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時雨  作者: とにあ
12/31

6/3 夜の家族会議の決定

3日は雨、午後からは晴れてたけど家にいた。

学校に行くのを渋ったのが二人ほどいたせいだ。

熱を出したすずねがソウに「側にいて」と呟いたから。

いずるは普通に心配してすずねの側にいたがった。

ただ、ボスはそれを許さなかった。かっけーボス。

家の中が騒がしくて、これまた熱のあるお嬢が不安に駆られたらしい。

傍らで丸まったり、指を舐めたりしてやるとようやく落ち着いて眠ってくれた。世話が焼けるものだ。

そう、お嬢の側にいたので今日は出かけることはなかった。


ボスはお嬢にも友だちができればいいと思っているらしい。

でもなぁお嬢、あんま出かけない。

迷うし、出かけるたびに後で熱出してるんじゃないかとも思う。

そりゃあ、出掛け率低いわ。

でも。

友達って会えなくてもできるのか?

きっかけはいると思うんだ。



ボスが怒ってた。

理由はすずねの熱だ。

「アレはかまって欲しいという甘えです!!」らしい。

みはるも同意してた。ついでにホクも。


そしてなぜか、

山辺の子供達、ソウ、あまね、いずるは五時より前にウチにはいるのは、着替えのため以外は許しませんという宣告をうけていた。

「え。雨降ってても出掛けてろと?」

ソウの疑問にボスはにっこり頷いていた。




猫で良かった。



うちに帰れずうろつく模様

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