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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第五章・時間の壁を超えた未来人!
132/135

飛べない豚と飛べる豚……どっちも結局豚やん!?

まだ、生きてます。

新作ゲームがやめられない止まらない。

あと、活動報告にあけおめはしないよ!

それはさておき、また新キャラ出た!と思ったらエルフがヤバいことになってる……

一回最初から読み直さないと取り返しのつかないことになりそう……


あ、新年あけましておめでとうございます。

唐突だが、村の入り口にてオークⅥ匹と遭遇。

どうする?


仲間を呼ぶ

スイッチ←

召喚

不思議な道具

逃げる


「スイッチ用意!」

「ま、待ってほしいんだな!?オラ達は―――」

「いいや!限界だッ!押すねッ!今だッ!」


そしてスイッチを押した結果、世界が輝いた。




◇◇◇




視点・サファイア(スケルトンの艶出し中)


ん?なんか光ってますね。

どうせ領主様がなんかしてるんでしょ。

放置放置♪


「あの、無視していいんですかね、あれ?」

「いいんです。というか、何も見てません。いいですね?」

「え?いや、でも……」

「今日は何も起こらなかった。平和に過ごして、みんな幸せ。それでいいではないですか。というか、下手に関わると爆発しそうですし。あ、腕動かさないでくださいね~」

「……それもそうですね」


さぁ~て♪関節部の艶出しに移りましょうかね~♪




◇◇◇




これが、浄化の光(バ●ス)……AMS(明るく丸いシャイン)から光が逆流する!?


「ギャァァァァァァァァァァ!?目がぁ!?目がぁぁぁぁぁ!?冗談抜きで痛いのぉぉぉぉぉ!?」


盲目の状態異常でダメージなんてらめぇぇぇ!!

早く万能薬で治療を!!

エリクサーでもいいから!!


「だ、大丈夫だか?」

「目が痛いなら冷やした方がいいべ」

「冷たくねぇけんども、水あっから冷やすべさ」

「あんま綺麗じゃなかども、とりまこれで冷やすっぺ」


……何だろう、凄く癒される。

温いし、布はチクチクするのに、癒される。

これが、優しさのプラシーボ効果。


「いきなり変なことして、すいませんでした」

「いやいや、いきなりオラ達みたいなオーク見たら殺しにくるのが普通だでな、気にするこっちゃねぇだよ。まあ、意味があったかどうかは別にしてなぁ」

「というか、なんで平気なの?」

「あ~オラ達の種族は紅豚族言うてな、太陽神様の加護さもらっとって、火と光にはめっぽうつぇんだよ」

「んだんだ。溶岩は流石に無理だが、炎の中ぐらいなら何の問題もねぇだな」


紅豚族……飛べなくても、ただの豚じゃないってことかよ……これは空を飛べるようするべきなのか?

あ、このオークさん達は基本茶色で、モヒカンみたいな髪が赤いだけの典型的なエロ担当のオークな見た目です。

ただ、匂いはめっちゃフローラル。

さて、目はだいぶ良くなってきた。

自分のことながら回復力が異常な気がするけど、気にしたら負けだよね♪

いや、忘れてたけど俺の目って邪神様の特別製だったか。

まあそれは置いといて。


「して、貴殿等は我が領地に何用か!!」

「わ、我が領地?」

「てぇことは、おめぇさが領主様だか!?」

「も、申し訳ねぇだ!!オラ達きやすく話しかけちまってぇ、う、打ち首だべか?」

「気にしなくていいよ!ウチの領民は基本仲良くがモットーだから!てか、この程度で打ち首ならサファイアはこの世から一片も残さず消滅だろうな」


このまま入り口で話してるのもアレなので、村に招き入れる。

最初に目に入ったのは、拳と手刀で岩を砕いて俺の彫像を作る村長(90歳のおじいちゃん)だった。

この彫像の俺、なんで剣持ってんの?


