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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第四章・出会いのある!良い旅!夢気分♪
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争いが無いなら、それでいいじゃない。

完成前まで行ったのに、保存し忘れてて消え散ったんだぜ♪

一日心が折れた。

最近ホント時間が無いよ。

あと、次更新するのはダンジョンだと思いますその次が神喰かな?


最後に一言、本編中のサファイアへの暴行行為は友情表現であります♪

視点・アリア(平和が一番)


今俺は、金槌を振って破壊された大神殿の修理中である。

隣にはアーサー青年がいる。


「君は何でもできるね」

「何でもは出来ないよ、出来ることだけ。あ、板持ってきて」

「了解」


なぜこんなことになっているのかというと、全てを丸投げしたからだ。

シルバーとガウェインに、生臭坊主を調きょ……折檻してもらってる。

されてる方もしてる方も、良い笑顔だったから問題ないだろうな。

で、いろいろあった後処理をクク様達大神殿組とアメリアさんに任せ、残った人達はサファイアを除いて警備をしてもらってる。

クィールとシルメリア嬢はウチに帰した。

そしてみんなが気になってるサファイアには、女神として現在大神殿が立ち入り禁止ということを見学しに来た人に説明させてる。

皆ありがたがってるからよしである。


「そう言えばアーサー青年、ガウェインさんの他にもう一人仲間(ハーレム)が出来たらしいね。未だに見たこと無いんだけど、どんな人なの?」

「なんか気になる言い方だな~彼女の名前はトリスタン。実際に会えばわかるんだけど、結構大雑把な人だよ。あと、お酒好きかな?」

「へ~と言うことは巨乳かね?」

「……ま、まあ、大きいかな?うん、それで!修理の方はどんな感じかな!?」


あからさまな話題そらし、ありがとうございます!

巨乳の酒好き姉御か……是非会っておきたいな!!


「まあまあかな?あのゴーレムの残骸片付ければ一時間しないで終わるんじゃね?」

「そっか……アリア君、少し真面目に聞いて欲しい。人質が取られたとき、どうして躊躇せずに攻撃させたのかな?」

「人質を取られた瞬間、人質には二つの選択肢しかないからだ。一つは助けられるのを必死に待つか、邪魔にならないように死ぬかだ」

「ッ……それ以外の道だって、あるはずだ」

「あぁ、抵抗して逃げるっていう選択肢もある、と思うだろ?でも、人質なんて非力な存在がなるもんだ。たまに強いヤツを人質にしようとする小物が後悔することがあったりもするが、そんなのはマレだ」

「……」

「だからこそ俺は、躊躇しない、長引かせない、考えさせない……命か多少の怪我か、選ぶまでもないだろ?」

「そっか……ありがとう、本気で答えてくれて」

「気にしない気にしない」


俺はいつだって、意味不明なことをして訳の分からないことを言ってるだけさ!

む?この気配……アッシュさんか。


「アーサー青年、少しここを任せても良いかな?良い助っ人が来たから」

「え?あ、あぁ、大丈夫だけど……助っ人?」


というわけで、大神殿に丁度入って来たアッシュさんと一緒にいるファリエナ、アリスと合流。


「おかえり~」

「ただいま、です」

「ただいま~」

「……何故だかわからんが、久しぶりに会った気がするな」

「俺もそう思う」


アリスを肩車し、ファリエナに引っ張られてるアッシュさん。

幼女のオモチャになってる若い男にしか見えない。

うらやまけしからん。

ロリ魂達の夢が、今目の前に……ソルさんが見たら発狂するな。

とりあえず、ここに来たからには仕事をしてもらおう。


「サファイア!アレ持ってきて!アレ!」

「アレ?あぁ、アレですか。はいはい」


サファイアがアレを取りに行ってる間に、ファリエナが持ってる苗やら種やらについて聞いていた。

レモンやブドウのようなフルーツの種が多いようだ。

十分後、サファイアが一つのベルトを持って戻ってくる。

ベルトを受け取った俺は、アッシュさんにベルトを差し出す。


「アッシュさん、変身しなければサファイアが爆発します」

「マジで!?それどういうことですか!?」

「合い言葉はチェンジドラゴン!」

「いつも通り無視かよ!こんちくしょう!」

「……はぁ、チェンジドラゴン」


若干やる気がないが、アッシュさんの真上に深紅の魔法陣が現れる。

魔法陣から真紅の龍(細長いヤツ)が現れ、アッシュさん目掛けて地面へと衝突。

アッシュさんの姿が炎のような光で完全に隠れる。

変身シーンは見ることが出来ないというか、男のを見てもしょうがないのでどうでもいい。

一応変身シーンを簡単に説明すると。

全裸、ぴっちりスーツ、龍っぽいフォルムの動きやすい赤の軽鎧、手甲、脚甲、ヘルメット、着けたベルトの中心にとぐろを巻いた小さな龍のコアが付き、姿を隠していた光が消える。

