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紫色のクラベル~傾国の悪役令嬢、その貴種流離譚~  作者: 星見だいふく
第四部03 離反者
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-番外編- キャロライン


頭が重く、手足が思うように動かない。

それでもキャロラインはベッドの上でのそりと起き上がった。それを見たジャイルズ・プラントが、下卑た笑い声を上げる。


「あれほど痛めつけてやってもまだ正気を保っているか。やはり安い金で買える女とは違うな。あいつらはすぐ泣き喚き、媚びへつらい、わしの機嫌を取ろうと必死になるが……エヴェリー侯爵家の令嬢ともなれば、そのプライドはそう簡単にへし折れんようだ。やはり良い物を手に入れた」


上機嫌なジャイルズは、テーブルに用意されてあった酒に手を伸ばし、杯に注いだ。

辛うじてベッドから頭を持ち上げているキャロラインは、その光景をぼんやりと眺め――勝ちを確信した。




遡ること数時間前。


簡素な結婚式を終え、キャロラインは一人で寝室にいた。このあと何が起きるか、必死で考えないようにしながら。

どうしようもないほど震える身体を、自ら抱きしめる。唇をかみしめ、泣き出すことだけは堪えた。


――これでお父様が助かるのよ。なんてことないわ。

優しい父の顔を思い出し、ひたすら自分に言い聞かせる。


なにも永遠に続くわけじゃない。あのセドリックという男が、今夜中には片を付けると言っていた。今夜一晩の我慢。それで、キャロラインは愛する父を取り戻せるのだ。


部屋の扉が開く音に、キャロラインはすくみ上がった。しかし入って来たのが若い青年であったのを見て、ホッと胸をなでおろす。


セドリックが、小さな瓶と杯を手にやって来た。式の前に渡されてあった酒の瓶――それを置いたテーブルに杯を置き、持っていた小瓶の中身を注ぐ。小瓶の中身も酒だろうか。


注いだ杯を、キャロラインの前に差し出す。それを受け取ったキャロラインは、杯をじっと見つめた。


「……あの男があんたを抱くことはない」


その言葉に、キャロラインはパッと顔を上げてセドリックを見る。


「医者から酒を止められていると言っただろう。不摂生が過ぎて、身体のあちこちに問題を抱えている。男としての機能も、数年前からだめになった」


男として身体が機能しない。

……なら、自分は穢されない?

キャロラインがかすかな希望に安堵していると、暗い表情のままセドリックが続けた。


「だから嗜虐性が強まった。女を痛めつけることで欲求を解消している。あんたはそう簡単には手に入らないタイプの女だ。長く楽しむためにも、初夜からいきなり壊してしまうことは避けるだろう。だが……」


それ以上は、さすがのセドリックも口に出せないようだった。キャロラインも、彼が言葉を濁す理由を察した。杯を持つ手が、小刻みに震える。


「飲んでおけ。感覚を鈍らせる薬を混ぜ込んである。素面じゃ恐らく耐えられない」


渡された杯を、グイッとあおる。

小瓶だけを持ったセドリックが部屋を出て行って数分後には、キャロラインの意識は朦朧とし出した。


セドリックの気遣いは、非常に有り難かった。

その後、我が身に降りかかった苦痛――痛みは感じたが、どこか他人事のように、その感覚はキャロラインから切り離されていて。そうでなければ自分は耐えられなかったと思う。


黒いシーツに、なんとか腕を突っ張って起き上がる。

黒いベッドというのは珍しいのだが、その理由、いまなら分かった。従来の白では汚れが目立って仕方がない。

きっといまの自分の背中は血まみれだ……縛られた両腕も、擦れたロープが血で赤く滲んでいる……。


まだぼんやりとした感覚に包まれた頭で、キャロラインは残虐な夫を見る。彼はニヤニヤと笑いながら酒の入った杯を口にし……再びベッドに戻ってくる。キャロラインに手を伸ばしかけて、ウッと短く呻いた。

見る見るうちに顔の色が変わり、苦しそうに喉を掻きむしり出す。


――これで終わった。

安堵から、思わずキャロラインもにやりと笑ってしまった。その表情で、プラント侯爵はこの異変がキャロラインによって仕組まれたものだと気付いた。


「き、さま……!貴様が……!」


プラント侯爵は、最後の悪あがきとしてキャロラインを道連れにしようと考えたらしい。

首を絞められても、両腕を拘束され、薬で意識が朦朧とするキャロラインには抵抗することができなかった。重量のあるプラント侯爵の腕は太く、平時でもキャロラインは抵抗できなかっただろう。


