎蛇王は阿修羅の顔を見る。
「邪魔をするからには早死にが希望か?」
「僕が死んだら法子が悲しむ。だから僕は死なずにお前を始末する」
二人の覇気がぶつかり合うと互いに警戒する。
そして玄武王によって危機一髪の所を砂塵魔王が飛び込み赤龍王さんを救ったの。
「この相手は、つ、強いかも」
砂塵魔王は目の前の玄武王の威圧に全身が震えあがり金縛りに合う
そんな砂塵魔王と力を使い果たした赤龍王さんに玄武王はゆっくりと迫る。
このままでは・・・
その時、新たな妖気の持ち主が飛び込み参戦したの。
そして玄武王の前に着地すると、
「玄武王!お前の相手はこの俺様だぜ!この孫悟空様がお前を真っ当な世界に引き戻してやるぜ!」
それは孫悟空!!
孫悟空〜あんた、何やってたのよ!
今の今まで!
とにかく、これで法子一行の快進撃が始まるわ!
そんなこんな。
次回予告
孫悟空と八戒参戦に勝利は優勢に傾くのか?
それとも?




