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辺境貴族とメイドさんの平和な日常  作者: ディアズ・R
第四章・出会いのある!良い旅!夢気分♪
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其三・病弱少女がやってきた。

頑張らないとマンネリしそう。

なので、今回はネタ回?です。

視点・アリア(説明疲れしますた)


オークション襲撃の事情聴取を何故か俺だけ受けた後、サファイアにフライングクロスチョップをかまして大神殿に撤収中。


「く、首が……何故、私だけ……」

「そんなの、わかってるだろ?」

「わかりたくなかった!イダダダダダ……」


サファイアの苦しむ顔を見てると、とても清々しい気分になるな!

あ、事情聴取だけど、暗殺者達に心当たりはあるかとか、盗まれた出品ブツの奴隷女子についてとかを聞かれた。

まあ、逆に奴隷女子について質問したら、部下に任せて逃げやがったけど。

どっかの国のお姫様とかだったら、かなりヤバイ。

仮面のヤツも気になるし、調べた方が良いかな?

めんどくさ。

でも、やらないともっとめんどくさい事態になりそう。

あと、シルバー達は俺に全ての後始末を任せ逃走した。

領地に帰ったら、牛乳を拭いて一ヶ月以上放置した雑巾を入れてある圧力鍋をくれてやる。


「さて、これから大神殿に戻るけど、何か買うモノはあるかね!」

「特に欲しいモノはないわ」

「金がない!」

「回復魔法の使い手を要求します」


サファイアに昇☆竜☆拳を当て、首を治してやった。

買い物はしなくて良いな。

よし、帰ろう。


「ねえ、私何か怒らせるようなことしました?ねえってば、聞いてます?」


しつこいサファイアに、消臭スプレーを吹きかける。

シュッシュッとな。


「臭いってか?怒るよ?ブチギレますよ?いいんですか?」

「ハッ!勝手にキレてろや!」

「よっし、ブッコロ」

「こんな道端で喧嘩しないでください」


病弱少女が後ろから歩いてきた。

全力で俺を視界に入れないように顔を背けてる。

失礼しちゃうわ!


「おぉ!シルシル!アタイね、今さっきまでオークション見学してたのよ!」

「そうなの?えっと、クィールがお世話になりました」

「あらあら、私も連れて行ってもらった立場なのよ」

「え?じゃあ、貴女が?」

「残念ながら、私に誰かを連れる度胸も甲斐性もありません」

「……」


何故嫌そうな顔で俺を見る?

まったく……スカートの下は、白か。


「ななななな何してるんですか!?」

「え?スカート捲りだけど?俺なんか間違ってた?」

「そんな呼吸みたいなもんだろ?的な言い方やめてもらえません!?」

「ノンノン、これは、俺の、生きる意味だ」

「なら死んでいいですよ!」

「酷いわ!死んでいいだなんて……興奮しちゃう!」

「何故!?」


スカート捲りをすれば会話ができる、素晴らしきかなこの世界。

サファイアが嬉しそうにシルメリア嬢に近寄っている。


「貴女とは友達になれそうですね!」

「……私も、そう思います」


固い握手。

新たな友情が芽生えた。

俺はその友情を踏み躙ろうぞ。


「食らうがいい!我が必殺の!バーニングストレート!!」


サファイアに踵落とし。

綺麗に脳天に直撃して倒れる。

サファイアの頭に足を乗せ、拳を振り上げる。


「アイアムウィナー」

「なんでいきなり!?バーニング関係無いし!?何故ストレートなのに踵落とし!?可哀想だからもうやめてあげて!」

「ん?じゃあ、代わりにやる?俺とサファイアはずっとこんな関係だぜ?」

「……え?」


シルメリア嬢がサファイアを見て一歩下がる。

どうやら、サファイアをマゾと勘違いしたようだ。

どっちかっていうとサドだと思うぞ?

