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時雨  作者: とにあ
20/31

7/5 西の山付近に散歩に行く。



最近町中が浮かれている。

暑いのに浮かれる日というのはこの町の人間たちに数度存在する。

祭りの日がそうだ。

もしかしたら祭りが近いのかもしれない。

祭りの日があってそしてそれほど経たないうちに騒ぐ。

学校から子供が減るのだ。



散歩中に妙な木が連なっている場所に行き当たった。

「んな?」

虫が樹の幹にたかっているのだ。

しかも一本やそこらではない数だ。

学校から子供が減る頃にこれと同じ光景が去年もあったかもしれない?


ここんとこ縄張り検分が甘かったから変化を見逃したか。

家猫になった弊害かなー?



のすのすちりちり


鈴の音がちりちりついてくる。



顔を上げ、山を見上げる。

ココから先はあまり立ち入ってはいけない場所に繋がっている。



無山



猫夜叉と呼ばれる存在が守る場所。


山神であり、ひいてはこのうろなの町を守る神の住まう場所。


「なーー」


久々に挨拶を残し、満足したので帰ることにする。



そろそろえびの尻尾が食べたいなー。





うろな町 思議ノ石碑の無山設定使用しました。

うろな町でツチノコを探し隊 から蜜の塗られた木々の末路使用しました!

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