最初出た人って中盤出て来なくなるよね♪それか瞬殺♪
ラブコメ書きたい!
……自分には無理だね。
恋愛は、難しいです。
一応言っておく、書かないからね?
視点・アリア(クリ○ンのことかぁぁぁぁぁ!!!)
アメリアさんの洗濯されてしまったパンツの匂いを嗅ぎながら、あんまり会っていないテリーを探している。
温泉に入る若い女性達からの苦情で、覗きをやめさせてほしいとのこと。
偶・然!一緒になったクリスさんとアッシュさんを連れて、テリーの御宅に向かっている。
「……クリス、あの子は何をしているんだ?」
「自分のメイドの下着の匂いを嗅いでる」
「……ここでは、あれが普通なのか?」
「いや、そんなことないけど。あんなことするというかできるのはアリア君ぐらいだね」
「……そうか」
チッ……イチャイチャしやがって。
何時か混浴に入れてやる。
クンカクンカしながらそんなことを考えていたら、やっとテリー宅に到着。
扉を蹴破る。
「おうおうおう!テリーはいやがりますかぁ!!抵抗しなければ女性陣にフクロ!抵抗すれば首だけ出して埋めてやるぜ!」
「……クリス」
「アレがアリア君だから」
……ん?いない?
テリー宅に入って隠れられそうな所を探してみるが、どこにもいない。
……可笑しいな。
屋根上にはいないし、隠れられるところもない、されど気配はする……こういう時には、誘き出しに限るな。
「クリスさん、アッシュさん」
「なに?」
「なんだ?」
「チッスしな」
「「………は?」」
何言ってんだこいつ?みたいな目で見ないでほしい。
俺も何言ってんだ俺?と思ってるんだから。
でもこれが一番だと思うんだよ。
「テリーは領内では一番クリスさんに惚れてるよね?だから、クリスさんがイケメンとキスする場面を見せつければ出てくるかもしれない」
「「……」」
二人とも固まっちゃったんだけど。
まあ、手も握り合えない二人だしな、しょうがないか。
……手助けしよう♪
「今すぐキッスしないと、○○○○しない限り外せなくなる手枷付けちゃうぞ♪」
「「!?」」
そんな便利な手枷存在しないけどな!
あったら俺が使うわ!!
さぁ、どうする教会カップル!
「……ど、どうするんだ!?」
「そ、そんなの私に聞かないでよ!?」
「す、する、か?」
「ぅ……こ、これ以外、あの変態を誘き出せないなら、やるしかないじゃない……」
「……そ、そう、だな」
「「……」」
真っ赤になって見詰め合っちゃって……
俺?気配を消して壁際にいますが、なにか?
お?少しずつ二人の距離が……
「「……」」
イクのか?
イッちゃうのか!?
かなり適当に言ってたのに、ヤッちまうのか!?
「「……っ」」
「ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ここで床下からテリー登場。
領主権限によってサファイアを召喚。
「人の恋路を邪魔するヤツは二回シネェェェェェ!!!」
「でゅぶはぁぁぁぁぁ!?」
終わった。
サファイアと一緒にテリーを縛り上げ、サファイアに村長宅への輸送を頼む。
サファイアを見送って、固まっているお二人さんに一言。
「続き、する?」
「「……す、するかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」
二人とも顔を朱くして走り去ってしまった。
もぅ、ウブなんだからぁん♪
……俺キモイ。
◇◇◇
さて、することがなくなってしまった。
なので、カマさんのお宅を覗いてみる。
「いけない子猫ちゃんねぇん♪ちょっぴり過激なお仕置きよぉん♪」
「ひぃ!?だ、誰か!!た、助けて!!く、来るな……来るなぁぁぁぁぁ!!!」
「ぬっふぅん♪」
「アッ―――――」
……見なかったことにしよう。
「……実に、平凡な領地だぜ」
誰に言うでもなく、そう呟いた。
普通の人に会いたい、そう思う少年がいたとか。
アリア「俺もアメリアさんとちゅっちゅしたい!」
サファイア「もっと恋愛要素強めればできるんじゃないんですか?」
アリア「れん、あい、だと!?」
サファイア「え!?そこ驚愕するところですか!?」
アリア「目と目が合ったら、フォーリンラブ?」
サファイア「恋愛舐めてんのか!?」
アリア「俺が攻略した女子は、五十三万だ!!」
サファイア「ナ、ナンダッテー」
アリア「……恋愛処女風情が」
サファイア「ぁ?なんだって?」
アリア「恋愛のれの字すら経験したことのないヴァージンが、恋愛を分かったふうなこと言うんじゃねぇよ!!」
サファイア「そっちよりはわかってるわ!!」
アリア「好きになった相手すらいないくせに、生意気なんだよ!!お前みたいな奴、修正してやる!!」
サファイア「ハッ!出来るものなら、やってみな!!私こそが、世界の決定だ!!」
アリアとサファイア「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」
~二名暴走につき、ゲストは不参加~
ファリエナ「バカデス」
アリス「りあじゅう、どかーん」




