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時雨  作者: とにあ
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夏の町

なんだか



 そのニンゲンは不思議だった。

 メスなのにオスのような気もする不思議なニンゲン。

 よくわからないので人間ではなくニンゲンだ。

 変わった匂い。

 さらりと透き通る銀の髪。

 まとう空気が薄くて濃い。

 とりあえず、変わったものからは距離をとるようにしてはいる。

 それにあのニンゲンは餌をくれるには幼いから近づく必要もないか。

 

 え? 


 ゆきちゃんは特別ー




 そのままぶらりしていると

 悲鳴のような、かんきの「にゃーー!」が聞こえた。


『クトゥルフ』

 とかいう飲食店だ。



 フンフンと匂いをかぐと、あの店には今日も近づかないほうがいい気分になった。


 あそこの匂いはいつも美味しそうでふらふらとよって行きたくなる。


 だがきっとそれは魔窟に誘う甘美な罠な気がするのだ。

 そう、のこのこよって行ったら逆に食われてしまいそうな……



 数分後。


「おいしいアルかー?」

「ん、なーー♪」

 絶品ー!!




 店の裏でアジの頭を貰った。

 いい店だ!!

如月レイちゃん遠目に観察。


きっと、あの声はサツキちゃん

クトゥルフ 清志さんお借りしました。


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