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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第四章・出会いのある!良い旅!夢気分♪
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到着したら変人に出会った(笑)

できちゃったんだぜ!

第四章最初の一話がこれって……

視点・アリア(スカート捲り中)


今日は白か。

ん?あ……………よし、宗教国家ミュレイスに到着したよ♪

え?何かしてたんじゃないかって?そんなまさか。

旅を始めてからここまで、一週間と二日。

意外と長かった。

途中、悲劇はあった。

サファイアの死。

俺達は、サファイアに助けられ、今ここにいられる。

ありがとうサファイア、君のことは忘れない。


「アウトォォォォォ!!!」

「潔く成仏しようぜ!」

「死んでないわ!!領主様の脳が死んでんじゃないですか!?」

「は~い侮辱罪~死刑確定~」

「子供か!」

「子供だ!」

「そうだった!」


まったく、失礼な奴だぜ!

皆からお前が言うな的な視線を感じるが、俺は気にしない!

とりあえず、宗教国家の感じを一言で言うなら、白い。

もう、家から教会から道から壁全部真っ白。

あれだ、驚きの白さ。

なんか、頭可笑しくなりそう。

むしろ目か?


「ここが、宗教国家でOK?」

「はい」

「何回か来たことあるから、あってるよ~」

「聞いた話の通りだな」

「白、です」

「ひょうはく~」

「……若干、見覚えがあるんですよね。嫌な予感しかしない件について」

「娘!傾国の美女になるのよ!そして私に美味しいご飯を食べさせるのよ!」

「はら~」

「へった~」

「あそこに馬車も止めれる宿があるみたいっすね。宿はあそこでいいっすよね?」


俺、アメリアさん、クリスさん、、アッシュさん、ファリエナ、アリス、サファイア、シルバー、ルビー、エメラルド、いけすかないイケメン野郎の順だ。

クリスさんがシスターに大変身しているせいか、何か神聖なオーラが出ている気がする。

そんなわけで、宿をとって自由時間!

アメリアさんとサファイアを連れて、商業区の店をひやかす!

買うと思ったか?馬鹿が!

一緒にいない他の皆は、教会に行く班と悪人探しの班と宿で御留守番の班に分かれている。

誰がどこの班か、わかっちゃうよね?

そんなこんなで探索すること20分、犬耳少女がコサックダンスをしていた。

俺はそれを見て、一緒にコサックダンスをする。


「なんで!?」

「ッ!?フン、子供のくせに、なかなかやるじゃない。でも、ついてこれるかしら!」

「この速度が俺の限界だと、何時から錯覚していた!」


高速コサックダンスの勝負が始まった。

負けられない、この戦い!


「フン!」

「「イッタァァァァァ!?」」


サファイアの蹴りが、弁慶之泣所に逝ったぁぁぁぁぁ!!!

ホォアァァァァァ!!!


「なんですか?何見てんですか?見せもんじゃないですよ!」

『ヒイッ!?』


ダンスの観客全員がビビッて離れて行った。

石畳の地面に大の字で寝っ転がりながら、犬耳少女に話しかける。


「名前を聞こう」

「……クィール。アタイはクィ-ル」

「アリア。アリア・メルノだ」

「ハン、覚えといてあげるよ」


お互いに起き上がって、がっちりと握手をする。


「「次は何する!」」

「次何かしたら喋れなくなるぐらいボッコボコにしてやんよ」

「「すいませんでした!」」


サファイアが近所の雷おじさんみたいな恐ろしさを!?

サファイアの癖に生意気だ!

何時ものことだからどうでもいっか。

メンバーにクィールを追加して、教会へ突撃することになった。

途中いろいろ聞こうと思ったが、年齢を聞いて終わってしまった。


「へ~15歳なんだ~20過ぎだと思ってたわ!」

「……それは、老けて見えるという意味ですかな?」

「え?言わないと分かんないの!?」

「こんにゃろぉぉぉ!!」

「ヒャッハー」

「待て待て~」

「ぬるい!!」

「まあまあ、相性が良いということですよ」


そしてクリスさんとアッシュさんが行った教会前である。

教会の扉を開いて中に入ると、まな板美人シスターがクリスさんとアッシュさんを踏みつけていた。

すげぇ、信者の皆様が引いてるのにガン無視だよ。

あのまな板さんは、クリスさんの師匠的な人だ。

白髪銀眼糸目まな板シスター服、これがクリスさんの師匠である。


「あら?あらあら~いややわ~お恥ずかしいところをお見せしてまいましたわ~」


久しぶりの再会である。

なんで俺って、久しぶりに会うと変な場面なんだろうな。

とりあえず一言挨拶だ!

皆も一緒に!


「ちょりっす♪」

「お久しぶりですね」

「あなた誰ですか!」

「まとまりが無い!あとお久しぶりです」

「相変わらずやな~元気そうで何よりや~」


うん、挨拶も済んだし、言わせてもらおうか。

どうしてそうなった?

アリア「ドンドンパフパフ!第四章始まりました~♪」

ファリエナ「出番無い、です」

アリス「でた~い」

サファイア「どうせこれから出番ありますよ」

アリア「旅の途中で魔法少女達も新しい魔法の使い方を覚えたしな!」

サファイア「新しいって言っても―――」

アリア「ネタバレ禁止だっぜ!」

サファイア「……いえ、たぶん読者気付いてますよ」

アリア「あぁ、それの話なんだけど、コロッケにしょうゆって合うと思う?」

サファイア「どの話繋がり!?絶対合わないですよ!」

アリア「何で言い切れる!食べたことあるのかよ!」

サファイア「無いですえど!無いけどもわかるでしょ!?」

アリア「うるせぇ!唐揚げをわさびと砂糖を混ぜたソースで食べる癖に!」

サファイア「それの何が悪い!?領主様だってオムライスにマヨネーズかける癖に!」

アリア「若干マヨラーの俺にはそれが普通なんです~おにぎりの具は辛子味噌が好きなサファイアさんにはわからないでしょうね~」

サファイア「そっちこそおにぎりの中身はなめことか、わけのわからない趣味のですからね~理解しかねますよ」

アリア「ぐぬぬぬ」

サファイア「むぐぐぐ」

アサ「「勝負(デュエル)!!」」

ファリエナ「今日のゲストデス」

アリス「とうじょ~」

クィール「私!参上!」

ファリエナ「これからのことについて抱負をどうぞ、です」

クィール「これからか~やっぱり~出番が欲しいっていうか~もう、メインキャラを食っちゃう勢いで、頑張っちゃいま~す♪」

ファリエナ「バカデス」

アリス「おばかさ~ん」

クィール「なんだとぉ!」

ファリエナ「ていデス」フリスビー投げ!

クィール「ワオォォォン!!」フリスビーキャッチ!

ファリエナ「やっぱりバカデス」

アリス「ばいば~い」

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