神は言っている……ここでシリアスに入るべきでは無いと。
なんとなく出来た~
青年の母親と話すと思った人、はずれです!
なんでもいいか。
本編どぞ~
視点・アリア(珍しい本気モード、終・了・後♪)
そして完成した万能薬である。
え?過程?途中経過?
なにそれ?おいしいのぉ?
まあ、途中俺が領主だとばれて土下座されたり、素材集めてる最中にヘス君がシルバーに惚れたり、ヘス君一家がウチの領地に住む許可出したり、そんなこともあったが、特に問題は無かった。
そして現在、我等の二世にヘス君を送ってもらうところだ。
「待ってるな~」
「はい!ホントにありがとうございました!」
「さよなら、です」
「バイバイ」
ふむ……そう言えば、ヘス君ってシルバーのことあんまり知らないんだよね。
シルバーにからかわれてるのは何回か見たけど。
折角だ、教えておこう。
「ヘス君!」
「はい?」
「シルバーって実は、バツイチなんだぜ!」
「……え?」
「じゃあ、頼んだぞ二世!」
「ちょ、ちょっと!?今の詳しく教えてくださいよぉぉぉ!?」
うむうむ、逝ったか。
さて、アメリアさんの胸に埋もれよう。
あの胸の谷間は、俺のもんだぁぁぁ!!
◇◇◇◇◇
……アメリアさんの胸に飛び込んで数秒後から記憶がない。
何時の間にか寝てしまったらしい。
ベッドの上だった。
とりあえず起きよう。
寝室の扉が開いてアメリアさんが何か言う前に、スカートを捲る。
今日はREDか……しかも紐だ!
すらっとした美しい足とフィットした紐パンが実にエロイ!
「アリア様、元気なのでしたら御仕事しましょうか?」
「ゴッホゴッホ!!今日はちょっと、無理かもな~風邪引いたかもしれないよ~」
「そうですか。ではすぐにでもクリスの所に行きましょう。彼女なら風邪ぐらい治せますから」
「あ~これ風邪じゃないかもな~呪いかもしれない」
「メルノ領で呪いが発動すると思いますか?」
「NO」
ちなみに、この会話中スカート捲ったまんまである。
あと、ヤンギレさんによってメルノ領には結界が張ってあって、呪いの状態異常は術者に返される。
つまるところ呪い返しという名の反射である。
もうすぐ魅了の状態異常を無効化する結界が出来るらしい。
そうなったら、アメリアさんへのセクハラは止まるだろうか?
……無理だね♪
「次は是非ともフリフリピンクのパンツを穿いて欲しいな♪」
「お断りします♪」
♪つけるなら笑顔を作ろうよ。
無表情は……これはこれでアリだな。
うむ、アメリアさんは何時も通り美しぃ。
「そういえば、ヘス君来た?」
「いえ。ですが、聞いた場所のことを考えるともうすぐ来ると思いますよ」
「おけ、把握」
アメリアさんへのスキンシップもしたし、今日は何をしようかな。
◇◇◇◇◇
自由に出来る時間があると、一時間前まで思っていました。
今の状況を簡潔に説明すると、ファリエナとアリスと一緒に庭の畑弄り中にヘス君一家到着。
到着と同時にDOGEZAされたった。
曰く、息子が無礼を働いたことを許してほしい。
曰く、万能薬のような高価な物を頂いた事への感謝。
曰く、対価は今すぐに用意できないが一生掛かっても必ず用意する。
こんなことを言われた。
ヘス君の連れてきた人は、父、母、弟、幼馴染・女、幼馴染・父、幼馴染・母、幼馴染・兄、幼馴染・妹、この八人である。
ちなみに、今さらな気がするがヘス君の家は他国だった。
つまり、拉致or亡命みたいな感じだ。
まあ、平民だから抗議とかはされないだろうけど。
