5月19日 「warm,hot」は「varm」です。「cold」は「kald」です。
日本語で「暖かい」、英語では「warm,hot」で。ノルウェー語では「varm」です。
日本語で「寒い」、英語では「cold」で。ノルウェー語では「kald」です。
発音は「ゔぁるむ」と「かぁる」です。
昨日に続いて形容詞です。
今回は、「暖かい」と「寒い」ですね。日本語の「熱い」と「冷たい」も、この単語で表せるはずです。要するに、温度が高ければ、「hot」で、低ければ「cold」です。ノルウェー語の「varm」を英語では、「warm」と「hot」で訳しています。綴りを比較すると、「warm」と「varm」が似ていますね。でも、「varm」は、英語の「hot」の意味も含むようです。
「varm」は、「v」と「w」が異なるだけですので、簡単ですね。発音も、まぁ、そのまま読めば「ゔぁるむ」ですね。「r」をちゃんと発音しますのでね。で、「kald」の方も、「k」と「c」が異なるだけ……じゃないですね、「a」と「o」も異なりますね。気をつけないといけませんね。これらの違いも、よく見かけるやつですね。発音は、最後の「d」の発音が無いようですので、「かぁる」です。
さて、例文の前に、中性名詞を使ってルールをおさらいしておきましょうか。
残念ながら、「melk」は男性ですので、中性名詞の「et vann」に登場してもらいましょう。
特定されていない「暖かい水」です。男性名詞の時には何もつきませんでしたが、特定されていない単数の場合でも、中性名詞の場合は、「t」がつきます。ですので、「暖かい水」は、「varmt vann」「ゔぁるむっ ゔぁん」です。
これが特定されると、冠詞の「det」が頭について、形容詞には「e」がつきます。「vann」には、「et」がつきます。ですので、「det varme vannet」「でっ ゔぁるめ ゔぁんな」です。「varme」の発音が、「ゔぁるむ」のままのようにも聞こえますが……。ちょっと違いがあるようにも聞こえます。「vannet」の語尾の「et」は、「ぁ」という感じの発音ですね。
で、複数形になると、性別は関係なくなりますね。昨日と同じですので、軽く説明します。特定されていない複数形は……、って……。あっ! 水は複数形が取れませんね。暖かくて、かつ、複数形を取れる中性名詞……。う〜ん。思い浮かびませんね。またの機会にしましょう。
さて、ということで、例文です。やっと温かい飲み物が飲めますね〜。
「Hun drikker varm melk.」 「ふん どりっける ゔぁるむ めるく」 「彼女は温かいミルクを飲む。」 「She drinks hot milk.」
「あっ……、あふいよぉ……。」
熱々のミルクを口に含んだ彼女は、その熱さに少し口を開き、鼻で息を整える。そのミルクは、少女の口の中に白くゆったりと留まりながらも、その見た目の無害さと反するかのように、その自身の熱さで、少女の口の中を痛めつけていた。少女が息を吐くと、口からは真っ白な湯気。それもまた、ミルクの熱さを物語っている。
「こっ……。こほんっ……。」
その湯気に噎せた彼女は、わずかに咳きこみ、ミルクを少し口から吐き出す。唇の横をツゥーと一本の白い線を描き垂れてゆくミルク。そのミルクは、顎を伝い、床にポトリポトリと落ちた。ポツポツと点状に描かれた数個の白い斑点は、彼女の足元で、静かに存在を主張していた。
はい。
それにしても、「ゔぁるむ めるく」ってどことなく強そうな感じがするんですよね。まぁ、気のせいですけど。
一応、文法的な説明を加えておきますと。「melk」は男性名詞ですので、「varm」は、「varm」のままですね。
さぁ、2つ目の例文です。
「Han drikker kald øl.」 「ふん どりっける かぁる おる」 「彼は冷たいビールを飲む。」 「He drinks cold beer.」
冷たいものといえば、なんでしょうかね〜?
思い浮かびませんでしたので、ビールで。
キンッキンッに、冷えてやがる……。
ありが……たいですよね。はい。
「øl」も男性名詞でしたね。ですので、この時も、形容詞は変化しません