部屋の扉が乱暴に開く音が聞こえ、キャロラインは苦しみから解放された。

大きく息をしながら状況を確認すると、乱入してきたセドリックが、重いプラント侯爵の身体を片手で持ちあげている――その手は、侯爵の太い首をがっしりと押さえていた。


「いつまでも、醜悪な姿を晒すな」


ゾッとするほど冷たい声。その声に、セドリックが積もらせた恨みの深さを感じさせられた。


キャロラインの腕の戒めが解かれ、誰かが自分の身体を支えてくれた。召使いの女たちも部屋に入って来て、キャロラインを連れ出そうとしてくれている。

彼女たちに支えられ、キャロラインはよろよろと部屋を出た。


「おかわいそうに、こんな……酷い……」


崩れ落ちるように清潔なベッドの上に横になったキャロラインの傷を見て、召使いたちが涙を流す。女たちから手当てを受けながら、キャロラインは自分が特に可哀想だとは思わなかった。


召使いの女たちもみな、どこかに醜い傷を負っている。

キャロラインを一番親身になって心配してくれる、一番年配のこの女性など、あるべき場所に右の耳がない。この屋敷の召使いたちも、あの主人に痛めつけられてきたのだ……。


「何も心配することはありませんよ。セドリック様がすべて上手く片付けてくださいますからね。奥様は何も気にせず、ゆっくりお休みになってください」


傷の手当てが終わると、うつぶせのままのキャロラインに優しくシーツをかけて、年配の召使いが言った。


キャロラインは、その言葉に甘えることにした。

まだ意識がはっきりとしない上に、薬が切れ始めたのか、じくじくとした痛みが大きくなり始めている。キャロラインの身体は、もう限界だった……。




眠っていたキャロラインを起こしたのは、激しい痛みだった。

薬が切れたことで、ちょっと寝返りをうっただけでも激痛に苛まれるようになっていた。全身が熱く、呼吸が荒れる。


高熱で苦しむキャロラインをセドリックが優しく抱き起こし、水を差し出す。

セドリックが持つ杯に、キャロラインは口を付けた。水を飲み干すと、少しだけ呼吸が落ち着いた。


――ジャイルズ・プラントはどうなったのか。

そう尋ねたかったのに、声が出ない。だがセドリックはキャロラインの内心を察してくれた。


そっとキャロラインをベッドに横たえると、酒瓶を見せた。式の直前にキャロラインに渡し、初夜に持ち込んだ、あの……。

ためらうことなくセドリックはそれを飲み、キャロラインは目を丸くする。


「……中身はただの酒だ」


口もとを乱暴に拭い、セドリックが言った。


「毒は杯のほうだった。あんたが飲んだ後、俺が仕込んだ」


キャロラインが薬を飲む際に使った杯――そう言えば、あの後も部屋に放置され、プラント侯爵はそれを使って酒を飲んでいた。


「あんたは何もしてない」


そう言ってセドリックは立ち去って行き、キャロラインは目頭が熱くなるのを感じた。

痛みに耐えながら溜息をこぼし、目を瞑る。ぽろりと、涙がこぼれた。


――あんたは何もしてない。

つまり、キャロラインは誰も殺していないということだ。自分の手を汚さないように、セドリックは気遣ってくれた。それが堪らなくて、しばらくの間、キャロラインは声を押し殺して静かに涙を流していた。




翌日、キャロラインは伏せたまま一日を過ごした。

熱と痛みが酷くて動けず、召使いたちの甲斐甲斐しい世話を受けることしかできず。セドリックも当主の葬式に追われて忙しいそうで、顔を合わせることはなかった。


キャロラインがようやく動けるようになったのは、さらに翌日のことだった。

なんとか自力で起き上がれるようになっただけで、好調とはとても言い難い状況だ。


「少しでいい、葬儀に顔を出せるか」


女用の黒い衣装を手に、セドリックが部屋を訪ねてくる。


プラント侯爵の葬儀に妻が出ないわけにはいかない。それはキャロラインも分かっていた。

何とか身体を起こし、召使いに任せて着替えをする。

ほとんどセドリックに抱えられながら、キャロラインはよろよろと葬儀に出席した。


「あんたは、父親と夫を立て続けに亡くした気の毒な未亡人だ。何も話さなくていい。気分が優れずすぐに退出することになっても、咎められるはずもないことだ」


痛みと熱に耐えるキャロラインは、葬儀に出ても長椅子にもたれたまま。何かを話す気力さえわかなかった。

プラント一族は好奇と悪意に満ちた目でキャロラインに近付いてくるが、セドリックが全て追い払ってくれていた。


形式的に進んでいく葬式を、キャロラインはただぼんやりと見つめていた。

悲しむ者は誰もいない。見せかけすら取り繕おうともしない、なんとも白々しい式。

一時間もしないうちに耐えられなくなり、キャロラインはまたセドリックに抱きかかえられるようにして退出すことになった。


「ごめんなさい……」


苦しい呼吸の合間に、キャロラインは謝罪する。

――役に立てなくて、ごめんなさい……。


「あんたは十分やってくれた。あの男は、普段はもっと慎重な男だ。誰が置いたかも分からない酒を飲んだりしない。自分が山のように恨みを買っている自覚はあるからな。だがあの夜は思いもかけない獲物に舞い上がって、迂闊な行動に出た――俺たちが何年かかってもできなかったことを、あんたは数時間でやってのけてくれたんだ」