その姿は、龍を人の形にしたかのような姿。

ただし、ファイナルベルトは使わないと思う。


「変身ヒーローは、男のロマン……素晴らしい」

「……どうせなら私も仮面とか装備したいです」

「変身、です」

「おぉ~」

「これは……力が漲る。普通の状態の倍は違うぞ」


だって、戦闘用だし。

だがしかし、非殺傷設定にする事は可能だ!!

しかも、かの有名な必殺キックで三十メートル級の竜種なら一撃で粉砕できる。

普通のパンチでも鉄ぐらい余裕で砕くことができるのだ!

さらにフォームチェンジ機能を使うことで複数の属性攻撃をすることができる!

そしてエネルギーを溜めて放つことができる次元破壊(ディメンジョン・ブレイク)が使用可能!

次元破壊は、視界に入っている一定範囲内を消滅させる能力なのだ。

まあ、一回使うと三日は使えなくなる。

エネルギー消費が激しいうえに溜められるエネルギー量が少ないんだよね。


「それではアッシュさん、ゴーレムの残骸を片付けてもらえますか?」

「……いや、その程度のことならこんなことしなくても」

「バカ野郎!俺が趣味と遊びでそんなモノを作ったと思ってるのか!」

「え!?違うんですか!?」

「違うデス?」

「たのしんでる?」

「……違うのか?」

「みんながいじめるぅ!」

「ごばぁ!?」


サファイアにボディーブローをしてアーサー青年の元へ戻る。

背後でサファイアが女としてやっちゃいけないことをしているが、俺は悪くない!

アッシュさんはゴーレムの残骸を片付けに、ファリエナとアリスは俺についてきた。

サファイアには触れないでおこうと思う……だって汚いんだもん。


「戻ったよ~」

「……うん、そうだね」

「どったの?」

「……いや、なんでもないよ。あぁ、君にお客さんだ」


アーサー青年はサファイアの方を見て、スッと視線を逸らしながら後ろの方に立っていた人を示す。

その人とは、メフィーナさんだ。

え?誰かわからないって?

あれだよあれ、教皇様の影武者兼現マザーシスター。

確かに存在が薄い人だけど、忘れないであげて。

まあ、領地に帰ったら二度と会うことはないだろうけどな!

でも、なんで俺に用が?

……………厄介ごとの匂いがするじぇ。

サファイア「ヤバい……昼に食べた物が……出る……うっぷ!?」

アリア「ここでリバースしたらぬっころがす」

クィール「クセェんだよ」

ファリエナ「穴に出すデス」

アリス「げろげろげろ~」

サファイア「ねぇ、優しさって言葉知ってます?」

アリア「俺の辞書には載ってるな。ただし備考にサファイアは除くって書いてあるけど」

サファイア「イジメか!?やっぱ領主様私のこと嫌いですよね!?最近妙に襲い掛かってきますし、私何かしました!?」

アリア「サファイアの癖に最近強くなりすぎなんだよ!!」

サファイア「お前のせいだろ!!」

クィール「う~む、修羅場?」

ファリエナ「泥沼三角形、です」

アリス「きんしんそうか~ん」

アリア「あ、今日のゲスト……出さなくていっか」

サファイア「え?出さないんですか?それは―――」

教祖「スタンバってます」

サファイア「―――とても良い選択ですね」

教祖「ガッデム!!」

アリア「サファイア~チョ○ボ捕まえてきて~」

サファイア「いないのにどうやって捕まえろっていうんですか」

アリア「捕まえてきてといっているだろう、このアホが」

サファイア「画面の中に行けっていうの!?」

アリア「次回までに捕まえられなかったらケツバットな」

サファイア「無茶振り過ぎる!?」

クィール「まったみってね~♪」

ファリエナ「次回を待つデス」

アリス「ばいば~い」

アリア「笑顔で終わろう!というわけで最後、ボケろ!」

サファイア「ゑ!?えっと、えっと……キャピ♪」

皆『うわキモ』

サファイア「そんなこと言われなくてもわかってるよ!?」

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