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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第四章・出会いのある!良い旅!夢気分♪
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鬼神現る!そしてラストスパート!

遅くなってすいませんでした!!

なんかもう、ネタが思いつかなくて、とりあえずサファイアを不幸にしとけばいいかなって……


あと二話ほどで四章終了予定です。

九月中には無理かもしれないけど、十月には五章逝っておきたいな~

視点・アリア(サファイア、死す……)


「死んでねぇよ!?てか痛ぁぁぁぁぁ!?腕の骨折れた!!絶対折れた!!これ死ぬ死ぬ死ぬ絶対死ぬって!?」

「チッ……………良かったサファイア!生きてたんだな!!」

「おま!?ちょっと待て!?死んでほしかったってか!?そう言うことなの!?キレるよ!?いい加減キレちゃうよ!?」


シルバーに美味しい所を持っていかれた気がしたあと、サファイアが鬼みたいな奴にブン殴られた。

血塗れで右腕が変な方向に曲がっている以外、特に変な感じはない。

ツッコミが出来るなら大丈夫だろ。

まあ、見ていて気分の良い物じゃないので、ヒーラーの出番である。


「え、えっと、完全回復薬(エリクサー)

「……それ、絶対魔法名じゃないですよね?」


血塗れだけど、傷や骨折は治ったサファイアが立ち上がる。

まあ、血塗れのままでも問題無いだろ。

さて、あの鬼どうしよう?

まずは皆と相談だ。


「サファイアが勝てないって、結構ヤバくない?」

「なんだかんだでうちの娘、戦闘能力だけは高くなったからね~女子力は下降気味だけどね~」

「氷漬けなっても一瞬で氷を溶かして殴りかかったということは、サファイアさんの氷を溶かすほどの熱量を持っているか、何かしらの力で氷を消しているか、ですね」

「動きにスキが無さ過ぎるな……」

「話し合いで何とかなりませんか?」

「ついに怪我をしても誰も心配しなくなりましたか……まあ、もう諦めましたけど」


結論、鬼がヤバい奴過ぎる。

右側族のおっさん達は皆凍ってるのに、鬼は特になんともなくこちらを観察する様に見てる。

あの真剣な表情……さては!?


「アメリアさんを狙っているな!?」

「違うかと」

「違うんじゃない」

「違うと思うが」

「違うんじゃないですか」

「領主様じゃないんだから……」


え~絶対そうだと思うんだけど……

てか、鬼とおっさん達に注目してたけど、おっさん達がやってた儀式まだ続いてるっぽくね?

地面光ってるし。

サファイアの戦闘力も、段々不足してきた感じだな。

つまり、アレだろ?


「サファ―――」

「なんだか嫌な予感がするんで却下で」


しょぼーん……折角考えた第三形態なのに………


「アリア様、後ろに」


落ち込んでたらアメリアさんが俺の前に立った。

アメリアさんの背中越しに見て見ると、鬼がゆっくりと近づいて来ていた。

くっそ、ターン性バトルじゃなくてリアルタイムバトルだということを忘れてたぜ。

もうちょっと熟考して鬼対策を立てたかったな。


「よし、殺そう。皆でアタック」

「いやいやいやいや!?問答無用過ぎません!?しかもサラッと物騒なこと言わないでくださいよ!?」

「じゃあどうすんの?」

「……………殺りましょう」


まあ、唯一殴られて被害出たのサファイアだし、思うところはあるか。

こっちに向かってくる鬼に対して、皆で攻撃することに。

糸、鎖、剣、氷が鬼に襲いかかろうとした瞬間、鬼の真上、つまり天井が炸裂。

現れたのはクリスさんの師匠、ミヨちゃんことミョルシェ・メルディアナだった。

鬼を踏んづけ、優雅に立つ。

最近見なかったけど、どこにいたんだろう?


「あらら~?濃い魔力の反応があると思って来てみたんやが、なかなかの状況やないの」

「ミヨちゃん!足元足元!」

「ほぇ?おぉ~鬼さんやないの~初めて見るかもしれんわ~」


のんきか!

もっとテンション上げてこうぜ!!

……それはそれで何か違うな。

ミヨちゃんは片手で鬼の頭を掴んで持ち上げ、ニコニコしながら一言。


「神の御加護がありますように」


グシャッと出来ることなら聞きたくなかった音が聞こえ、鬼の頭が潰れたトマト化。

え?ミヨちゃん何やってんの?

いきなり来ていきなり終わらせないでくんない?


「クリスの言っていた話は本当だったのですね」

「アメリアさん、なにか知っているのか!?」

「クリスから聞いたんです……ミョルシェ様は、クリスと会う前から鬼神と呼ばれていたらしいのです。拳一つで山を砕く、とのことです」


……そりゃすごい。

いやいやいや、なんじゃそら。

唐突な設定追加とかやめてほしいわ。


「人に訳のわからない設定追加しといて何言ってくれちゃってんの?」

「ホントですよ」

「それで、この後どうしよう?」

「「うわ、無視した」」


うるさい魔法少女達だ。

ミヨちゃんがこちらにやってきて、ニコニコしながら言ってくる。


「後始末はこっちでやっておくから、帰ってもええよ~」

「よし、帰ろう」

「了解しました」

「は~い」

「まあ、いいだろう」

「来た意味無さ過ぎ……てか、損したの殴られた私だけじゃね?」

「どんまいですよ、サファイアさん」


折角真剣戦闘モード入ると思ったのに、暇潰し失敗だじぇ。

そんなことを考えつつ上に戻ろうとしたら、ミヨちゃんの衝撃発言。


「あ、明日クリスちゃんとアッシュちゃんの結婚式やから、予定入れんといてな~」


……え?マジで?

アリア「みんな、俺だ!久しぶり!初めての人は初めまして!みんなの主人公、ARIAだ!」

サファイア「完全に別作品の名前じゃん。二次ネタはやめようよ。せめてセリフだけにしておこうよ」

アリア「生温いこと言ってんじゃないよ!ノゲノラだって似たようなことしてたからいいんだよ!」

サファイア「それやめろって言ってんだよ!いくら短くしてもわかる人にはわかるでしょうが!せめてノーゲ○ム・ノー○イフって伏字にしなさい!」

アリア「たしかに!二次が基本禁止のこのサイトで、名前をフルに出すのは危険だろう……だが断る!」

サファイア「だろうと思いましたけどね!」

アリア「よっしゃ!じゃあ今日のゲストを呼んでみよう!せ~の」

女性全員『SI・NE』

テリー「酷くない!?」

アリア「なんだお前か……今日はもう終わりで、解散!おっつ~」

テリー以外『おっつ~』

テリー「えぇ……久しぶりの出番なのにこの扱い……サファイアちゃんと同じ立ち位置とすれば結構おいしい?」

サファイア「一緒にすんな」

ファリエナ「空気さん、です」

アリス「だれ?」

アリア「出てきてもセクハラ以外出来ない役立たず、極つぶし、変態の三拍子そろったマダオだよ」

テリー「やめて!?君を怒らせるようなこと何かしたっけ!?」

アリア「また次回で、あでゅ~」

サファイア「また次回~」

ファリエナ「さよなら、です」

アリス「ばいば~い!」

テリー「ホントに帰っちゃったよ……今日もうおしまいなの?え?ホントに?……誰もいないし……折角ゲストタイムだったのに……さみしいな……こういう時は、歌を歌おう!フッ……アリア君にジャイアンと呼ばれた歌声で、響かせてみせる!!……歌うよ?ホントにいいの?止めないの?……………帰ろ」

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