4月22日 「wear」は「har på」です。「his/her/them」は「seg」です。
日本語で「着る」、英語では「wear」で。ノルウェー語では「har på」です。
日本語で「彼に/彼女に」、英語では「his/her/them」で。ノルウェー語では「seg」です。
発音は「はる ぽー」と「さい」です。
「har på」ですね。「har」も「på」もすでに習っています。これをつなぎ合わせただけですね。「着る」というか、「着せる」に近い表現かもしれません。使い方は、「har på」の後ろに、主語と同一人物の目的格をとって、そして、着るものです。つまり、「Jeg har på meg det」の形です。これで、「私は、それ(det)を私に(meg)、着せる」=「私は、それを着る」です。今回は「det」「それ」を使いましたが、この部分に衣類がきます。目的格は、今回は主語が「jeg」でしたので、「meg」です。主語が「du」の場合は、「deg」です。でも、主語が、「han」や「hun」の場合は、次の「seg」の説明をご覧ください。
4月2日に習った「sin/si/sitt/sine」は覚えていらっしゃいますかね。同じ人物が2回目に出てきた時に、彼、彼女のものを表す所有格の「his/her/their」の代わりに、「sin/si/sitt/sine」が使えました。それと同じような感じで、目的格には「seg」が使えるようです。主語と同じ人物に対して、つまり自分自身に対して何かをするときに、「his/her/them」の代わりに「seg」です。
つまり、
私が〜を着ると、「Jeg har på meg〜」
あなたが〜を着ると、「Du har på deg〜」
彼が〜を着ると、「Han har på seg〜」
彼女が〜を着ると、「Hun har på seg〜」
ですね。
さて、例文です。
まだ着る物をあまり習っていませんので、着るのは、「それ」とか「何か」になっちゃいますけど。
「Jeg har på meg noe.」 「やえ はる ぽー まい ぬぅあ」 「私は、何かを着ている。」 「I wear something.」
まぁ、普通は、何かを着ていますよね。普通は。
「Jenta har ikke på seg noe.」 「やんた はる いっけ ぽー さい ぬぅあ」 「その少女は何も着ていない。」 「The girl is not wearing anything.」
否定の意味にする場合には、「har på」の間に「ikke」を入れて、「har ikke på」にします。「ikke」の位置に注意が必要ですね。
はい。否定形を勉強するために、仕方なく少女には裸になってもらいました。皆様が勉強するために、仕方なくです。いやぁ、仕方ない。仕方ない。これは誰も悪くない。
まぁ、私の小説では、この否定形の方がよく目にしますけどね……。おかしいですね。せっかくですので、皆様も、否定形を含めて覚えてくださいませ。
さて、しばらくは、着物で遊びましょうか〜。