「村長おっすー」

「おぉ、領主殿ですかな?先ほどすさまじい光が見えましたが、後ろの者達が原因で?」


タートルな仙人の本気モードのような歳を感じさせないマッスル村長。

次の瞬間には年相応のシワシワな老人になる。

面白半分で再現した漫画の龍の珠を見てから、こんな技能を覚えたのだ。

他にも「か」で始まる波動を放つ村人(男28歳)やら、よく変身を二回残す村人(女37歳)やら、ワームのアースによく腕を食われるけど何事も無かったかのように腕を生やす少し緑っぽい肌の村人(男31歳)などがいる。

若干人外化してる奴らがいるが、気にしない気にしない♪

他の漫画を真似てる領民ばっかりだけど、害はない。


「村長殿でいいだか?」

「うむ、ワシが村長であるな。このような辺境の村に何用か聞いても?」

「オラ達、なるべく高い所に住んでんだな。そんで、ここに来る前は山の上でのんびり暮らしとったんよ」

「一月ぐらい前に太陽神様からお告げさあってな、『西に迎い天を貫く大樹を目指せ』言われただよ」


俺と村長は世界樹を見て、お互いに目線を合わせ、頷く。


「住みたいのなら好きにするとよいぞ。ここでは領主殿が率先して色々造っておるから、皆が好き勝手にやっておる。他の者達の建物なんかを壊したりしなければ何を造っても問題は無いわい」


神の意志には逆らわない。

ただし邪神は除く。


「ホ、ホントにいいだか!?オラ達は人間からすっと魔物のオークだが……」

「気にせんでええ。竜が来ようが叩き落せる実力が最低限じゃからな。あぁ、ここで一番弱いのは領主殿だが、領地内でどうこうできる方ではないからのぅ。というか、平和に暮らしたいなら領主殿には近づかんことじゃな」


失礼しちゃうわ!

こんな非力な美少年を捕まえておいて近づくなだなんて!

俺は懐から拳大の石を出して掲げる!


「天より落ちよ!地を砕け!扉を開き聖なる一条の閃光にて闇を打ち払え!崩壊する天地(ブレイク・ブレイド)


掲げた石が砕けると同時に、カッと空が光ると同時に閃光が村長に落ちた。

この魔法は魔石を消費して発動する特殊なもので、対象一人を完全拘束するだけの魔法である。

こちらからは何もできないし、向こうからも何もできない。

つまり、攻撃系の魔法ではないのだよ。

普通に魔法が使える奴や魔法を知ってる奴は、詠唱段階で攻撃系だと判断して先に潰しに来るか防御を選ぶ。

しかし、魔石を消費して発動する魔法なので、別に詠唱なんていらない。

範囲内に居れば俺から隠れようが、認識できない速度で動こうが、防御しようが一切関係ない。

俺が魔石を取り出した時点で一日完全拘束確定である。

今回の様に身内に使うだけなら放置してよいが、敵に使った時は解除10分前に皆で囲んで解除と同時にフルボッコだ。

まあ、こんないつまた使うかわからないモノは置いといて、オーク達を世界樹近くの空きスペースに案内しようか。


「え、いや、あの、いいんだか?」

「誰も来ないだろ?大丈夫大丈夫」

「そ、そうだか……太陽神様、オラ達ホントにここさ来て大丈夫だか?」




◇◇◇




視点・エステラ(エロにルールは不要!略してエルフなロリ)


あらあらあら~今度はオークを領民にしたんだ~

私達エルフが襲われないか心配だわ(笑)

