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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第二章・王都で事件らしいです!!
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領主のいない領地では・その二

今回の主人公は、皆大好きエターナルロリータさん!

視点・エステラ


やっほぅ!!淫乱ロリエルフことエステラだよ!

私が今回の主役だぁ!

参ったか!!


「エステラ?」


さてさて、これから何をしようかと言うと……監視だよ!

ストーキングじゃないのです、ただの監視なのですのよ!!

誰をかと言うと!


「エステラ!」

「ラフはちょっと黙ってて!」

「……うん」


まったく、で、誰をかと言うと!

最近クリちゃんの住んでる教会に住み着き始めた竜人のアッシュという青年を監視するの!

クリちゃんとの関係は結構良い感じみたいだけど、あんな怪しい奴は放っておくわけにはいかないのよ!

けして暇潰しキタ―(゜∀゜)―!!とか思ってないよ!


「という訳で、行ってきます!」

「あ、うん。行ってらっしゃい。ソルさんには気を付けてね?」

「いやん♪心配してくれるのね♪大丈夫!私の心と身体、それこそ存在全てはラ・フ・の・モ・ノ♪キャッ♪超愛してる!」

「僕も愛してるよ」


ラフってば、ホントに可愛いんだから♪

むむ!アリア君から電波が……はぜろ?どんな意味なのかな?

まあいいや!レッツゴー!


◇◇◇


「じー」

「「……」」

「じー」

「「……」」

「……昨日はお楽しみでしたね?」

「「何もしてない!」」


もう、この二人ったらムキになっちゃって。

まだまだ若いわね!

あ、今はクリちゃんの教会で、何も考えない様にお祈りしてるクリちゃんと壁に寄りかかって無言のアッシュちゃんをからか、監視している最中だよ。

ホント、ヤったかどうか聞いただけで真っ赤になっちゃって、初心なんだから♪

アッシュちゃんなんか、結構イケメンなんだから女泣かせだと思ったのに童○だったのよ!

女の子の裸すら見たことないんだって!

アリア君ですら見た事あるのに……アメリアちゃん限定だけど。

何故か他の人の裸とか見ようとしないのよねぇ。

ホント一途よね~

まあ、ファリエナちゃんの裸には少し興味あるみたいだけど。


「アッシュが来てから毎日のように来ますが、なんなんですか?」

「野次馬!」

「よし、ケンカしましょうか」

「おい、エルフとはいえこんな幼子に手をあげるのは……」

「この人こんななりでも私達より3倍は年上だよ!!」

「キャーくりすおねえちゃんがおこったのぉ~」

「いや、年上なのはわかっているんだが……これじゃな」


いや~クリちゃんからかうの楽しいな~

アリア君がいる時はアリア君と話すのが楽しかったけど、今回のことでアリア君がサファイアちゃんで遊ぶ理由がわかっちゃったかも!


「まあ、冗談はさておき、アッシュちゃんは何時までいるのかな?」

「……よそ者は去れと?」

「エステラさん……彼は……」

「あぁ!違う違う!どうせならアリア君に会わせたいから、出来ることならアリア君が帰ってくるまで滞在しててほしいの!」

「アリアに?まあ、会わせてみたいけど……」

「アリア、とはここの領主だったか?クリスから聞いた話じゃ、人間エルフドワーフ、挙句の果てに魔物すら領地に住まわせている変人らしいが……まともな貴族と見ていいのか?」

「話してみればわかるよ!とってもおかしいからね♪」

「まあ、変ではあるかな?アッシュ見たら、「キィー!イケメン死ね!」とか言いそう」

「それありそう!」

「……ホントにどんな領主なんだ?」


アリア君の良さは言葉じゃ伝えられないからねぇ。

むしろ、言葉にしようとすると変な子としか思えなくなっちゃうし。

アッシュちゃんとアリア君が会うの、楽しみだなぁ。

どうなるのかな?


◇◇◇


クリちゃんの所から自宅に戻る際中、ゲス野郎に出会った。


「チッドカスが、私の視界に入らないでもらえる?」

「あらぁん、可愛い小鳥が何か囀ってるわぁん」


ムッカーコイツマジウゼェ。

アリア君の人生のミスは、このゴミ屑を領地に住まわせたことだよね。

目の前のキモイの死なないかなぁ。


「ラフティアちゃんは元気かしらぁん?」

「ハッ!テメェみてぇな蛆虫以下の存在になんで愛しのマイダーリンの近況報告しなきゃいけないんですかねぇ!?死ねよこの●●●●●●(ピーーーーー)が!!」

「あらあらぁ~そんな汚い言葉使ってるとぉ、ラフティアちゃんに嫌われちゃうわよぉん?」

「貴様以外に使いません~それに、ラフはこの程度のことで私を嫌いになるわけがないですから~さっさと消え失せろ!」

「ふぅ~しょうがないわぇん。じゃあ、さようならぁん」

「二度と私の前に出てくんなこの●●●●●(ピーーーー)野郎が!!」


去っていく腐れドワーフ。

一部のプライドの高いエルフはドワーフを毛嫌いしていて、ドワーフは人間だとかエルフだとかそんなことより酒を一緒に飲めるかで友好度が変わる。

私はドワーフが嫌いじゃない。

むしろ昔は一緒に酒を飲んだりして良く騒いだりもしたぐらい、仲が良い方だ。

だが、あのクソドワーフはダメだ。

アレは、ラフのことを狙ってやがる。

この私から、この世で家族以上に一番愛してるラフを、奪おうとしているのだ。

何時か絶対殺す。

無駄に頑丈だから、まともな手段じゃ歯が立たない。

アレが来た時にアリア君がいろいろなトラップで襲ったらしいけど、全て無駄だったらしいし。

アリア君が帰ってきたら、ちょっと相談したいなぁ。


「はぁ……アリア君、早く帰ってこないかなぁ」


とりあえず、今日はラフにお腹一杯出してもらお♪

ナニをかって?それはもちろん!せ―――

アリア「言わせねぇよ?」

サファイア「領主様がいつになく本気だ!?」

アリア「この作品が消されるかもしれないからな、絶対言わせねぇ」

エステラ「えぇ~いいじゃん言うぐらい!大体、この後書きって本編と無関係でしょ!!たかがせ―――」

アリア「だが断るぅ!!ザマァ━━━━━━m9(^Д ^)9m━━━━━━!!!!!! 」

エステラ「アメリアちゃんが嫌いだって」

アリア「orz」

サファイア「一撃ノックアウトだぁぁぁぁぁ!!!領主様立てない!!」

シルバー「みんな楽しそうね~私も混ぜて~」

サファイア「こっちくんな」

シルバー「なら本編行くわよ?」

サファイア「すいませんでした!」

エステラ「じゃあ、私はラフとイチャコラしてくるね!バイビー!!」

アリア「んん!気を取り直して、今回次回予告は無しだ!」

サファイア「じゃあ、もう終わりですか?おつで~す」

シルバー「え~もうおしまい?じゃあ、次回で暴れよ~」

アリア&サファイア「「暴れんなよ!?」」

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