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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第三章・領地改革というなの魔改造計画♪
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幼き心は、汚れた心を攻め立てる♪幼い見た目は、綺麗な心を汚してく……

新、キャラ?

……人型ではないね。

視点・アリア(窒息中)


目が覚めると、玄関の作業場にうつ伏せで倒れていた。

何でここで寝てるんだ?

……記憶にない。

とりあえず起きてみる。


「……なんだお前?」

「キュイー!」


作業机の上には、3メートルサイズのミミズの様なワームがいた。

久しぶりの【知識の眼(インテリジェンス・アイ)】で鑑定してみると、ワームドラゴンというのだった。

詳しく調べてみると、土だろうが砂だろうが岩だろうが関係なく大地を進み、上にいる獲物を丸呑みにしたり、地中に引き摺り込んで圧死させたり、結構凶暴な竜種の様だ。


「キュイ?」


音に敏感らしいが、ちゃんと目もある。

くりくりっとした真っ黒な目が俺を見つめる。

俺には分かる……純粋で、穢れを知らない、無垢な瞳。


「やめろ……そんな目で俺を見るな……」

「キュイー」


今日はまだ(・・・・・)何もしていない筈なのに、責められている様な錯覚に陥る。

違う、まだ(・・)だから耐えられないんだ。

何で寝起きでこんなに追い詰められているんだ、俺は。


「キュイー!」


ピョンと俺の首に跳んで来た。

マフラーの様に俺の首に巻き付く。

……なるほど、俺の命を握ったか。

いや、これは!?


「キュイー!」


瞳が、瞳が目の前に……あ、あぁ……わぁぁぁぁ!!!


「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「キュイー!?」


◇◇◇


「落ち着きましたか?」

「はい、もう大丈夫です。ですので、紐を切ってください。願いしますアメリアさん」


片足を天井のロープで吊られ、ぶら下がっている俺の頭を見下ろすアメリアさん。

何時もなら引っ掛からないんだけどね。

今日は余裕がなかった。

アメリアさんロープを切って、俺が床に落ちる。

アメリアさんのスカートの中は、黒か。

立ち上がって、アメリアさんの隣に立ってミミズを見る。


「キュイ?」

「……なんですか、あれは?」

「……ファリエナ的な感じ?」


でも、創った記憶ないんだよな。

俺が創ったのは黒いザラザラの球体で……


「あぁ!あれタマゴか!」

「創ったんですね」

「よし、番犬にしよう」

「領民を襲わないように躾けてから放ってくださいね」


躾けられたらサファイアに嗾けてみようかな。

いや、やられそうだからやめとこう。

賊なんてそうそう来ないし、やっぱ番犬かな?

ん?どこでも潜れるんだよな……地下通路でも作って貰うか。

カマさんにでも通れるようにしてもらって。

うん、そうしよう。


「やらせることは決まったし、次は名前を決めようか」

「ドルバチョフ」

「え?いや、あの」

「ドルバチョフ」

「えっと」

「ドルバチョフ」

「……」

「ドルバチョフ」

「……………アースで」

「キュイー!」


ミミズもアースが良いらしい。

恐る恐るアメリアさんを見て見ると、ちょっと拗ねてた。


「……どるばちょふ」


萌えた。


◇◇◇


つぶらな瞳に見られながら冷や汗を流しつつ、エルフのロリさん宅へ。


「みんな大好き?」

「幼女!幼女!」

「なんだ、アリア君か~いらっしゃ~い」

「ちわっす」


合言葉で俺だと判断したロリさんが家の中に入れてくれる。

前に言ったか覚えた無いが、エルフの家は木の上のツリーハウスだ。

そんなツリーハウスの中でも一番高く一番大きいのが、ロリさんとその旦那の住むご自宅である。


「あら?その可愛らしいワームは?」

「ワームドラゴンって言って、一応竜種だよ。領内に地下通路を掘ってもらう予定だから、エルフの方も地下通路繋げるか聞きに来た」

「あぁなるほど!でも、他のエルフ達は嫌がるだろうし、保留で良い?」

「良いよ」

「そっか!じゃあ、御話ししてかない♪」

「……ちょっと急用が!」

「ラフ」


ロリさんの一言に反応して、旦那のラフティア殿が出入口を塞ぐ。

逃げ道が……ないだと!?


「さぁ……いろいろ御話しましょ♪」

「……エロワード禁止で」

「聞こえない♪」


そんなこんなで、アースにエロ単語を聞かせながら縄での縛り方の講座をすることになった。

鞭と蝋燭まで使うなんて……クリスさんも仲間なんだろうか?

あ、アースは領民全員に受け入れられてます♪

アリア「サファイア、後は任せた!」

サファイア「え?」

エステラ「ラフの○○○○○(ピーーーー)が最近大きくなってる気がするのよ!この領地に来てから三日に一回は○○○○(ピーーー)をしてたからかな?でも、私の○○○(ピーー)はちっちゃいまんまだし、身体が成長することもないし、もしかしてラフに飽きられちゃう!?そう思ったら食事も喉を通らなくって!でもその時アリア君から教えてもらったマニアックプレイの中にいいのがあってね!痛みで興奮するような○○○○(ピーーー)もあるって知って、もうこれしかないって思ったの!今までは見られながらだったり、ソフトな感じだったのよ!それでね―――」

サファイア「誰か止めろ!!もはや隠せてないんだよ!!」

ファリエナ「?オ―――」

サファイア「憶えちゃダメェェェェェ!!!」

エステラ「ラフったら意外と攻め上手でね~私、いろいろ調教されちゃったの♪具体的に言うと○○○○(ピーーー)に拳を―――」

サファイア「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ファリエナ「入れる、です?」

エステラ「そそ♪入れるの♪」

ファリエナ「……入る、です?」

エステラ「意外と入るよ♪」

サファイア「……消されませんよね?こんなことばっかやって、消されませんよね?」

ルビー「次回は~」

エメラルド「私達~」

シルバー「魔法少女のターン!!」

サファイア「もう勝手にしろぉぉぉ!!」

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