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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第三章・領地改革というなの魔改造計画♪
79/135

ちょっと遅めの正月スペシャル♪

予想以上に見たがってる人がいたので、作ってみた結果……こうなりました♪

クリスマスの時と似てる気がする。

サファイアへの被害がでかい気がするけど。


とりあえず、今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

三時のおやつと一緒に見てください。

アリア「おはようございま~す」小声


ファリエナ「(゜ω゜)ノ」


アリス「(゜ω゜)ノ」


アリア「二人が可愛過ぎて萌え尽きた」小声


ファリエナ「?」


アリス「?」


アリア「現在、サファイアの寝室にいます。これから、寝起きドッキリを仕掛けようと思います!」小声


ファリエナ「寝起きデス?」


アリス「ドッキリ?」


アリア「そうそう。何をするかというと……爆発します」真顔


ファリエナ「爆破デス」


アリス「リア充?」


アリア「大丈夫、本編関係無いあとがき的なノリだから……死にはしないさ」ゲス顔


ファリエナ「退避デス」


アリス「逃げる?」


アリア「さて、準備開始といこうか……セット……総員退避」


ファリエナ&アリス「「 外| \(゜ω゜)/ミ 」」


アリア「退避完了。爆破の合図は、こちらのシルバーさんにお願いいたします」


シルバー「私のプリンを勝手に食べたこと、後悔するがいいわ!!発破!!」


カッ!!!


~映像修復中~


アリア「ゲホッ……火薬多すぎたか?」アフロヘアー


シルバー「ゴホッ……消し飛んだかしら?」アフロヘアー


ファリエナ「大爆発デス」無傷


アリス「芸術?」無傷


アリア「あ、サファイア残ってた。意外と頑丈な奴だな。焦げてるけど」


シルバー「我が娘ながら、やるわね。焦げてるけど」


アリア「さて、プロローグも終わったことだし、今回の企画名を言ってみよう!さん、はい!!」


サファイア以外全員『ドキドキ♪メルノ領は皆敵♪正月大戦争!!~グチャリもあるよ♪~』


サファイア「これプロローグかよ!?しかもなにその明るく言ってるけど物騒な企画!?」


アリア「サファイアを熱湯に入れろ!」


サファイア「え?」


サファイア以外全員『わぁぁぁぁぁ』


サファイア「は?」


アリア「熱湯へ、投げる!!」


サファイア「アッツァァァァァァァァァァ!!!!!」


アリア「ナイスリアクション。はい、じゃあ、全員配置について!合図があるまで待機ね~」


サファイア以外全員『うぇ~い』


サファイア「……」


アリア「よし……サファイア、生きろよ」


サファイア「……ゑ?」


アリア「さぁ、戦争を始めよう。ポチッとな」



始まるよ♪



「さぁ、始まりました我らメルノ領の正月!!司会はわたくし、アリア・メルノと!」

「アメリアです」

「アメリアさん、最後まで生き残るのは誰だと思いますか!」

「そうですね……実力的ならクリス、アリス、ファリエナ、シルバーだと思いますね。ただ、今回みたいな何でもありの勝負ですと誰が勝っても不思議ではありません」

「なるほど!おっと!どうやら戦闘が始まったようです!」


領主の館入口の複数のモニターが、領内の紛争地帯を映し出す。

その光景は、まさしく戦争。

自爆特攻はもちろん、銃撃、空爆、なんでもありだ。

ちなみに、うちのロボ達も参加してる。

勝ったロボには機動戦艦との合体機能を追加するのが報酬となってる。

そして全力で勝ちにいってる。


「おっと!!竜型ロボのエンシェント・リンドヴルム・ムシュフシュ・ラードーン・ジークフリート二世がサファイアに氷漬けにされたぁぁぁぁぁ!!!」

「ルビーさんとエメラルドさんの戦闘に巻き込まれた30名ほどの領民が脱落した模様です」

「我等がロリエロフは倒した夫を引き摺って物陰に移動!悔しいので脱落です!」

「試合に負けて勝負に勝った感じですね。残っていた領民もクリスやシルバーさんに倒されたようです。テリーさんとソルさんも頑張って逃げていましたが蹴散らされたようですね」

