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【詩集】さいごのはじまり  作者: につき
16/21

幻想即興曲より

「幻想即興曲より」






まわりまわる


めぐりめぐる


鮮やかな色彩


薔薇の 赤と緑の らせん


落ちる


叩き落された 虹彩




美しい水辺


白鳥が 羽を広げて 嘴をつかう


湖上の 城


開け放たれた 赤と金の扉


風渡る 湖面


さざ波と 白い小鳥の群れ


山々は 頂きに 雪の冠を


尖塔は白く輝く


華やかな白い ドレスが駆けて




転調


踊り狂う 仮面の淑女 と 紺のビロードの上着


移り気な 赤い唇


躍る 回る


昇って 登って 


緋の絨毯


白い足


濃い赤のエナメルのヒール


らせんの階段を追っていく


まだ 追って


見えなくなった 


探している


階下を見て





いなくなった

ショパン「幻想即興曲」 より

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