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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
39/181

第34話 『桜と永夜の宴』

どうも、神夜晶です


まさかの3連続投稿w


タイトルなんですが・・・

宴会を書く時なのですが

桜と宴会って何個も書く訳にはいかないので

こういうタイトルに・・・(;´・ω・)


同じに書いて大丈夫でしたら

書きますけど・・・


皆さんは同じタイトルは、どう思いますか?


まぁ、タイトルはさておき

えっと~今回は・・・妹紅がメインです


でわ、どうぞ~

あれから霊夢と桜は一旦別れた

桜は歩けるようになり

風呂に入っていた

霊夢は宴会の準備で神社へと戻っていった

桜が行こうとしたら

霊夢が止めたのだ

「体調が万全じゃないのに来たら駄目よ」と断られていた

そして、桜が風呂に入っている時だった

コン!コン!



「桜さん、迎えに来ましたよ!」



美鈴がやって来たのだ

しかし、桜は風呂に入っているので気付かなかった

美鈴は可笑しいと思い家の中に入った

リビングを探しても居ないので

他の部屋を探してみる

其処で風呂場へと到達した美鈴だった



「あ、此処っぽいですね

掃除中でしょうか……?

着替えがあるので入浴中だと思うのですが……

取り敢えず、ノックをしてみましょう」



コン!コン!

美鈴は風呂場のドアを叩いた

桜は漸く誰かが来ている事に気が付き返事をした



「あ、は~い

何方でしょうか?」



「美鈴ですよ、桜さん」



「美鈴さんでしたか

あ、もう宴会の時間ですか?」



「はい、時間ですので

迎えに来ました!」



「分かりました

直ぐに出ますので

外で待っていて下さい!」



「了解です! ああっ!?」



美鈴は桜に時間と告げて外に出ようとした

しかし、此処は風呂場

素足でなければ滑る可能性もある

そう……足が滑った



「美鈴さん!?」



美鈴が大きい音を立てて転んだ

それを心配して桜は生まれたままの姿で扉を開けた

ガラ!



「いたた……大丈夫です……よ?」



「お怪我が無くて良かったです

どうしました?」



「そ、その格好……」



美鈴が桜の方を見ると目をパチクリさせて

桜の方を指差していた

それを気付き自身を見た



「い……いやぁぁぁぁあああああ!?」



「ご、ごめんなさい!」



桜は一気に顔を赤くして風呂場へと戻っていった

美鈴は顔を背けたが桜の姿が頭から離れなかった

それから桜は風呂から上がり

何時もの様に着物へと着替えた



「も、申し訳ありませんでした……」



「い、いえいえ!

私こそドジってしまって……」



「い、行きましょうか……」



「は、はい……

お互いに忘れた方が良さそうですね」



「そ、そうですね……」



桜と美鈴は、ぎこちない雰囲気のまま宴会へと向かった

そして、神社に着き美鈴は桜を降ろした

神社には今まで知り合った顔と

新しい顔があった

勿論、桜の目当ての妹紅の姿も拝見された



「では、私は向こうに居ますので

帰られる時は声を掛けて下さいね」



「分かりました!

送って頂き有り難うございます!」



「いえいえ!」



「(ふふ、妹紅さん発見です!)」



美鈴は紅魔館組の方へと歩いていった

桜は美鈴に礼を言って

宴会の中へと歩いていった

最初は霊夢達が集まる所だった



「おっす、桜!」



「「来たわね、桜」」



「はい、異変解決お疲れ様でした!」



「私からすれば、ちょろいぜ!」



「嘘おっしゃい

アンタ、あの医者にやられそうだったじゃない」



「さ~てと、酒の肴でも……」



「話し逸らした……」



「まぁ、頑張ったんじゃない?