「アッシュさんはポチとタマを倒して棄権しました!どれだけムッツリなんだぁぁぁぁぁ!!!」

「ただ女性に刃を向けたくなかっただけかと思います」

「うん、知ってる」


現在残っているのは、クリス、シルバー、サファイアの三人。

ルビスは、サファイアのパンツ見て良い顔でリタイア。

ルビーとエメラルドは相打ち。

ファリエナとアリスは、お昼寝リタイア。

カマドワーフはロリエロフに開始早々襲撃されてモニターする前に敗退。

禁術オタクは戦闘中に新しい禁術を思い浮かび、自室に引き篭もった。

幽霊は戦闘を見て、笑って、飽きたらしい。

裏切り者はアリアの仕掛けたトラップにかかって速攻リタイア。

大体そんな感じ。

あと、吸血姫と普通な半神半人は不参加。


「さぁ、誰が勝つのか!おや?サファイアが何か言っているようですね」

「多分、勝者への報酬のことを知らずに戦闘をやめさせようとしているのかもしれません」

「あぁ~誰も説明してませんね。ちなみに、報酬は望みを一つ叶えるというモノです!シルバーは国王を殴るで、クリスさんはなんでしたっけ?」

「クリスは教会の増築でしたね。アッシュさん用の部屋を用意したいのだと思います」

「一緒の部屋でいいじゃん。おっと、サファイアがリンチされてます!あっと!ここでサファイアがキレて第二形態になったぁぁぁぁぁ!!!一瞬で一帯が凍り付いたぁぁぁ!!!クリスさんは耐えきれずに凍結!シルバーは第二形態になって何とかしようとしますが、妨害が激しい!!」

「第二形態への変身条件とはなんでしたか?」

「サファイアは性格変更の代わりに変身の合言葉を言えばいつでも変身できますね。他の魔法少女達は10秒間の集中が必要な代わりに、性格変更がない変身ですね!」

「なるほど……今の状況ならサファイアさんが有利、という訳ですか」

「そうなりま、おっと!サファイアが何か電波を受信!飛んでいきました!!また誰かが呼んでいたのでしょう!ということは、シルバー選手の優勝で―――」

「ちょっと待ったぁぁぁぁぁ!!!」


パァァァァァと光をバックに新たな参加者の魔法少女が現れる。


「可憐な花に誘われて!汚れた心を暴き出す!聖なる光が悪を裁く!!真なる正義!プリティ・ジャスティス!!降臨、満を持して」

「ここでまさかの乱入ぅぅぅぅぅ!!!」

「……あの方は何をしているのでしょうか?」

「勝敗は、CMの後で♪」



◇◇◇◇◇



「名勝負でしたね、アメリアさん」

「そうですね。あそこでああなるとは思いませんでした」

「ですね~おや?電波が……戦闘が終わってる?何の話か、分からんな」

「そろそろ皆さん飽きたみたいですし、〆にしましょうか」

「じゃあ、サファイア〆でいいかな~?」

『いいとも~』


~準備中~


「あぁ~また暴走しました……あれ?なんか、静かなようなぁぁぁぁぁ!?」


サファイアは、約50メートルの落とし穴に落ちて逝った。

穴の底にはボコボコなってる熱湯があったりする。


「皆お疲れ~」

『うい~』

「あけましておめでとう!今年もよろしく~」

『あけおめ~ことよろ~』

「かいさ~ん」

『おつ~』


皆が居なくなった後、穴から出て来たサファイア。


「……今年は、こういう扱いになりませんように、祈ります」

「ごめん、無理」

「ぁ―――」


実は隠れていたアリアによって、サファイアはまた落ちて行った。

これが、ディスティニー。

そして、今更だけどアメリアさんの振袖姿……最高です!!


「正月は楽しいな!」

「楽しくねぇよ!!」

「そう?」

「……ちょっとだけ」

「そかそか、今年もよろしくな!」

「……はいはい、今年もよろしくお願いします」

「というわけで、もう一回GO」

「なんでぇぇぇぇぇ!?」

アリア「サファイア人気過ぎワロタ」

サファイア「なんでこんなキャラになってしまったんでしょうね?」

アリア「サファイアだから」

サファイア「魔法少女にされたからだよ!!」

アリア「キレてる?」

サファイア「キレてないです」

アリア「キレてるでしょ?」

サファイア「キレてないですよ。私をキレさせたら、大したもんですよ」

アリア「……体重○○(ピー)キロ」

サファイア「テメェの血は何色だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

アリア「ひでぶ!?」

サファイア「……私の体重は、40キロです♪」

ファリエナ「軽い、です」

アリス「ぱぱの方があってる」

サファイア「アッハ♪ちょっと黙ってようねぇ♪」

プリティ「嘘はいけないわ。真実を話しなさい」

シルバー「そうそう、骨好きのサファイアちゃん♪」

サファイア「クッ……ほ、ほんとは……45キロです」

プリティ「うわ~まだ隠そうとしてる。ちなみに私は50キロジャスト!」

シルバー「意外とデブね!私は41キロよ!」

ファリエナ「20キロ、です」

アリス「100グラム」

サファイア「100グラム!?何で出来てるの!?」

プリティ「ツッコミなんてしてないで、本当の体重を教えなさい!」

シルバー「さぁさぁさぁ!」

サファイア「……………逃げるが勝ち!!」

皆『逃げた!?追えぇぇぇぇぇ!!!』

ファリエナ「お昼寝するデス」

アリス「ん」

ファリエナ「……バカばっか、です」

アリス「バカ犬?」

サファイア「私はデブじゃなぁぁぁぁぁい!!!」

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