何かが違う彼女と彼女と彼女と彼女と……多いわ!!
新キャラだ!
あと一人増やす!
この章ではあと一人だ!
たぶん!
あ、久しぶりの二連投稿です♪
視点・アリア(分裂……分身か)
俺の目の前に、サファイアが二人いる。
前回のモンスターハウスに逝った時、ドッペルゲンガーにコピーされたらしい。
俺とサファイアが鬼ごっこを続けている時に現れ、憐れむような目でサファイアの肩をポンと叩いた。
まあ、つまり、能力とか記憶とかをコピーしたドッペルゲンガーに、領内での扱いを憐れまれたってことだね。
流石サファイア!
「魔物にまで憐れまれる私って……」orz
「なんか、ごめん」
「サファイアマジサファイア」
……サファイアが二人いるとキモチ……なんでもない。
でも、偽サファイアは若干表情が硬い。
ふむ……村人にするか。
「君も今日から領民だ!」
「え?あ、はい、ありが、とう」
どうやら彼女?は三文字以上は一回区切らないと喋れないようだ。
「しっかし……偽サファイアの方が可愛く見える不思議」
「?」
「……え?」
「折角だから、もっと胸を大きく、腰にくびれを出して、髪と身長を長くして、目は少しタレ目に、足を細く長く、肌色を今よりも白く……そうそう」
「これで、いいで、すか?」
「……」
偽サファイアを改造したら、別人になりますた。
第二形態サファイアに似てるけど違う、姉妹みたいな感じ。
うむうむ、表情をちょっと無表情多目にして……これだとアメリアさんぽくなって興奮する。
無表情はやめよう。
表情豊かで行こう。
「よし、その状態維持ね!じゃあ、シルバーにでも預けるか」
「そこ私の家!?」
「……」
「そんな目で見るなよぉぉぉぉぉ!!!」
理解者が出来て良かったじゃないか。
にしても、サファイアをコピーしたからなのか、かなり温厚だな。
……服は水色のワンピースを着ているな。
……………パ、パンツは、どうなんだろうか?
履いているのか……それとも、履いていないのか。
偽サファイアではなく、今の状態だと、どんな感じなんだ?
唾を飲み込んで、そっとワンピースの端を掴む。
ゆっくりと手を上に―――
◇◇◇
……ここは、どこだ?
そう、ここは、サファイア宅。
なんで、俺、ベッドで寝てたんだろう?
「おはようございます、アリア様」
「ごめんなさい」
「何を謝るのですか?アリア様は何もしていないはずですよ?」
「ごめんなさい」
「まさかまさか、アリア様が見知らぬ女性の下着を覗こうなどとするわけありません。私は信じております」
「本当にすいませんでした!!」
DO☆GE☆ZA!
「まあよいではないか、子供とはいえ男であるのだからのぉ。むしろ、興味が無い方が心配じゃて」
「そうゆうものでしょうか?」
「そうゆうものじゃよ」
メイドなアメリアさんとアダルティーなメルティさんが並んでると……拝みたくなるな!
ところで、ここはどこでしょう?
あ、サファイア宅か。
ところで、なんでメルティさんが?
「む?あぁ、アメリア嬢がお主を介抱しているところにちょうど通りかかってのぉ」
なるほど。
そんなことを話していたら、開いた扉の向こうからヒョコっとシルバー達が顔を出した。
「あ、起きたの?」
「チッ……永遠に寝てろよ」ボソッ
「まあ、まあ」
女性がいっぱいだ!
……この中でサファイアいらなくね。
まあ、それはさておき!
「シルバー!そちらの新人をしばらく預かって欲しい!」
「よっしゃ!任された!!」
「ちょっとは考えろや!!」
まさにツーと言えばカーである。
打てば響くとはこのことだぜ!
「ドッペルゲンガーだし、偽サファイアだし、三文字が限界……サペルと呼ぼう!」
「「「ドッペルゲンガー?」」」
「魔物だから退治しよう!そうしよう!」
「サペル……不つ、か者、ですが、よろし、くです」
「まあ、今更ですね。よろしくお願いします」
「なんでもいいや!よろしく!」
「我が言えることはないのぉ。新人同士仲良くしようではないか」
「あっれぇ?」
魔物の受け入れが早いぜ!
ファリエナ元魔物だしな、当たり前か。
襲いかかってきたら二秒で消滅するだろうし、特に問題無いな。
帰ったら領民プラス一しないとな。
そんなことを考えていたら、何故か全員脱ぎだした
「ゑ!?」
「どうかしましたか?」
「なんじゃ?」
「どうしたの?」
「どうしたんですか?」
「どうし、ました?」
どういうことだ!?
流石に変だ!
……夢か。
じゃあ、堪能しよう。
他の女性陣も集めて~ぐへへ~
◇◇◇
視点・サファイア
「よいではないか~よいではないか~うへへ~」
……領主様が、キモイです。
アメリア様は領主様に膝枕してジッとしてるし、メルティさんは幼女状態で一緒に寝てるし、私もどきはそんな光景を眺めてるし……変人しかいないのか!
「娘よ……貴女も十分、変人よ」
「……そんなの、そんなの……言われなくてもわかってるよぉぉぉぉぉ!!!」
普通でありたい。
だって、女の子だもん。
アリア「ツッコミ要員の追加だと思った?残念!ツッコミできません!」
サファイア「……な、なぜ?」
アリア「だって、三文字以上は、区切らないと」
サファイア「そ、そんな!?で、でもいいんです!慰めてくれますから!」
アリア「そんなことを言っているサファイアですが、記憶を共有したサペルさんに伺ってみましょう。サファイアはツッコミを嫌がっていますか?」
サペル「そ―――」
サファイア「回収ぅぅぅぅぅ!!!」
アリア「あー今の行動が、答えです。次のコーナー行ってみましょう!」
ファリエナ「バナナが……パイナップルに変わった、です」
アリア「そんなバナナ……俺パイナップル嫌い」
ファリエナ「じゃあスイカにするデス」
アリア「皆で食べよ食べよ~」
アリス「すいかあまあま?」
サファイア「はぁ、はぁ、はぁ……私は、ツッコミなんか、大っ嫌いだ!!」
アリア「あ、じゃあやめる?」
サファイア「……ぇ?」
アリア「別に良いよ。代わり用意するから」
サファイア「……」
アリア「ハイツッコミ!」
ファリエナ「なんでやねん、です」
アリス「おうべいか」
サファイア「……」
アリア「いいよ!すごくいい!カワイイは正義!」
サファイア「……るな」
アリア「ん?ツッコミを放棄したサファイアさん、なにかな?」
サファイア「ツッコミ舐めるな!!そんなのツッコミじゃないから!!もはやボケだから!!」
アリア「へ~じゃあ、サファイアがツッコミってことで、いいかな~?」
サファイア以外『い○とも~』
サファイア「それパクリィィィィィ!?」




