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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第三章・領地改革というなの魔改造計画♪
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帰ってきたら、この台詞♪

人気投票の結果が活動報告の方にあげておきました。

二回目があるのか、それは作者にもわからない……

視点・アリア(メルノ領到着!)


「王都にて真の領主となり、新たな仲間を連れて……メルノ領よ!私は帰ってきた!!」

「帰ってきてそうそう意味わかんないこと言ってないで、早くそこどいてください。家いけません」

「メンゴメンゴ~♪」

「だったらどけ!」

「どいてほしいのか?だが断る」

「ウザイわ!!」


我が領地、メルノ領に帰ってきた。

俺が適当に作った柵が、三十人程度の住人しかいない村を囲んでいる。

そして、その入り口に領主兼貴族の俺!アリア・メルノ様!が立っているから、騒いでいる魔法少女(笑)のサファイア達が乗っている馬車が村に入れないのだ。

サファイアはパッと見ただの村娘で、可愛くも無く不細工でもない、普通の奴だ。

でも、変身できる。

だから、魔法少女(笑)だ。

何故説明口調なのかって?

新章だからだ!


「あ、帰って来たんだ~元気だった?」

「ただいま、サファイアの母のシルバー」

「おかえり、領主のアリア」


今言った通り、シルバーだ。

でもなんか、説明面倒になってきた。

次から無しの方向でいくか。

いや、一人だけ説明しないとな。


「シルバーさん、こちら御土産です」

「あら~ありがと~♪」

「ではアリア様、私は村の者達に御土産を渡して来ますので、まっすぐ家に向かうんですよ?」

「了解です!完璧万能超人メイドのアメリアさん!」

「なんですか、それ?」


首を小さく傾げながら、村の方へ行く超絶美人。

無表情で分かりにくいが、表情豊かな美人だ。

もう、スタイルも抜群で、結婚できるなら死んでもいい美人だ。

どっかの赤い弓兵の身体が剣で出来ているなら、俺の身体はアメリアさんへの愛で出来ている!

……恥ずかちい!


「あ、領主様邪魔です」

「わひゃん!?何故蹴った!?様付してるくせに!!」

「私気付いたんです……もっと厳しくすれば、領主様が私で遊ばなくなるんじゃないかと!」

「その挑戦買った。お前の第二形態紐ビキニな」

「マジすいませんでした!!」


泥だらけで座っている年下に対して、泥だらけになりながら全力土下座をする年上。

無様な。

サファイアのこれからは、俺が決めるのだよ。(ゲス顔

という訳で、タックル!


「うぎゃ!?何するんですか!?どいてください!」

「蹴った仕返しだ!!ついでに採寸だ!」

「ッ!?させるかぁ!!」


俺が体形を測るのを必死に妨害しようとするサファイア。

しかし、お前は知らないのだ。

馬車の中でサファイアの頭の上に乗っていた魔法少女のマスコットのウサちゃんが、調べるべきことを測定済みだということを。

皆は、布少な目が良いよね♪

サファイアとじゃれるのをやめ、馬車から降りてきた人達にこれからのことを伝えることにする。


「さて、ようこそメルノ領へ!君達の移住を歓迎しよう!」

「ここが主様の治める領地ですか」

「よぉろしぃくぅねぇ~」

「歓迎サレヨウ!」

「にしても、聞いてた通り小さい村っすね!領地っていうか、集落っすよね!」

「「「()」」」



……。


『……』

「え?え?な、なんっすか?なんでこっち見てるんっすか!?」

『……』

「ひぃ!?た、助け―――」


◇◇◇


悪は滅びた。

良い仕事したぜ。


「あ、みんなお疲れ~」

『うぇ~い』


村人皆と軽く挨拶をして、解散させる。

スフィアさん、ヤンギレさん、幽霊さんはボケナスを引き摺って屋敷の方に行ってもらった。

サファイアはシルバーと一緒に帰宅。

ファリエナは世界樹の状態確認。

で、俺は教会。

王都から領地に帰ってくるまでの三週間の間に、クリスさんの師匠的な人と出会ったから、そのことについて話そうとクリスさんの所に行くのだ!

あと、クリスさんの師匠的な人以外にも、腹ペコ吸血鬼と飯を食ったり、喋るドラゴンが「そちらの美しい御嬢さん(二世)を嫁にください!」と言って来たり、クロイツ帝国とかいうところの戦闘狂(バトルジャンキー)の姫様に魔物から助けて(助けられる必要があったかは秘密)貰ったり、神聖レミス正教会とかいうのの教祖が誘拐されてたので助けたり、いろいろあったな。

……フラグの匂いしかしないな。


「たっのもぉぉぉぉぉ!!!」


ババァン!と派手に教会の扉を開いて入ると、上半身裸で槍を持って威嚇しているイケメン野郎と、縄と鞭(正確には巻尺)を持って笑いながら男に近づいているクリスさんが、視界に入った。

二人がこちらを見る。

そして静寂。


「「「……」」」

「すいません間違えました」


ゆっくりと音を立てないように開けた扉を閉める。

教会から少し離れて、深呼吸。

そして、一言。


「何やってんのぉぉぉぉぉ!?」


拝啓、母へ。

メルノ領は、今日も騒がしいぐらい平和です。

アリア「人気投票俺1票だったわ~でも、ファリエナとアメリアさんなら仕方ないな!」

サファイア「……」

アリア「よっしゃ!盛り上げようぜ!」

サファイア「できるか!私は1票も入りませんでしたよ!読者もよく楽しみ方がわかってますよね!?大体なんだプギャー票って!?馬鹿にしてんのか!?しかも領主様の倍とかねぇよ!全員纏めて呪ってやるぅぅぅ!!」

アリア「キャラブレてんぞ!逆に愛されてるじゃないか(笑)」

サファイア「普通の愛され方がしてほしかった!」

アリア「頑張れとしか言えませんな~……プッ」

サファイア「笑うなぁぁぁぁぁ!!!」

アリア「俺をヤっても他の人が―――」冷凍保存中

エステラ「ナカーマ!」

ルビス「同じく」

マーゾ「ゼロ票いっぱいいますよ?」

サファイア「貴女達はあんまり出てないからダメージないでしょ!?でも私メイン張ってるのに!」

ファリエナ「……ッ」

サファイア「ファリエナちゃんに笑われたぁぁぁぁぁ!!!うわぁぁぁぁぁ!!!」

シルバー「意外と黒いわね」

ネメア「でもそこがいいのよね~」

ファリエナ「……笑ってない、です」

アメリア「言うべき二人が行動不能なので、私が代りに。投票してくださった方々、感謝致します♪」

サファイア「こんな扱いもう嫌だぁぁぁぁぁ!!!」

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