部屋に戻る前に、ある弔問客に引き会わされた。

隣接するオルディス領の領主代理……オルディス公爵のおじだ。オルディス領の領主は、供を一人連れていた。


「あ……ああ……お父様……!お父様ぁ……!」


無事に自分のもとへ帰ってきてくれた父の姿を見た途端、湧き上がってくる感情が抑えきれなくなった。

優しく抱きしめてくれる父の腕の中で、キャロラインは幼子のようにワンワンと泣き喚く。こんなに感情を露わにしたのは、何年ぶりだっただろうか……。




ジャイルズ・プラント侯爵の死から数週間。喪も明けぬ頃。


黒い衣装を身に纏ったキャロラインは、久しぶりに城へ来ていた。

チャールズ王子の要求でキャロラインは招集をかけられ、コンラッド・エヴェリーの死について問いただされた。


あらかじめ、オルディス公爵と口裏合わせをしてある。

よく似た別人――キャロラインはそう主張して、コンラッドは間違いなく処刑されたと関係者の誰もが証言する。

チャールズ王子にはそれを覆すだけの根拠も証拠も提示できない。予想通り、白々しい誤魔化しだったというのにキャロラインの主張はあっさりと認められた。


……レミントン侯爵が、一切食いついてくる様子がなかったのが不安だ。そこまで関心がないだけだろう、と宰相は推測していたが、キャロラインはさっさとプラント領に引っ込みたかった。


華やかだが欺瞞だらけの王都に、何の未練もない。

王子の婚約者から年老いた地方貴族の妻になったキャロラインを、王都にいた知人たちは同情するようなそぶりを見せながら陰では嘲笑っていたことを、気付かないはずがなかった。

いまさら何も驚きはしない。そういう人たちばかりだと知っていたから。


キャロラインには城仕えは向かない――もっと穏やかな場所で、堅実に暮らすほうが幸せだ。そう忠告してくれた人がいた。

きっとそうなのだろうと、いま、強く実感していた。


「……キャロラインさん」


城から出ようとするキャロラインを、モニカが呼び止める。

あまり彼女のことは好きではなかったが、これで会うのも最後だ。そう思い、キャロラインはモニカの前で立ち止まった。


「本当なんですか?亡くなった旦那さんの、息子さんと再婚するって」

「ええ、本当です」

「そんな……不誠実ですよ!旦那さん、亡くなったばかりなんでしょう?それでその息子とすぐ再婚だなんて……。私、キャロラインさんのこと信じてたのに……やっぱりお金と地位目当てだったんですか!?」


後継ぎのいない未亡人が夫の連れ子と再婚するのは珍しい話ではないが、やはり褒められたものではない。

特にキャロラインの場合、エヴェリー家が取り潰されたことで頼りない身の上となっている。財産と地位のあるプラント侯爵夫人の座に、縋りついているように見えることだろう。


だからと言って、彼女に説明する気にもなれなかったが。


「私、軽蔑します!キャロラインさんは、お金と力がある男性だったら誰でも良かったんですね……!チャールズ様の言ってたように……」


フッと、キャロラインは皮肉な笑みを浮かべた。黒いヴェールで顔を覆ったその表情に、モニカは気付かなかった。


モニカが何となく好きになれなかった理由。いまなら分かる。

彼女は、他人の意見を聞く気がないのだ。いや、耳に入れることはしても、それで自分の考え方や価値観を変えるつもりはないのだ――それまでの生活で培ってきた常識が通じない世界に来てしまったというのに。


「あなたは何様のつもりです?あなたに軽蔑されたところで、私に何の不利益もありません」

「そんな冷たい言い方……!人間関係を、損得でしか見れないんですか!?」

「そうですね。でも実際に、あなたは私が父を助けたくて必死で駆けずり回っていた時、私たちに何かしてくださいましたか?大変な時に何の力にもなってくれない人に嫌われたって、別に困ることではないでしょう?」

