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神の怠惰な日常〜めんどくさがりの神が本気を出す時〜  作者: おまめあずき
第一章 私達の王位継承争いの始まり
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第六話 エンダー公爵家到着

き、貴族の口調というものがわからない…!! と、いうことですので、すこし口調がおかしくても割愛、ということで、何卒よろしくお願いいたします……m(_ _)m !!


「ようこそおいでくださいました。

マーヴィリー第二王女殿下、アマイラ第三王女殿下。

イングザイディ・エンダーと申します。

お目にかかり、光栄に存じます。」

エンダー公爵家につくと、当主であるハードワーク・エンダー公爵……ではなく、その息子であり、流通が途絶えたころから、「病弱になってしまった」という噂が流れる、イングザイディ・エンダー公爵子息が出迎えてくれた。


まぁ、当主主催の狩猟大会でありながら、当主が不在なんて事は当然できないわな。

というか、現在のエンダー公爵家の血筋からはハードワーク様以外外に出ることができないのだけど。

それについては事前に聞き及んでいたから特に問題はない。


が、すこーし嫌な予感がするのは気のせいか?

エントランスの扉からちょこーっと見えているあの頭には見覚えがありすぎるのだが。


「いえ、ご丁寧に、ありがとうございます。イングザイディ様。

アマイラ・フォレストと申します。」

「マーヴィリー・フォレスト、と申します。」

そんな事を気にせず、アマイラが自然に、私は少々ぎこちなくお辞儀をします。

アマイラは本当完璧超人ですね………

それに比べて私は……

と、己の礼を思い返す。


まぁ、最低限の教育しか受けていませんもん、こうなるのはわかっていましたけど。

ここまであまり外に出なかったから、特に問題もなかったですし。

「献身」のときも、ちゃんとアマイラと一緒のところをえらんで。

「献身」の最中も、公爵様の関心がアマイラに向いていたため、アマイラがだいたい連れ回されていた。

なので、私は外にあまり出ず、家の中でダラダラしていることに成功しましたけど。


「こちらへ――」

っと。ここからが本番ですね。

アマイラのため、私のため。

色んな思いがありますが、必ず。

交渉、取り付けてみせますよ?



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