マモノ紹介 外伝時点
◎=普通のマモノ ●=星の牙
◎白狼
マモノ対策室での名称は「ユキオオカミ」。
日向が最初に戦ったマモノと同種であり、群れでの狩りを得意とする。
真っ白な体毛を持ち、極寒の環境下でも活動できる。
星の巫女によって、裏山に大量に送り込まれていたが、日影の活躍によってほぼ全滅した。
●大猪
マモノ対策室での名称は「グランドボア」。
裏山に生息するイノシシが星の力を授かったものと思われる。
『地震』の星の牙。巨大な牙で大地を抉り、強靭な足で地鳴りを起こす、非常に強力なマモノだったが、日影の正面特攻によりその力を発揮することなく倒された。不憫。
●川の主
マモノ対策室での名称は「イワナヌシ」。
『水害』の星の牙。その名の通り、巨大なイワナのマモノ。
水の勢いを操って、自身が活動しやすいように川を拡張した。
基本的な行動はイワナそのものだが、人間を見ると急に襲い掛かってくる、凶暴なマモノである。
◎黒いハチ
マモノ対策室での名称は「ヘルホーネット」。
元になった動物はオオスズメバチと推察されている。
真っ黒な外殻を持つハチで、針には激痛をもたらす毒が仕込まれている。
非常に凶暴、凶悪なマモノで、巣から離れている生き物にも積極的に襲い掛かる。
このマモノが作るハチの巣は、普通のハチのものと違い真っ黒だが、これは落ち葉や枯れ枝などの他に、別種の動物の死肉も使われているからである。
ハッキリ言って、裏山に生息していたマモノの中ではダントツでヤバい存在。日影が退治していなかったら、周りの町を襲っていたと思われる。
●黒いハチの女王
マモノ対策室での名称は「ヘルホーネット・クイーン」。
「生命」の星の牙。その名の通り、ヘルホーネットたちの女王に当たる。
星の牙の能力を使って配下のヘルホーネットを大量に産み、一夜で巨大なコロニーを作り上げた。
尻尾の針の毒はヘルホーネットよりさらに強力で、身体に回ったが最後、内臓が腐ると言われている。その尻尾の針を、一発限りであるが射出することも可能である。
◎4本腕のサル
マモノ対策室での名称は「ヨツデザル」。
日向たちが峨眉山にて戦ったマモノと同種だが、ところどころ特徴に差異がある。
これは、ヨツデザルというマモノの元になったサルがそれぞれ別種だったためと思われる。
詳細は省かれたが、日影は難なく倒してみせた。
味はマズイらしい。
◎キノコの化け物
マモノ対策室での名称は「マニッシュ」。
日向たちが武功寺周辺で戦ったマモノと同種である。
人を見ると襲い掛かる凶暴な性格をしているが、そんな性格に反して力は弱い。戦闘経験を積んだ日影の敵ではなかった。
「マニッシュ」という名前はもともと日向が付けた名前だが、今までマモノ対策室が発見してこなかった新種のマモノということもあり、ボスマニッシュともども正式名称として採用された。
焼くと旨いらしい。