「エヴェリーさんは生きてるって聞きましたよ!リチャード様が結局助けてくださったんだから、それでいいじゃないですか!」


違う。助けたわけではない。

あの男は、本当に父を殺そうとしていた。


父を助けてほしいとすがった時、優しい口調でキャロラインを諭しながらも、その目がはっきりと物語っていた。

――邪魔なコンラッド・エヴェリーは、さっさと始末してまえ。


オルディス公爵の横やりで警視総監、主席判事、そしてヒューバート王子まで動いたから、仕方なく方針を変えただけ。

父はリチャード・レミントンの言葉に動揺し、もしかしたら本当に事情があって自分を切り捨てたのではないかと疑念を抱いていたが、あの顔を見たキャロラインは一切信じる気になれなかった。


オルディス公爵……レミントン侯爵を頼れないと悟った時、真っ先に彼女の顔が思いついた。


一方的な言いがかりでチャールズ王子にぶたれた時、公爵はキャロラインをかばってくれた。あれがキャロラインのためだったのか王子のためだったのかは分からない。


キャロラインに一方的な暴行を働いた王子は、エヴェリー家の面子を潰した。しかしエヴェリー側とて、王子に頭を下げさせては遺恨が残る。

オルディス公爵が個人的な制裁を行ってくれたことで、あの場は水に流せたのだ。

女に足蹴にされて王子は恥をかいた――それを罰と見なして穏便におさめる。その流れができた。


それでも、オルディス公爵には自身の手を汚さない選択がいくらでもあったはず。

ためらいなく王子に反抗してくれた彼女なら、父を助けてくれるのでは……。自分の気に入らないことには容赦がない癖に、妙なところで情を見せてくれた、不思議な女性……。


「例えリチャード様が父を見逃してくれたのだとしても、それもあなたには関係のないこと。あなたが必死で懇願して、リチャード様を説得してくださったわけではないのでしょう?」


キャロラインは冷笑し、踵を返した。

どうせ何を言っても自分の意見を変える気のないモニカに、これ以上話していても無駄だ。


キャロラインはもう城にも、チャールズ王子のことにも関わりたくない。だからモニカのこともどうでもいい。

危なっかしく無防備に王子のそばに侍るモニカ。それがどういうことなのか心配していたこともあったが、もう気遣う必要はない。




プラント領に帰って来たキャロラインは、執事として領主の代理を務めるコンラッドを手伝い、セドリックの教育係を行っていた。


領主としてはキャロラインはまだ未熟で、有能な父の助けが必要だ。そしてセドリックは、領主に相応しい教育を受けていない。だからキャロラインが教える必要があった。


セドリックはジャイルズ・プラントの庶子。プラント家に関する権利は与えられておらず、まともな教育も受けていなかった。読み書きすら初級の基礎程度。

だがセドリックに教えるのは楽しかった。セドリックは懸命に努力し、熱心に学んでいる。努力を惜しまない相手なら、キャロラインも教え甲斐があった。


「もうこんな時間か。悪かった、遅くまで付き合わせた」


キャロラインは笑顔で首を振る。

すっかり夜も更けていたが、勉学に勤しむセドリックを見ていたくて、キャロラインもあえて声をかけなかった。


「あんたたち親子には世話になる……領を治めるってことは、いまの俺じゃどうにもできなくて……」


父ももう、王都に戻る気はないようだ。このままプラント領で、キャロラインと静かに暮らしていきたいと話していた。


妻を亡くした寂しさを埋めるために仕事に没頭し、気付いたら財務大臣まで上り詰め……権力闘争の中心に立つことになってしまった。それも、娘まで巻き込んで。

自分の命だけでなく娘の身にまで危害が及んだことで、もう城仕えはしたくないと固い決心をしたらしい。


「明日も頼む……それじゃあ」


部屋を出て行こうとするセドリックに、キャロラインは抱きついた。

……顔から火が出そうなほど恥ずかしい。背後からでよかった。正面からなんて、とてもできそうにない。


「行かないで。今夜は、このまま……」


セドリックに嫌われてはいないはず。小さい頃から彼を知っているこの屋敷の召使いたちも、絶対キャロラインを好いていると後押ししてくれたし。


「どうか、私をあなたのものに……」


何とか公爵の教えを実践しようとするキャロラインを遮るように、セドリックが回した腕を引っ張る。

正面から、強く抱きしめられた。




翌朝、気まずそうにしているセドリックから打ち明けられた。


「……女が勇気を振り絞るのだから、俺もはっきり言葉にしろとオルディス公爵に言われた。その……すまなかった。俺もずっと、キャロラインのことが……」


顔を真っ赤にして言葉に詰まってしまったセドリックが愛しくて。キャロラインは、それで十分だと感じた。

自分を抱きしめるセドリックの腕の中――幸せで……キャロラインの頬を静かに涙が伝った。


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