表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第一章・領主(仮)になりました!!
20/135

商人と傭兵……実は変人だった。

予約投稿忘れてた。

視点・アリア(変態ホイホイ)


前回のあらすじ!!

商人アボーン\(´▽`)/

リア充二人組がやってきたお。

以上。

で、何やら我が領地でお店開きたいらしい。

それがダメなら住むだけでも、とのことだ。

ぼくりあじゅうきらい。

子供化してアメリアさんに隠れていたら、サファイア登場!


「キメポーズは~?」

「絶対やりません!」


つまらんな。

サファイアは村娘衣装で、ごく普通の村娘にしか見えない。

変装が上手い奴だな。


「変装が上手い奴だな」

「こっちが本当の姿ですよ!?」

「ハッ!?読心魔法か!?」

「声に出してますから!!」

「変身!変身!」

「お願いだからそれ以上はやめてください!!」


サファイアおもれ~と遊んでいたら……商人の護衛さんもといルビスさんが近づいてきた。

な、殴るのか!?親父にも殴られたことないどころか触れられたことすらないぞ!!


「領主殿、でよかったな。こちらの御嬢さんは?」

「サファイアです」

「それ違―――」

「サファイア殿か!貴女にピッタリの良い名前だ!」

「えぇぇ……」


なんだろう……ルビスさんの顔がちょっと赤い気がする。

これは、アレなのか?噂の、アレなのか?


「あの、私サファイアじゃ―――」

「あぁ!私の名前を言うのを忘れていましたね!私の名前はルビスといいます。以後お見知りおきを」


手にキスですよ!

普通イケメン騎士が美少女姫にするもんだと思ってました!

バックにバラが見えるぜ。

いや、百合か?


「ルビスさん近―――」

「ふふ、穢れを知らない綺麗な唇だ。奪いたくなってくる」

「領主様この人変です!!」


大丈夫、俺も変だから。

ついでにお前も。


「人のこと言えないだろ、なぁ魔法少女」

「好きでやってるわけじゃ―――」

「魔法少女?領主殿、それはいったい……非常に気になるのだが」

「フッサファイアの村娘という立場は仮の姿!!その実態は、愛と正義を司る純愛少女ラブリージュエルサファイアなのだ!!」

「おぉ!」

「仮違う!?そっちホント!!」


折角なので変身してもらうか。

普通に言ってもやらないだろうから、今俺の手元にある非常時強制変身スイッチにて……変☆身!!


「なっ!?これは……」

「え?うそ、そんな!?アレは持ち歩いて無い筈!?」

「残念だったなサファイア……変身ジュエルは呪われていて外せないんだ」

「なんでぇぇぇぇぇ!?」


何時もの変身シーンに突入。

ルビスさんがすっごいワクワクしてるんだけど。

だが、変身時の光が気にくわないようだ。


「この光はどうにかならないのか?」

「分かってないよ貴女……」

「なに?」

「見えてエロいのはあたりまえだ。しかしな、見えないエロというのが存在するのだよ」

「ふん、見えた方が良いに決まっているじゃないか」

「なら見て見ると良い。誰かわからなくとも女性特有の滑らかなラインを映すシルエット。足元から細かく新たな服を装着していき、光が消えるとともに現れるその姿。けして見せつけるわけでもなく、だからといって見せない訳でもない。それでいて、この見えそうで見えない絶妙なチラリズム……どうかね?」

「……………完敗だ」


鼻血を流してるルビスさんと顔を真っ赤にしてるサファイア。

ルビスさん最初のクールキャラはどこに行った?


「こんなものを見せられては、私もいろいろと言わないといけないかな?見ての通り、私は男よりも女の方が好きだ。守ってあげたくなるような女性というのが大好きだ。彼女は小動物の様で、とても好みのタイプだったのだ」

「ほうほう……良かったねサファイア、彼女が出来て」

「私も彼女側ですけど!?」


三人でワイワイサファイア弄りやっていたら、ソルさんが騒ぎ出した。

見て見ると、ソルさんが魔法少女版のルビーとエメラルドを見て興奮していた。


「こんな、こんな可愛らしい妖精を見ることができるだなんて!!」

「妖精じゃないもん!キューティージュエルルビーだもん!」

「あたしもクリアジュエルエメラルドだよ!」

「ほわぁ!?最高だ!!」


あ、紳士(ロリコン)の方でしたか。

ならイケメンでもありだな、仲良くしよう。

てか、リア充じゃなかったのか。


「あぁ、ソルは幼子にしか興奮できないらしい。なんでも、昔同い年の幼馴染と婚約の約束をして次の日に別の男と結婚されたらしい。それ以外にもいろいろあったらしくてな、純粋で嘘をつかないような幼い女子にしか興味を持てなくなったらしい」

「なんだ元リア充かよ、仲良くしようとか思うんじゃなかった」

「今の話を聞いてその発言!?」


サファイアのツッコミはキレがいい。

てか、婚約の次の日に結婚されるとか、明らかに前から浮気されてただろ。

俺がアメリアさんにそんなことされたら……即首を掻っ切ると思うぞ。


「あ、そうだ。家造り終るまでサファイア宅にでも泊まって」

「喜んで」

「何で私の家!?いやですよ!?」

「領主命令♪」

「横暴だ!!」

「「キャー♪」」

「あはは~高い高~い」

「彼ら用の家を……えぇ、商人ですので店も兼ねていると良いかもしれません」

「俺なんて、忘れられて当然なんだよ……」

「みんな楽しそうだね~そう思わないファリエナ?」

「……バカばっか、です」

というわけで、レズ傭兵とロリコン商人でした~

ついでにルビーとエメラルド登場!

うん、それだけ。

次回はメイド日記だよ~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