それはさておき、今現在世界樹近くのエルフ族の会議室で会議中でっす♪


「ついに魔物まで……ラフティア殿!やはりあの人間の子供は早急に排除すべきだ!そしてあの世界樹を我らエルフが管理すべきだ!!」

「どうにかできると思ってるなら勝手にすればいいだろうに……なんでいちいち言いにくるんだ?」

「私達は同じエルフだろ!森の守護者たる誇りを忘れたのか!?」

「森の守護者の誇り、ね」


あぁん♪……ラフのあの侮蔑の混じった表情、良いわ~

今日はあの顔で●●●(ピーー)を踏んだりしてもらったり、後ろから●●●(ピーー)をいじめてもらったりしちゃおうかしら♪


「それで、領主アリアをどうにかできたとして、周りの方々をどうするつもりだ?」

「ぅ……そ、それは……」

「ましてや領主アリアを討つにはアメリア殿を何とかしなければならん。ハッキリ言おう、不可能だ」


ん~でも今って、なんでか知らないけどアメリアちゃんがアリア君から距離とってるように感じるから不可能って程でもないような?

まあ私はアリア君のこと好きだし、教えるつもりないけどね~

なにより、色々と助言をもらってるしね。

というか、いつまでアリア君のこと敵視してるんだろうね?

彼とその取り巻きの数人以外は、アリア君を敵視するどころか盛大に恩恵を授かっちゃってるんだよね~

長命種ゆえの出産率の低いエルフ族。

その一番の原因は男エルフ側の性欲の少なさだったりする。

でもでも、アリア君のアドバイスと道具のおかげでそれはもう毎日が楽しいのよ♪

妊娠してる子達も数人出てるらしいし、私も妊娠したっぽいし♪

妊娠してると分かってからは、なんとなくアリア君に会ってない。

対面すると一瞬で妊娠が発覚しそうだし……誰にも、それこそラフにだって教えてないだもの、もうちょっとタイミングを計ってから発表よ!

けして、そうけして!もっとラフとエッチなことをしたいとかそんな理由ではないわ!そんな理由ではないわ!!


「話は終わりだな?では解散だ」

「な!?まだ話は―――」

「エルフ族としての誇りを掲げるなら、これ以上無様を晒すな。次領主アリアに何かすれば、お前達以外のエルフ族は全て領主アリア側だと思え」

「クッ……失礼する!!」


アリア君も大変ね~

まあ、本人はやりたいことしてるだけなんだけどね~

私もヤリたいことをヤリましょう♪

ラフの背中に抱き着くようにくっつく。


「ラフ、お疲れ様♪」

「ん……ホントに疲れたよ」

「あら?じゃあ、今日はやめる?」

「……………明日も栄養ドリンクを貰いに行かないとね」


まだ会議室には数人残っているが、全員色々と、それはもう色々と見せ合った仲なので気にせずキスする。

次第に激しくなり―――

エルフ族の会議室から、複数の艶やかな声が聞こえるのだった。

アリア「新年!」

サファイア「あけまして!」

クィール「おめ!」

シルメリア「ちゃんと言いなさい!おめでとうございます!」

アリア「一応挨拶したけど、特に意味はないんだよね」

サファイア「まあ、全然続きだしてませんしね」

クィール「今年も大して更新しないんだろうね~」

シルメリア「いや、あの、もうちょっと期待してあげましょうよ?」

アサク「「「えぇ~」」」

アリア「じゃあ、次回が一月中に更新されたらサファイアを異世界にでも」

サファイア「おいちょっと待て」

クィール「番外編だね!魔法少女ジュエルプリンセス~異世界の勇者召喚にぶち込まれたら~」

サファイア「なんかほんとにやりそうな題名だからやめて!?」

シルメリア「大丈夫です!きっと夢オチですよ!」

サファイア「領主様の場合夢で終わらせないから嫌なんですよ!?というか、題名からしてウチの母とかシルメリアちゃん達も出るからね!?」

シルメリア「ちょっと風邪気味ですので帰りますね」

サファイア「逃がすかぁ!!」

アリア「さて、今月中に更新できるか、見ものだな!」

クィール「番外編がやった時は、アタイも新魔法少女だじぇ!」

アリア「とりま、今年もよろしくお願いします♪」

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