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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第三章・領地改革というなの魔改造計画♪
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鳴かぬなら、鳴かせて見せよう、閑古鳥……いや、鳴かせんなよ。

ドキドキ♪○×サファイア☆テスト♪


質問①・自分は普通だと思う。

質問②・魔法少女(笑)だ。

質問③・偉い人(例・領主)と友人関係だ。

質問④・よくツッコミする。

質問⑤・落とされやすい。

質問⑥・人を見る時、外より内、見た目より骨が大事だ。

質問⑦・知らないところで崇められている。

質問⑧・とりあえず氷らせるのが好きだ。

質問⑨・やっぱり自分は普通だと思う。


後書きでテストの結果発表!

特に意味はない。

視点・アリア(サファイアがノリツッコミを使えるかチェック中)


「サファイアがぱんつくったってホント!?」

「そうそう下着を軽く火で炙るわけないでしょうが!?パンは作りましたけども!」

「ちょっと微妙だな」

「なにが!?」

「よし、道具屋行こうぜ!」

「ちょっとは会話しようとしませんか!?」

「なにぃ?俺の作った肉団子が食えねぇってか!?」

「何の話!?」

「そして到着道具屋です」

「何時移動したっけ!?」


一回使うとぶっ壊れる指輪型転移装置です♪

凄い無駄な使い方をした気がするんだぜ♪

作成には一ヶ月かかるので、もう持ってません♪


「もったいな!?」

「たのもぉぉぉ!!!」

「話そうよ!?ちょっとでいいから話そうよ!?」


サファイアが五月蠅い。

無視しまっせ。

道具屋の扉を蹴破ってスイッチ片手に宣言。


「コッペパンを要求するっ!おとなしくコッペパンを出せ!さもなくば―――爆発する!」

「「えぇぇぇぇぇ!?」」

「いらっしゃい」


ルビスさんが驚かない件について。

……何時も通りか。

別のやり方で攻めてみる。


「爆発するのは、サファイアだ!!」

「なんて惨いことを!?」

「とばっちり!?てかどうやって爆破するの!?何か仕込んだな!!」

「はいコッペパン」

「わ~い」


スイッチを投げ捨ててコッペパンを食べる。

このパサパサ感が、たまらん。

サファイアがスイッチを何度も踏んでるが、あのスイッチ押すと光るだけのオモチャなんだよね。

もっちゃもっちゃ口を動かしながら、ポケットからスイッチを出してポチッとな。

ガコンッと言う音が鳴り、サファイアの足元の床がパカッと開く。


「ぇ」


サファイアが落下していき、ゆっくりと閉まる床。


「「……」」


流石に予想外だったようで、ソルさんとルビスさんが思考停止している。

まあ、この建物を造った段階では存在しなかった機能だからな。

どうやって作ったかって?そ・れ・は……禁則事項です♪


「ソルさんや、道具屋儲かってる?」

「いや、御客さんはほとんど来ないね。もう、なんていうか、趣味でやってる感覚だね」

「それは良かった」

「……一応商人だからね?」


知ってるよ。

じゃあ、道具屋が儲かる様な何かを追加しようか?

ダンジョン?すでに領地がダンジョンですが、なにか?

コロッセオでも造るか?いや、だったら壁を50メートルにする!

まあ、この店がどうなろうと知ったこっちゃないぜ。


「私のサファイアちゃんはどこに行っちゃったの?」

「……サファイアは、もう……うぅ」

「殺すな!?大事なことだからもう一回言いますよ!殺すなぁぁぁぁぁ!!!」

「「「あ、おかえり」」」

「お前ら絶対グルだろ!?」


サファイアが鬱陶しいぜ。

てか、服とかボロボロで一般的にはかなりエロティックな格好になっている。

俺はサファイアのこと女として見れないから。

だって、魔法少女(笑)だし。

……あれ?


「よく帰ってこれたね。魔物の巣に落ちた筈なのに」

「見た目の通り死にかけましたけど!?」

「エロくて大変よろしい!」

「ハァハァハァ」

「興奮してんじゃないわぁぁぁぁぁ!!!」


ルビスさんが綺麗に受け流して、ソルさんが氷った。

ルビスさんは、なんだかんだで強いからな。

メルノ領以外では。

だって、ウチの領民はルビスさんクラスの身体能力持ってるし。

技術は流石に無いけど、能力は持ってるんだよね。

まあ、領民のことなんかどうでもいっか!


「今凄い領主として最低な発言があった気がします」


さて、そろそろ帰ろうかな。

ふむ……全員落とすか。

さっきサファイアを落としたボタンを再度押す。


「ぁ」


サファイア落下。

もう一回ボタンを押す。


「へ?」


ソルさん落下。

さらにもう一度ボタンを押す。


「ん」


ルビスさんは、床が開いた瞬間バックステップで回避。


「チッ」

「こらこら」

「サーセン」

「ふぅ……迎えに行く」


ルビスさんは、出入口の開店中の札をひっくり返し、準備中に変えてフッと消えた。

俺は道具屋を振り返り、一言。


「ここって、必要あるの?」


メルノ領には無駄があると知った1日だった。


「……おい」

「……さらば!」


そして、命がけの鬼ごっこが始まった。

アリア「前書きテストの~」

サファイア「結果発表~なんだけど、テストの題名なんだよ」

アリア「さて、○が0だった人!アナタはサファイアとは真逆の普通な人だ!そのまま普通でいてほしい!」

サファイア「ちょっと待て!それどういう意味ですか!?」

アリア「○が1~3だった人!若干変人に足を踏み入れてるぞ!気を付けよう!」

サファイア「このテスト何か?私が変人だって言いたいのか!!」

アリア「○が4~5だった人!変なことに巻き込まれてないか!?」

サファイア「ねぇ聞いてる!?」

アリア「○が6~8だった人!もしかしたら契約を迫られるかも!?小動物と怪しい子供には気を付けよう!」

サファイア「怪しい子供て、私の場合領主様ですよね?」

アリア「○が9だった人!今日からサファイアを名乗ろう♪」

サファイア「名乗らせるなよ!?」

アリア「そんなわけで、今日のゲストはマーゾ君です!」

サファイア「何でもいいから話をしよう!」

マーゾ「お久しぶりです。罵ってください」

アリア「この○○○(ピーー)野郎」

サファイア「黙ってろ○○○○(ピーーー)が」

マーゾ「ありがとうございます!!」

アリア「呼ぶ奴間違えたな」

サファイア「せめて主の方を呼んでほしかったですね」

マーゾ「御主人様は現在、鞭を使う練習中です♪」

アサ「「……よかったね」」

マーゾ「はい♪」

ファリエナ「変態ばっか、です」

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