やっぱり、一番頑張ったのは桜だけどね」



「え……?」



「「どういう事よ(だ)?」」



「桜は異変の度に呪いが起きる

だからこそ、頑張ったのよ

今回は誰も桜に付けなかった訳だし

一人で頑張ったじゃない

だから、桜なのよ」



「確かに、そうだな

まぁ、桜が一番辛いもんな……」



「そうね……

そう言えば、今回は妹紅が居たけど

どうかしたの?」



三人は暗い顔をした

霊夢は思い出したかのように

桜へ疑問に思っていた事を尋ねた



「はい、縁側で満月を見てたら

急に呪いが来まして……

其処で苦しんでいる時に

妹紅さんが私の姿を発見して来られたのです」



「「妹紅って誰?」」



「妹紅って言うのは

あそこに居る銀髪よ

私が異変を解決して桜の家に向かったら

妹紅が居たのよ

桜が苦しんでる時に介抱したみたいね」



「ふ~ん……

まぁ、良くやったと褒めてやるわ」



「そうだな、私達が居ない時に

桜の元へと来てくれて助かったな」



「はい、ですので

妹紅さんには感謝してます!」



「挨拶しに行って来たら?」



「はい!あ、でも……」



「私達の事なら平気よ

桜は好きに回りなさい」



「霊夢さん……

分かりました!

少し席を外しますね」



「えぇ、いってらっしゃい」



「足元に気を付けろよ~」



「何かされたら呼ぶのよ?

直ぐに助けに行くわ!」



「何もされないって

まぁ、とにかく楽しんで来なさい」



「はい!」



桜は霊夢の後押しで、その場を離れ

妹紅の元へ向かった

向こうも気付いたのか桜に手を振った



「桜、来たのね」



「何だ、妹紅と知り合いだったのか」



「あれ? 慧音も知り合いだったの?」



「あぁ、今日の昼の弁当の話をしたろう?

あの弁当が桜の手作り弁当だ」



『(ピクッ!)』



慧音が言った手作り弁当に反応する者達が

多く居た……

それが誰かは言わないでおこう

妹紅は桜が料理をすると聞いて凄いと言った



「へぇ~

桜って料理も出来たのね

凄いわね」



「そんな大層なものは作れませんけどね

皆さんが作られる程度ですよ!」



「桜は料理が趣味のようなものだと

私は思うぞ?」



「趣味でもありますけど……」



「趣味でする者は料理上手だと思うけどな

それに桜は毎日の様に

料理本を読んでいるのだろう?

それで、下手な訳が無い」



「そ、そうなんだ

(何か、何時もより慧音が黒い……)」



「でも、慧音さんの料理も上手だと思いますよ

それに昔の慧音さんの料理を食べていたら

落ち着きましたからね」



「そうか……

まぁ、機会があったら

ゆっくり作ってやるさ

最近は忙しいから

迷惑を掛けてしまうが……」



「はい!

大丈夫ですよ、慧音さんの頼みでしたら

お弁当の一つや二つ

作りますよ♪

それでは、遅れましたけど……妹紅さん

今日は本当に有り難うございました!」



「良いって事さ

それに、異変の主にも反省させておいたし」



「そ、そうですか

所で異変の主さんは?」



「あー

あそこに居る奴だよ」



「綺麗な方ですね

まるで、大和撫子みたいに……」



「まぁ、綺麗なのは認めるけど

性格が悪いからな

会うんだったら気を付けろよ」



「は、はい

今日は止めておきます

また会える気がするので!」



「そうか、なら

私達で楽しみましょ」



「「はい(あぁ)!」」



桜は妹紅に挨拶を終えて

三人で楽しむ事にした

桜は異変の主を見て綺麗と言っていた

しかし、会わずに別の機会にすると言った

余談だが、桜の手作り弁当の話で

聞いていた者が盛り上がっていたとか

桜の呪いは腹の中心、臍の辺りまで来ているようだ……

どうでしたか><?


何か、慧音が。。。w


まぁ、輝夜は後々に出します!


でわ、また次回に><

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