周りのサドレベルが高いせいで分かり辛いけど。


「何時まで寝てるつもり!さっさとお起き!」

「ぅ……ここは誰?私はどこ?」

「うん、何時も通りだ」

「絶対何時も通りじゃないですよね!?」

「私以外にツッコムなんて、悔しい!でも感じちゃう!」

「あらあらうふふ♪」


サファイアを元に戻すために波紋なオーバードライブをやろうとしたら、シルメリア嬢に後ろから羽交い絞めにされた。

おっきなお胸が、当たってますよ?


「それ以上彼女を苦しめないで!」


凄い弾力だぜ。

いや待て!俺はアメリアさんのお胸様の方が良いぞ!

アメリアさんのお胸様は程よい弾力があり、それでいて柔らかく、形も素晴らしい。

完璧を体現するかのようにそこにある。

フッ、やはり俺はアメリアさんじゃなきゃダメみたいだぜ?


「シルメリア嬢、胸が当たってるよ」

「へ?……ひっ!?」

「だが安心すると良い。君じゃ、興奮しないから♪」

「……それはそれでムカつきます」


ところで、なんで病弱娘と合流したんだっけ?


「シルメリア嬢、何故ここに!?」

「今更!?はぁ、大神殿の見学ですよ。ところで、こちらの方とそちらの方は?」

「サファイアとクク様だ。二人とも、この子はシルメリアだ」

「あはは~ちょうちょ~」

「よろしくね、シルメリアちゃん♪」

「はい、よろしくお願いします……サファイアさんは大丈夫なんですか?」

「ん、ちょっと待ってて……アタァッ!!」


サファイアの眉間に指突一回。


「ハゥッ!?……あれ?私、何してたんですっけ?なんか、記憶が飛んでる気が……」

「戻った!?」


流石俺だぜ。

サファイアの扱いは完璧だな。

そんなこんなで、大神殿に到着。

俺を含めた五人は、大神殿で更なる面倒事に巻き込まれることになることを、まだ知らなかった。

アリア「アリアと♪」

クィール「クィールの♪」

アル「「真夜中逝ってけ♪はっじまっるよ~♪」」

サファイア「物騒な名前!」

アリア「それでそれで、今日はいったい何すっるのかにゃ?」

クィール「良い質問です!今日はなんと……国民的なマスコットがゲストに来てます!」

アリア「ま、まさか……夢の国のネズミ男か!?」

クィール「オ○ムです」

サファイア「風の谷に帰してきなさい!!」

アリア「じゃあ、ト○ロ」

サファイア「寝かせてあげて!!」

クィール「黒猫のジ○」

サファイア「飼い主に返しなさい!!」

アリア「あえてのシシ○ミ様の頭」

サファイア「それは持ってくるなぁぁぁぁぁ!!!」

クィール「もぅ~サファっち贅沢~」

アリア「ホントよね~自分はツッコミしかしないくせに、生意気よね~」

サファイア「そこまで言うなら私の本気見せましょう!!私が連れてくるマスコットは―――」

ウサちゃん「お久」

サファイア「お前じゃなぁぁぁぁぁい!!!」

アリア「お久~そういえば今どこにいんの?」

クィール「初めまして~」

ウサちゃん「あれ?気が付かなかった?今日はルビーの頭の上に乗ってたんだよ?昨日はサファイアの服の内側に張り付いてた」

サファイア「知るか!!帰れ!!」

ウサちゃん「まあ聞きました?マスコットになんて言い方するのかしら!」

アリア「ホントに魔法少女なのかしら?」

クィール「知ってます?サファイアって魔法少女、自称らしいですわよ~」

ウア「「自称魔法少女?イッタタタタタ(笑)」」

サファイア「kill them all♪」訳・皆殺し♪


~見せられないよ♪~


ファリエナ「安らかに眠るデス」

アリス「ごりんじゅ~」

サファイア「次回もまた見てね♪」血塗れ

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