表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【1000単語で完結】おしゃれなノルウェー語講座〜その一言をノルウェー語で言えたなら……。あなたも、ちょっとおしゃれになれるかもね?〜【初心者向け】  作者: 幸田遥
2021年4月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

95/533

4月2日 「his/her/their」は「sin si sitt sine」です。


日本語で「彼の/彼女の/彼らの」、英語では「his/her/their」で。ノルウェー語では「sin si sitt sine」です。


発音は「しん し しっつ しーな」です。



3月31日にさらっと出て来た単語です。忘れる前に紹介しておきたいと思います。

所有格を表す単語です。例に倣って、ペアとなる名詞の性別によって形を変えます。「男性 女性 中性 複数」の名詞のどれをそれぞれペアに取るかによって、「sin si sitt sine」と形が変わります。


ノルウェー語に特有の表現ですので、日本語と英語に訳すのが難しいです。一応、日本語では、「彼の/彼女の/彼らの」で、英語では「his/her/their」に対応するはずです。


あれ? と思った方。ちゃんと覚えていますねー。さすがです。


そうです。すでに、ノルウェー語で「彼の/彼女の/彼らの」を表す単語として、「hans」「はんす」と「hennes」「へんねす」と「deres」「でーれす」を習っています。

じゃあ、「sin/si/sitt/sine」はどういう時に使うのかと言いますと、『主語で出て来た人の持ち物』の時です。同じ文にその人の情報があれば、「sin/si/sitt/sine」で受けられるということらしいです。



先日の例文を例に挙げます

「Han elsker moren sin.」ですね。

この場合、母親は、誰の母親なのか? というと、主語の「彼」の母親です。ですので、「彼の」を表すのに「sin」を使います。


また、この例文の主語を変えて、「Hun elsker moren sin.」とした場合。この「sin」は、主語の「彼女」のことを表すことになります。日本語に訳すと、「彼女は、彼女の母親が好きだ。」です。あくまでも、「sin」は主語を受けるのです。


わかって来ました?


じゃあ、「彼は、彼女の母親が好きだ。」を、ノルウェー語で書きたい場合は、どうなるでしょうか?


わかりますよね? 所有格になる人物の情報がないので、「sin」は使えません。

ですので、「Han elsker moren hennes.」となります。


押さえておきたいのは、『主語にその人の情報がある』時と、3人称の時です。

私、あなた、私たち、の時には、使えませんので、ね。



さて、例文でも使ってみましょうか。


「Jenta viser oss jordbæret sitt.」 「やんた ゔぃーせる おす ゆーるばれっ しっつ」 「その少女は、私たちに彼女のイチゴを見せる。」 「The girl shows us her strawberry.」


「ねぇ〜、私のイチゴだよっ! 赤くておいしそうなイチゴでしょっ?」ってな感じです。


最近、お(こめ)ばかり使っていましたので、イチゴです。

その少女のイチゴですので、「sitt」が使えます。「jordbær」は中性名詞ですので、特定されて、「jordbæret」「ゆーるばれっ」になっています。中性名詞のペアですので、「sitt」です。



この文で、「sitt」の代わりに「hennes」を使うと、少女が他人様のイチゴを見せびらかしているような意味になると思います。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i488219
秋の桜子さまよりいただきました。
好評連載中です! 勉強に疲れた頭に笑いを!
i471546
こちらもどうぞ! 安心の完結済みです!
― 新着の感想 ―
[一言] 中学生に上がった感があります! はぁーーー いちごぉぉぉぉ……
[一言] 間咲正樹:「やんた ゔぃーせる おす ゆーるばれっ しっつ」
[一言] >The girl shows us her strawberry. い……いやん (/ω\※)♡
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