ついでに言うならその国の貴族は、平民が自分の近くで喋ったら死刑、顔を伏せずに見てきたら死刑、命令を聞かなかったら死刑、気に入らなかったら死刑、税を払わなかったら曝し首。
そんな感じらしい。
あと、名前聞いたけど忘れた。
とりあえず、土下座する人達の前で仁王立ちしてみた。
ファリエナとアリスも同じポーズ。
「フハハハハハ!!貴様等の命は我のモノだぁぁぁぁぁ!!!」
「バカなこと言ってんじゃないですよぉぉぉぉぉ!!!」
「顔はやめてぇい!?」
土下座の上を跳び越えて、ドロップキックを俺の顔面に叩き込むサファイア。
驚愕する他国の人達、特に反応の無い幼女達、満足そうな少女、大の字に倒れる領主……カオスが完成した。
まあそれはさておき、起き上がって土下座をやめさせる。
「サファイア!こちらの二家族に家を用意する様に!」
「了解しました!」
「あとメルノ領の危険地帯の説明!」
「わかりました!」
「それからメルノ領での常識も教えといて!」
「はい!」
「ついでにクラフティングの材料確保!」
「ん?」
「そういえば、皆への紹介もよろしく!」
「……ちょっと待ちましょう」
「おまけで―――」
「待てっつってんだろうが!」
「あげぽよ!?」
グーはやめてほしいわ。
とにかく、ヘス君達に喋られる前にサファイアに連れて行ってもらおう。
「後は任せた。アリア・メルノは、COOLに去るぜ」
「ちょ!?こんなめんどくさそうな人達押し付けないでくださいよ!?」
『え?』
「ばかばっか、です」
「かば?」
◇◇◇◇◇
私、母親というモノに興味があります!
なので、ヘス君の母親を観察中。
ス、ストーカーちゃうし!これ、あれだよ、仕事だ!
……ホント、何してるんだろうな。
アリア「ストーカーエンドをやめないで」
サファイア「やめようよ!?」
アリア「だってストーカーだぜ?好きな人の全てを知ることのできる究極の職業だぜ?ドラ○エにあったらみんな使うぜ!魔王の全てを知る勇者みたいな感じになるな。勇者は調査内容を語った。魔王が勇者が来るまでに120回鏡の前で勇者用の口上の練習をしたことが明らかになった。魔王は悶えている。みたいな?」
サファイア「長いうえにウザイ」
アリア「俺、今日から高校デビュー!」
サファイア「話はちゃんと繋げよう!」
アリア「そして今日のゲストはまっちゃん!」
サファイア「誰!?」
アリア「高校の友達」
まっちゃん「ナマステー」
サファイア「誰だよ!!」
アリア「サファイア……隠していたことがあるんだ。俺、ホントは、高校なんて行ってない!」
サファイア「知ってますけど!?」
まっちゃん「ナマステー」
サファイア「うるさいわぁぁぁ!!」
まっちゃん「ナマ―――」
アリア「まっちゃぁぁぁぁぁん!!!」
サファイア「で、まっちゃんて誰?ホントのゲストは?」
アリア「まっちゃんは、自称フランス人でオランダ国籍の日米のハーフな高校生なんだ。そしてホントのゲストはアースです。ずっと地面の下にいますた」
サファイア「何その怪しい外国人設定!?ナマステってインドとかの言葉じゃないんですか!?しかもなんで喋らないのをゲストにしたの!?」
アリア「そんなの、決まってるじゃないか」
サファイア「ほぉ?どんな理由だと?」
アリア「サファイアにツッコませる為♪」てへぺろ♪
サファイア「お☆ば☆か☆さん♪」右左アッパーストレートの四コンボ!
アリア「あ!ば!か!むぅぅぅ!?」
サファイア「……やられた時のヤツ、ハマったんですか?」
ファリエナ「へんじがない、ただのしかばねのようだ……です」
サファイア「ま、いっか。また次回で~」




