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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第四章・出会いのある!良い旅!夢気分♪
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自分チート転生者じゃなくて、ただの領主ですから。

サブタイトルに、意味は特になし。

あと、更新遅くてすみませんm(_ _)m

頑張ってはいるんですが、書く時間全然ないのです。

まあ、とりあえず本編どうぞ!

視点・アリア(最強でもなければ万能でもありません)


「───というのを作っていただきたいのですが、出来ますでしょうか?」

「おらぁ、職人じゃなかとよ」

「こんなこと、アリア・メルノ様にしか頼めないんです。教皇様の安全のためにも御願いいたします」

「そげなこと言われてもぉ……」


皆元気かい!

俺ことアリア・メルノは元気だっちゃ!

え?初っ端からウザイって?まぁまぁ良いジャマイカ!

じゃあ、ブッチされても悲しいし、現在の状況を言おう!

現在、俺は無茶ぶりを受けてる!以上。

……何か文句があるなら聞くぐらいはしてやっても良いんだぜ?


「アウト、です」

「パウッ!?」


ファリエナにメメタァ!!されちまった。

お、俺は、もうダメだ……あとは…任せた、ぜ?


「やはり、作ってはもらえませんか……」

「待つんだな!何時オレっちが無理だと言った!」

「いやいや、さっきの受け答えで無理だと思いますよ、普通は」

「サファイアは黙ってろ」

「相変わらず冷たいですわ!」

「メルフィーナさんや、材料は準備してもらいまっせ?」

「それはもちろん用意させていただきます」


ふむふむ、なら行けるぜ。

え?何を作成依頼されてるんだって?

そんなことも知らずに見てたのか!?

……まあ、説明してないからわからない方が普通なんだけどね。

でだ、作成して欲しいモノって言うのが、バリア装置みたいなもので、教皇様の身の安全が確保できる強度と自動防御機能が付いてるモノが良いらしい。

普通に考えて無理じゃね?

だって俺、生産チート持ちちゃうぜ?

今までの作品なんかは、事実だけを言うなら失敗作だぜ?

作ろうとした物と違う物が出来てただけだぜ?

ファリエナとかアリスとか、未だに何で生まれたのか原因不明だし。

しかし、我が輩の辞書に『不可能』はあるけども『やらない』はない。

アメリアさんとは是非ともヤりたいもんだぜ!ぐへへへ……って、そのヤりたいじゃねぇよ!

でも、バリア装置の材料か……何だろう?

こう、守られてる間がある丸めの物……


「……タマネギ?」

「タマネギ、ですか?」

「うん、タマネギでいいや。あと鉄で」

「わかりました。すぐに用意します」


数分後、メルフィーナさんがタマネギ10玉と鉄インゴット3つを持ってきた。

と言うわけで、調合を始める!

まず鍋に水を五割入れ、次にタマネギを全て投入後沸騰させる。

沸騰して一分経ったら、鉄インゴットを入れて混ぜること五分。

何かの腕輪が完成した。


「「なんでだよ!?」」


思わずサファイアと同時にツッコミしてしまったよ!

自分でもなんでそうなるのか驚きだよ!

と言うわけで、早速効果確認。


「動くなよサファイア!」

「動けないですよ!?やめて!!お願いだからこういうのやめて!!」


中庭の人がいないところで、サファイアの両手両足を縛り腕輪を着けて的にしてみた。

何故俺が着けて実験されなきゃいけない?

そして攻撃してくれるのはアーサー円卓ハーレムのマーリンさん。


「ホントにやるの?」

「ガッツリヤっちゃってオケ!ミスしても生きてればいいや」

「雑!?五体満足がいいです!!お願いだから!!こんな危険なことする必要ないですよ!!今やろうとしていることは、ただただ危ないだけですよ!?」

「フッ……大魔法使いマーリンの魔法、どの程度か見せてもらおうか」

「へぇ……この私の魔法を推し量ろうっていうの?面白い冗談ね。いいわ、全力でやってあげる」

「イ、イ、イヤァァァァァァァァァァ!!!!!」


マーリンさんは無詠唱で、メ○ゾーマのようなデカい火球を創り出す。


「無理無理無理無理無理!?私と相性悪すぎますよ!?焼けただれて死ぬのはいやだぁぁぁぁぁ!!!」

「安心なさい、きっと火傷ですむから」

「絶対火傷ですむ威力じゃないですよね!?殺す気ですよね!?」

(消し炭も残さない)ボソッ

「今ボソッとなんて言いやがった!?死んだら呪ってやる!!」


そして、火球が放たれる。

真っ直ぐにサファイアへと向かい、着弾。

爆炎が飛び散り、煙が無くなると無傷のサファイアがいた。


「お?」

「む……」

「……い、生きてる?い、いやったぁぁぁぁぁ!!」

「強度は問題なし。自動防御もしっかり発動……あとは、どれだけ連続で防げるかだな。連続五回は防御できないと役に立たない」

「え?」

「私の魔法がここまで完璧に……絶対にぶち壊してあげる」

「え?」

「じゃあサファイア……あと五回、防いでくれ。その次は物理も防げるか試すから」

「ゑ?」


その日、一人の少女の犠牲により、教皇様の暗殺が不可能となった。

教皇様には女神の守護があると噂され、より立場を安定させられるようになったのだった。

サファイア「みんなのアイドル♪サファイアちゃんだよ♪」

アリア「ごめん……ちょっと休もう?な?」

サファイア「あっは♪領主様ったら優しいですね♪キュンキュンしちゃいます♪」

アリア「衛生兵!!今すぐに治療を!!手遅れになる前に!!」

ファリエナ「治療デス」

アリス「かいふく~」


~五分後~


サファイア「本気で忘れてくださいお願いします」

アリア「俺も、サファイアにキツくし過ぎたよ、ごめんな」

サファイア「領主様……」

アリア「サファイア……」

メルティ「なんだか邪魔になってる気がするぞ」幼女版

ファリエナ「仲良し、です」ロリっ子

アリス「ゆうじょ~」幼女

アリア「あ、今サファイアの見た目が一番老けてる。サファイアBBA」

サファイア「ッ!?」グサッ

メルティ「あ、死んだ」

ファリエナ「痛恨の一撃、です」

アリス「へんじがないただのしかばねのようだ~」

アリア「テテテテッテテーレベルが上がった」

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