表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第二章・王都で事件らしいです!!
52/135

見ざる聞かざるマントヒヒ!……なんか違う?

あんまり続きが思いつかなくなってきてる。

なんとも……

視点・アリア(考える人)


有名なあのポーズで考え中。

ヤンギレさんを見捨てて逃げるか、命の危機を無視して関わるか。

……俺王都嫌い。


「戻ったぁよぉ~」


ヤンギレさんが戻ってき……口元に血が付いております。

いや、あの血の垂れ方……口の中切れてる?


「ん?どぉしたぁのぉ?あぁ、これぇ?ちょっとぉ殴らぁれてぇ、だぁいじょうぶぅだよぉ~」


……顔怖いけど、見捨てられないよね~

てか、何故殴られたし。

話し方がめんどくさかったが、なんとか聞き出した。

何があったのかと言うと、転移を無効化するような道具を持っていたらしく、驚いた一瞬の隙に近づかれて殴られたらしい。

その後すぐに風魔法で吹き飛ばしたらしい。

殴って来たのは兵士のような鎧を着た男だったらしい。


~考える人継続中~


これから、どうしよう?

関わり続けると、明らかにヤバいよね。

でもな~ほっとけない。

非情になれない自分が憎い。

まあ、なんとかなるか。


「ところで貴女のお名前教えてちょ。僕はアリア・メルノ」

「そぉ言えばぁ、じこぉしょうかぁいまぁだしてぇないっけぇ?わたぁしはぁ―――」

「アリア様!!ご無事ですか!?」


おっと!ヤンギレさんの名前が聞けなかったぜ。

てか、アメリアさん凄い焦ってない?

余裕持とうぜ♪

だがしかし……エロイな。

走って来たからなのか、胸元や鎖骨がチラッチラ見えていて、アメリアさんにしては珍しく汗をかいていて、その汗が胸元や太腿に伝っていて、実にエロい。

ちなみに、何故ロングスカートのメイド服のアメリアさんの太腿の状態がわかるかと言うと、捲ったからだ。

視線を少し上にすればパンツが……なん、だと!?


「白パンが、透―――」

「てい」

「ハフン」


◇◇◇


目を覚ましたら、アメリアさんの膝枕だった。

なんでこうなってるんだ?

確か、ヤンギレさん家にアメリアさんが来て……思い出せん。

なにか、何か大事なことを忘れてる気がする。

膝枕から起きて、アメリアさんのスカートを捲る。

エロイ黒のパンツだ。

……あれ?なんかおかしい気が?


「アリア様、寝起きで申し訳ありませんが言っておくことがあります」

「え?あ、うん。言って言って」

「アリア様とはぐれた時にいろいろありまして、スフィアとサファイアさんとファリエナは王妃様の所へ行っております。アーサー様一行も城下町で走り回っておりますので、今まともに動けるのは私とアリア様だけです。そこをふまえて、ここに残るのか、城に戻るのかを早急に決めてください。あまり長居していると危険ですので」


え?作品主人公不在で何があったし?

メタ発言なんか気にしてらんねぇ!

アメリアさんのこの長台詞から言って、かなり深刻な事態だっていうのは分かるんだけど。

ど、どうしよう!?


「今一状況がつかめないけど、俺とアメリアさんが残ってどうにかなるようなこと?」

「上手くいってもいかなくもかなりの危険を伴いますので、私としましては今すぐ城に戻ることをお勧め致します」

「ホンマに?」

「今回は状況が悪すぎます。説明すると長くなるので、申し訳ありませんが説明は後回しにさせていただきます。一番手っ取り早い解決方法もありますが……あの方が承諾するかどうか」


説明してよ。

きっと「説明しろよwww」とか誰かが言ってるよ。

今日の俺は変だな。

何時も変とか言うなよ。


「いのちだいじに!城に帰ろう」

「そうですか。では、すぐに行きましょう」

「ちょっと待ったぁぁぁ!!」


ババァン!と登場したのは、キッチンで撲殺されていたホムンクルス。

うつ伏せで顔が見れなかったが、今見れた。


「Guilty」

「へ?」


爽やか系なイケメンだった。

俺は、イケメンが、嫌いだと、何度言えばわかる?

舌打ちして睨み付ける。


「な、なんでこんな敵視されてるっすか?ま、まあいいっす。とにかく!ここに残って欲しいっす!」

「シネ」

「そっちの侍女さんが来る前に、何やら重要人物っぽい感じの話をしてたっすよね?」

「シネ」

「だから君には残ってもらうっすよ!姐御の為にも!」

「シネ」

「……オレっちは嫌ってもいいんで、姐御は助けて欲しいっす」


むぅ……姐御って、ヤンギレさんだよな。

こいつはなんなんだ?

今日は説明不足が多すぎるぜ。


「いいだろう。で?その姉御はどこに?」

「あ、菓子作ってるっす。アップルタルトっすよ」

「アメリアさん残ろう」

「かしこまりました」


リンゴは好物なのですよ。

ところで、時間無いんじゃなかったっけ?

俺を抱き寄せるアメリアさんを見上げてみた。


「城に行くなら時間はありませんが、残るなら少しだけ時間があります」


なるへそ。

じゃあ、時間内で説明してもらおうか!

もうわけわかめ状態なのよ。


「では、魔女がお菓子を作ってきたら話しましょう。魔女の方にも聞きたいことがありますので」

「了解!」

「……素直っすね」

「話しかけんな」

「orz」


そういえば、ヤンギレさんの名前がまだわからないのですよ。

何て名前かな~

アリア「幾ら出す?」

ルビス「金貨三枚」

アリア「契約成立だ」

ルビス「ニヤリ」

青魔法少女「……何やってるんですか?」

アリア「サファイアの写真販売」

ルビス「激レアの魔法少女衣装での戦闘時パンチラ写真の取引」

変質者達「「……あ」」

サファイア「やめろ♪」

アリア「苦労して撮ったのにぃぃぃぃぃ―――」氷像化

ルビス「私の嫁ぇぇぇぇぇ―――」氷像化

サファイア「……悪は、滅ぼさないとね♪」

怪しい人達『……チッ』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